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編集後記………2月27日(月)

2012/02/271 コメント

●大学生の24%が「平均」の意味を正しく理解していない、という不都合な真実が「大学生数学基本調査」で判明したという読売の記事。調査は国公立、私立の48大学で実施、主に入学直後の学生5934人が協力。5問全問正解した学生はわずか1.2%だったという。「偶数と奇数を足すとなぜ奇数になるのか」を論理的に説明させる中3レベルの問題の正答率は19%で、小6で学ぶ「平均」についても誤答が目立ち、中堅私大では半数が×だった。


新聞には問題例が3題しかなかったので、日本数学会のサイトで全5題をやってみた。2次関数の特徴を解説する問題(高1)と、偶数と奇数を足すと必ず奇数になる理由(中2)を説明できなかった。相似を利用した作図(中3)は、デザインの基礎でいつも使っていたから楽勝(定規で測る実測派は誤答:妻がそうだった)。と思っていたら、コンパスと定規を用いる問題だから、わたしの三角定規を使う方法はダメみたい。しかし、模範解答では詳しい作図方法を省略しているのはなぜだ。他は日本語がわかれば解けるが、注意力が必要だ。


日本数学会は、「論理的文章を理解する力、論理を組み立て表現する力が学生から失われつつある」とし、「大学に対して:数学の入試問題はできるかぎり記述式にする。1年次2年次の数学教育において、思考整理と論理的記述を学生に体得させる」という提言をしている。わたしは提言する。「4月に入学、全学生に基礎的なよみかきそろばん&日本史の勉強をさせ、9月から大学の勉強に入る」どうだ?(柴田)
http://mathsoc.jp/comm/kyoiku/chousa2011/
日本数学会「大学生数学基本調査」に基づく数学教育への提言
問題は、添付文書の5.調査表(問題を含む)を参照。4.の正答例を先に見てはいけません。


●まとめサイトで見つけた「Webシステム開発の値段」。元増田(最初に発言した人。匿名なのでそう呼ばれる)は若いというだけでIT担当にさせられた人。システムを作ることになり、見積をとったら各社ばらばらで、25万〜400万という開きが出た。見積項目の意味はわからず、何より同じシステムなのに、この開きは何だろうという疑問を投げかけた。これに対してのレスがとても参考になる。作り手にも要件定義の責任はあり、詳しくないでは済まされない。担当者が詳しくないということは、後から追加修正が発生するだろう。「〜するだけのシステム」なんてあり得ない。そのシステムを実現するためには、他の要素も考えうる。発注内容が曖昧なので見積に開きが出ている。などの意見とともに、どういう流れで発注すれば良いのか、予算はどうとるべきか、などの話まで書かれてあった。この増田さんたち(レスをつけた人たち)に直に話を聞いてみたいよ。


コメント欄「物凄くトラブル多そうな曖昧な案件だと、保険のために高めに見積もりだすことがあるが、大体予想通りのトラブルが全部起きて、帳尻が合うか酷い時は赤字になる。」……そうなのよね。(hammer.mule)
http://masuda.livedoor.biz/archives/51791103.html
Webシステム開発の値段

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  1. 編集後記………2月27日(月) http://t.co/VWQN2evX

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