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写真を楽しむ生活

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●川口市立アートギャラリー・アトリアで今月15日まで開催中の「川口の匠vol.2 美しきフォルム」を見に行く。ものづくりの街・川口で制作・活動している匠たちを紹介する企画で、今回は美しいフォルムをつくりだす匠として、盆栽師の飯村靖史、グラフィックデザイナーの立野竜一、自転車制作・東叡社の山田博という、まったく分野が異なる三人。


なかでも、一番関心があったのはオーダーメイド自転車をてがけるTOEIである。大学のサイクリング部にいた頃から知っているが、いま川口市に会社があるとは驚き(その前は浦和、全然知らなかった)。


展示されていたのは、完成車が6台(ランドナー、ピスト、タンデム、デモンターブルと、グランツーリズムが2台)、オーダーシート、製作過程のフレームを含むパーツの実物一覧、フレームビルダー・山田のインタビューと工場内の作業の流れを見せるビデオ映像だった。


完成車は2000年から2009年にかけて作られたもので、それぞれのオーナーから借りたものと思われる。それらは手入れが行き届き、新品の光沢は見られないものの、小さな部品に至るまでじつに美しかった。クラシックで気品あふれた、世界に一台しかないフルオーダーメイド自転車である。


TOEIがとくに得意なのはランドナーやツーリズムなど、旅を楽しむためのツーリング自転車である。TOEIのシンプルで美しい鉄製フレームに、ほとんどがイタリアとフランスのクラシックパーツをセットしている。前後に荷台、泥よけ、そして小さなダイナモとランプも装備されていて、その工作やワイヤの処理などは絶品。


6台の芸術品を嘗めるように鑑賞した。日曜日の午前中というのに、お客は3人しかいなくて、会場に長時間いたのはわたしだけだった。ため息が出るほど美しい自転車の佇まい。一台盗んで床の間(ないけど)に飾りたいと思った。オールメッキのグランツーリズムがいいな。(柴田)


http://www.atlia.jp/exhibition/exhibition.php
川口市立アートギャラリー・アトリア


●宅急便屋さんが来た。何だろ? 細長いきれいな箱だった。しばらく連絡をとっていなかったOさんから、プリザーブドフラワーが届いた。なんて素敵なことをしてくださるんだろう。ありがとうございます! Oさんのパソコンには、息子さんがインストールされたDropboxが入っていて、お孫さんの写真が同期されて届くのだそうだ。


仕事の合間にダッシュで、近所の百貨店へお歳暮の手続きに行った。いつも先行コーナーができてすぐに行く。混むと待ち時間が苦になるが、先行コーナーだと待つことはほとんどない。この夏は行く機会がとれず、シーズンラストに行った。遅すぎたのか、これまた混んではいなかったが、たぶんいつもは一番乗りするはずのお中元が届かず、もう届けるのをやめたのね、という微妙な空気があって、違う、違うのーと言ってはみたものの、誤解されてもしょうがないなと。


仕事の締め切りリストを見て、夏の二の舞になると予測できた。今のうちに行かねばと、仕事の手を止めて、雨の中出かけた。手続き中に「カン、カン、カン、カン」という機械の音が聞こえてくる。隣では北海道大物産展をやっていて、その中のブースにある機械からだった。続く。(hammer.mule)

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  1. 編集後記………11月12日(月) http://t.co/aDsJkvSc

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