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写真を楽しむ生活

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●政府と東京電力は5月26日、福島第一原発4号機原子炉建屋の内部を報道陣に初めて公開した。4号機については国内外から、使用済み核燃料プールの重大な危険性が指摘されている。今回の公開は補強工事により耐震強度を2割程度向上させたという現状を見せて、危険性指摘を緩和しようという狙いもあるのだろう。新聞で見る4号機は予想以上の惨状だった。いま白いシートに覆われたプールには1295本の使用済み核燃料と未使用核燃料240本が収容されているのだが、透明度が低く水面下7メートルにあるはずのそれは見えない。最上階のがれきを撤去、建屋カバーを設置し、来年12月から核燃料を取り出す予定だという。


むしろ現状を知らなかったときより不安が増す。もし再び大地震が来て、プールの底が抜けたり、原子炉建屋そのものが倒壊したら、冷却水はすべて流失し露出した核燃料は発火、膨大な量の放射性物質が大気中に拡散する。それを制御するすべがない。現場復旧チームは冷却中の1〜3号機も放置して撤退。第一原発全体が人類の手出しができない魔境に変わり、日本は終わる。そんな恐ろしいシミュレーションを「SAPIO」で小林よしのりが発表している。漫画で描かれているといって舐めてはいけない。これは絵空事ではない。綿密な取材をしたものであろう強い説得力がある。


昨年末に野田政権は「発電所の事故そのものは収束に至ったと判断される」と宣言したが、そんな政治的思惑から外れて、日本は今もなお危機的状況に直面し続けているのだ。今日の新聞では、7月に使用済み核燃料よりも取り扱いやすい未使用核燃料を数本、プールから取り出して状態を確認するという。とにかく一刻も早く、階上のプールから地上のプールに全燃料を移動させなければならない。非常に困難な作業だが、来年12月からといわず、もっともっと前倒しせよ。地震を感じるたびに、福島県浜通りではありませんようにと祈りながらテレビをつける日々……。(柴田)


●子供のいない叔母と東京見物。叔母は若い頃にはシベリア鉄道に一人で乗るようなアクティブな人で、芸術や海外旅行、新しいもの好きで着道楽・食道楽。サバサバした性格。生まれるのが早すぎた人だと姪から見て思う。メニエール病になり、祖母やお友達が亡くなっていき、ふさぎ込むことも増えたが基本パワフル。毎年のように行っていたパリへは病気のせいで行けなくなったが、いまは東京に遊びに行くのが楽しみのようだ。


メニエール病は三半規管にリンパが溜まりすぎて、ゴーゴー雑音が聞こえる病気なのだそうだ。耳元でずっと雑音が聞こえる。脳に近いため、吐き気を催したり、気分が悪くなったりもする。大学病院で診てもらっているが、治療方法がなく、人によっては雑音を消すために神経を切ってもらうそうだ。両耳が聞こえない時もあって、今回も東京行きの直前まで両耳の調子が悪かったらしい。東京に遊びに行くというのを励みに身体に良いことをあれこれ試していたら、かろうじて片耳が聞こえるようになったそうだ。


聞きたくないことを聞かなくて済むからいいかもよ〜、夜中にホテルの廊下で外国人らが大声で話していたの知らないでしょと言ったら、そんなのあったの? と笑っていた。滞在中に、これが最後の東京旅行かもしれないとちょくちょく言う。足腰は強いし、よくしゃべるし、歯は揃っているし、アレコレソレをあまり言わないし、気持ちさえしゃんとしていたら、また行けるんじゃないかなぁとは思っている。(hammer.mule)
http://www.nanbyou.or.jp/entry/195  メニエール病
http://marigold.sakura.ne.jp/misc/meniere/meniere.html
こっちがわかりやすい

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  1. 編集後記………5月28日(月) http://t.co/8crA7ViM

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