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写真を楽しむ生活

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●百田尚樹「モンスター」を読む(幻冬舎文庫、2012)。この人の「ボックス!」というボクシングテーマの青春小説は最高に面白かったが、今回のテーマはなんと美容整形である。畸形的にまで醜く周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々を送り、好きな男子に仕掛けた事件でモンスターと呼ばれ……、町を追われた主人公が美容整形で絶世の美女に変身し、別人となって町に戻って来る。復讐か、それとも……。


町一番の美女として崇拝される現在進行に並行して、優に1000万円をこえる金額をつぎこんで美しさを手に入れるプロセスが、ポジティブに実践的に語られる。その説得力はすさまじく面白く、500ページ近い文庫本の一気読みを要求される。


ヒロインは最初に二重瞼の整形をし、そこから時間をかけて次第に大規模な手術に移って行くのだが、じつにリアルな描写だ。どうしてリアルだといえるのかというと、解説で美容整形のプロ(!?)である中村うさぎが「著者の知識と理解の深さに感銘を受けた。生半可な知識で書くと、美容整形ネタは荒唐無稽で非現実的になってしまう」と太鼓判を押しているからだ。目も鼻も何度も手術した。最後は顎のえらを削り取る大手術だ。


さらには、わずかなずれがあるほうが美しいという「ゆらぎ」効果を得るために、完璧な均衡を崩す手術まで。加えて、エステやメイク講座、話し方教室などにも通い、女を磨きに磨く。生まれつき肌が白く長身でスタイルはよかった、という設定は都合よすぎるが、これらは美容整形では得られないものだから仕方がない。


やはり女性の若さと美貌は最強の武器だ。富も知性も経験も若さと美貌の前にひれ伏す。次の人生があるのなら、やっぱり男がいいと思っていたが変更する。美女こそ天下無敵、望むものをなんでも手に入れられる。美しい女に生まれたい! 美しくなかったら、金で美貌を買ってやる! とまで思わせてくれたすごい小説だが、残念なことに結末は説得力なしで台なし。やっぱり男はバカという説得力あり。容貌に悩む女性がいたら、この本読んでみたらと遠慮がちに推薦できます。(柴田)


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344418506/dgcrcom-22/
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●ノーベル賞受賞! 18時半直前に公式サイトに行き、中継ムービーをバックグラウンドにした。ヤマナカと聞こえ、もしやとフォアに。リロードしたか、そのままだったか忘れたけれど、大きな画像が山中氏とになっていて、本当に受賞されたんだなぁと。iPS細胞のニュースを読む程度で面識はまったくないんだけど、とても嬉しい。


国際特許を取得されており、研究に関しては無償で利用できるため、世界中でiPS細胞の研究が進められるとのこと。一民間企業で独占せず、利用料も安いそう。研究はもちろん、その後のことも考えていらっしゃるのだなぁと。民間企業に独占させないために、とても苦労されたようだ。


特許関係に従事されているのが高須直子氏で、いつ書かれた文章かはわからないけれど、「海外のベンチャー企業などに大事な特許を取られると、特許の使用料が高くなったり、使わせてもらえなかったりと支障が生じる可能性があります」とのこと。そして「先生からはiPS細胞の夢物語を聞いていたものの、一つ間違えば夢想家学者(ごめんなさい!)の研究だなあと思っていました」と書かれてあったよ。  (hammer.mule)


http://www.nobelprize.org/  ノーベル賞公式
http://www.pharm.or.jp/yakugaku/no11.shtml
京都大学iPS細胞研究所 知財契約管理室長 高須直子氏
「夢中になれる仕事に就けることの幸」iPS関連特許で世界と戦う
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO44811250Q2A810C1TY1P01/?df=2
その当時人気だったiPodを真似て最初のiを小文字にしたのよ

“編集後記………10月9日(火)”には1レスポンス

  1. 編集後記………10月9日(火) http://t.co/meNWNoo4

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