●岡嶋和幸「デジタル一眼レフすぐに上達するテクニック100」を読んでいる(玄光社、新刊)。「これがデジタル時代の新常識!」と銘打ち、100のテクニックを1ページ1項目づつ、作例をうまく使ってきれいに構成しており、適量の文章も読みやすい。テクニックというより心得みたいなのもあるが。筆者の主張は、写真上達のためにはカメラの使いなしが不可欠であるという常識とは正反対である。デジタルカメラの使い方をいくら覚えても、写真はうまくならない。多機能なデジタルカメラを使いこなそうとする努力は、むしろ写真上達の妨げになる。カメラ操作よりも大切なことは、構図、ライティング、レンズの焦点距離、撮影ポジション、カメラアングル、被写界深度など撮影時のさまざまな「判
断」である。その判断をズバッと明解に定義しているのが本書。一般的な写真撮影の解説書とは逆なことも書かれているが、すべて筆者が作品つくりで実践していることだという。「写真が上達して、気がつけばカメラも使いこなせるようになっている。そのような内容を目指して本書をまとめた」とあとがきにある。示されるテクニックは、わかりやすく覚えやすい。カメラの取り扱い説明書や、写真出版各社で出している機種別の解説本は適当に斜め読みして、この本をじっくり読んだほうが写真は上達するに違いない。1ページ単位だから、気になるテクニックから読んで、真似してみよう、意識してみようと思う。逆転の発想のようなスッキリ感を覚える本だ。とても写真の本と思えない表紙も逆転の発想?(柴田)
http://www.genkosha.com/sp/2009/08/100.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4768302874/dgcrcom-22/
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●次のDTP Boosterは9月15日、Photoshop特集。/昨日書いたIさんとは10年以上のおつきあい。人のつきあいに、甘え上下というのがあるなら、確実に私が甘える方。お泊まり時には、いろんな話を聞いてもらった。とりとめないコトを話していて、ロルフィングという単語が出た。初耳なので説明を求める。最近浸透してきたマッサージというか整体みたいなもので、彼女は数年前に受けたらしい。筋膜をゆるめて、身体のゆがみを治すとのこと。痛くはなく、受けた後は身体が楽になるとか。身体のゆがみを治すには、筋肉じゃないの? コアの部分を鍛えないと猫背になったり……と質問をしたら、彼女は、私も詳しくはないのだけれどと前置きの後、たとえば怪我をしたことがあると、それをかばうような動きをしてしまい、筋肉のつきかた自体に偏りが出てしまう。整体に行っても癖は直らない。ロルフィングはバランスを戻そうとするもの、とのこと。詳しくはリンク先を見て。(hammer.mule)
http://www.dtp-booster.com/vol06/ DTP Booster
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=27399821
Wikipediaで
http://rolfing.or.jp/ ロルフィング
http://www.oct.zaq.ne.jp/afcrj800/rolfing.html
なんとなくわかったような、わからないような