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カテゴリ ‘おかだの光画部トーク/おかだよういち’ のアーカイブ

■おかだの光画部トーク[136]


写真クラウドサービスの決定版になるか?「Google Photos」


岡田陽一


3.11後のデジクリ(日刊デジタルクリエイターズ)の連載で、「写真はクラウドに保存しましょう」と何度も書いた。フィルムで写真を撮っていた頃と違って、デジカメ、スマホで写真を撮ることが当たり前の今は、データをしっかりバックアップ取っておかないと、何かあったら写真が残らないからだ。


どうでもいいような写真も増えてはいるが、何年、何十年後に見るとそんな写真も想い出になるかもしれないし、子供や家族の写真などは、時が経つほど大切なものになるはずなので「消えちゃった……」では済まされない。


地震や津波などの大災害だけでなく、スマホがゲリラ豪雨で水没したり、不注意で落として壊れることもあるだろう。スマホや、デジカメで撮った写真が常にクラウドにバックアップがある状態だと、家が火事になったとしても、写真はインターネット上のどこかにあるので安全だ。


そんなバックアップ先として、先週、Googleが出したサービスが「Google Photos」だ。


以前からGoogleは、Picasa ウェブアルバムや、Google+のフォトアルバムというサービスが写真の保存や共有であったが、


・おかだの光画部トーク[61]おすすめ Google+ Picasa ウェブアルバム
(2011年9月6日)
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110906140100.html >


今回、新たなサービスがリリースされた(※過去のサービスがアップデートされたのかと思ったが、まだPicasaはそのまま残ってるようだ)。


こちらが紹介動画
< https://youtu.be/ydBjsZnHrwM >


Android、iOS、Webブラウザから使える。元の写真からは圧縮がかかってしまうが、1,600万画素までの画像を無料で容量無制限で保存できる。


仕事の写真なら、元画像をそのまま圧縮をかけずにバックアップする必要があるが、普段の写真で、想い出としていつか見るという用途であれば、圧縮がかかったとしても、無料で容量無制限というのは、生活の一部としてスマホを使っている以上、とてもありがたい。


圧縮をかけずに元画像を保存することもできる。この場合、Googleアカウントについてくる15GBが消費され、必要であれば追加で購入する。普通の使い方であれば、無料で無制限の方が気兼ねなく使えていいと思う。


PCのブラウザで
< https://photos.google.com/ >
にアクセスするか、スマホからはアプリをインストールして自分のGoogleアカウントのIDとパスワードを入れると使うことができる。
< https://flic.kr/p/tFiR3f >


< https://flic.kr/p/tXTxGe >
まずは、高品質(無料、容量無制限)を選んでおく。


Google Photosのことはあまり意識する必要はなく、普段通り、iPhoneで写真を撮るだけでよさそうだ。しばらくMacとiPhoneで使ってみて、詳しい使い勝手を次回以降レポートしたいと思う。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > < Twitter:http://twitter.com/okada41 >

■おかだの光画部トーク
花火の撮影は難しい! 


岡田陽一


毎年5月の終わりのこの時期に、自宅のある兵庫県相生市では恒例の「ペーロン祭」が開催され、前夜祭として港で「海上花火大会」が盛大に行われます。
http://www.city.aioi.lg.jp/site/pe-ron/


毎年、仕事や何かのイベントとかぶるので、なかなかじっくり観に行けないのですが、今年は時間があったので、打上げ一時間程前に会場に行ってみました。


大きな花火大会としては、早い時期に開催される相生市の会場花火大会。観客エリアと、打上げる場所が比較的近いので、打上げる音と開く音が腹に響き、すぐ頭上で視界一面に大きく閃光が弾けるのが大迫力!


しかし、写真やビデオにおさめようとすると、近すぎて逆に難しい。広角レンズを付けていてもなかなか画角に入りきらない感じでした。


打上げ花火というと、夏! という感じで、これからの数か月間、あちこちで開催されると思います。この夏、花火を撮ってみようという方に、今回は打上げ花火の撮り方について解説してみます。


まず、難しいことを考えず無難に撮るなら、花火モードが付いているコンデジを選ぶのがよいと考えます。例えばキヤノンのPowerShotの機能で「シーンモード」の中に「打上げ花火」というのがあります。
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/sx600hs/feature-mode.html


このモードにするだけで、適切な設定になるのでお手軽でしょう。


花火モードがあるコンデジで撮らない場合は、基本的には、絞り・シャッタースピード、フォーカス共にマニュアルに設定できるカメラが必要なので、一眼レフか、ミラーレス一眼がよいでしょう。


よくオリンピックや球場などの、メモリアルなシーンをテレビで見ていると、観客席でピカピカとフラッシュが焚かれています。見ている分にはキラキラしていてきれいなのですが、こういう場所でフラッシュを焚いてもまず意味がありません。被写体が遠すぎて、小さなカメラのフラッシュは、光が届かないからです。


花火の会場でも、同じくフラッシュをONにしている人がたまにいますが、きっと設定がオートになっていて、暗いところで勝手にフラッシュが光っているのでしょう。


花火はそれ自体明るいので、フラッシュを使う必要はないですから、設定でオフにしておきましょう。


最近の花火は、単発で打上げず、スターマイン(速射連発花火)というド迫力のものが多く、明るすぎて露出がオーバーになってしまいます。


https://flic.kr/p/nsK7SA
(明るすぎた失敗例)


絞りを絞って(Fの数字を大きく)設定します。シャッタースピードはできればバルブ(開けっ放し)で、レリーズを使って撮影するのがいいでしょう。バルブにできない機種やレリーズがない場合は、4秒〜15秒くらいのスローシャッターで、タイミングを見ながらということになります。


ピントも、オートフォーカスにしていると、せっかくのシャッターチャンスでフォーカスが迷ってピントが合わないことがあるので、マニュアルフォーカスに設定して、あらかじめ遠くにピントが合うようにしておきましょう。


https://flic.kr/p/nKcxsA
(ピントが外れてしまった失敗例)


数秒以上シャッターを開けるので、三脚は必須です。ブレないようにしっかりとした三脚を使いましょう。ただし、会場は多くの人で混雑しますので、周囲の人の迷惑にならないように。


タイトルに「花火の撮影は難しい!」と書きましたが、それはカメラの設定以外の要因が大きなウエイトを占めるからなのです。一朝一夕ではなかなかうまくいきません。


ちゃんと思い通りに撮ろうと思ったら、入念な下調べと準備が必要です。それは各地で開催される花火大会によっても、それぞれ違ってくるでしょうから、何年も同じ花火大会に通ってチャレンジして、自分なりのノウハウを積み重ねることになります。


会場のどの位置がいいアングルで撮れるのかは、実際に何度か経験してみないとわからないかもしれません。打上場所が会場からすぐ近くだと、画角的に入りきらない場合もありますから、少し離れた小高い丘なども撮影スポットとして候補に入るかもしれません。


実際に事前にロケハンしたり、Googleマップなどで自分なりのポイントを探るのも楽しいでしょう。


そうしたとしても、最終的には当日の風向きや天候などに左右されるので、運と忍耐が必要ですし、1〜2時間の中でプログラムはどんどん進行されますから、ベストシーンを撮るチャンスはそう多くはありません。


無風に近いと、溜まった煙が白く光って、花火の邪魔をしてしまいます。


https://flic.kr/p/nK4731
(煙できれいに撮れない失敗例)


適度に煙が流れる風があるとベストですが、これは自分でどうにかなるものではないので運ですね。


何枚か良さそうなものをピックアップしてみました。


https://flic.kr/p/nsKAzP
https://flic.kr/p/nsKkN7
https://flic.kr/p/nJWJoR
https://flic.kr/p/nKeMEa


ということで、来年はもう少し準備を整えて臨みたいと思います。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


6月13日(金)にa-blog cms全国ツアー 2014 神戸編として「ゼロからはじめるa-blog cms」を開催します。


神戸周辺のWebディレクターさん、プランナーさん、企業のWeb担当者の方など、CMSを採用検討、提案する立場の方や、デザイナー、コーダーの制作側のみなさん、是非ご参加ください。こちらのFacebookイベントページで参加お願いいたします。
https://www.facebook.com/events/1387185051569551/

おかだの光画部トーク
Lightroom mobile を使ってみた


岡田陽一


先日リリースされたAdobeのLightroom mobileを早速ダウンロードして使ってみました。今回はそのインプレッションです。


Adobe Lightroom mobile(無料)
http://bit.ly/1r47Dlz


現在はiPad版のみですが、今後時期は未定ながらiPhoneやAndroid版もリリースされるそうです。


iPad版はAppストアから無料でダウンロードできますが、使用するには「Creative Cloud通常版」または「Creative Cloud – Photoshop写真家向け特別プラン」のサブスクリプションが必要です。


普段から制作のお仕事でAdobe製品を使っている方は、既にCreative Cloudの人も多いと思いますので、Lightroomをダウンロードすればすぐに使用できます。


まだ、Creative Cloudを使っていない写真をたくさん撮る人は、期間限定の「Photoshop 写真家向けプログラム」がいいかもしれません。PhotoshopとLightroomが月980円で使用できるプランです。
http://adobe.ly/1r4bjUu


Lightroom使ったことないけど、とりあえずお金をかけずに使ってみたい。という方は、30日間体験版をダウンロードして試してみるのがよいでしょう。
http://adobe.ly/1r48Idg


Lightroom mobileの説明の前に、まずLightroomとはどんなソフトなのかを知っておく必要があります。


Lightroomは、おそらくプロで写真を撮ってる人にはなくてはならないソフトじゃないかと思います。プロだけでなく、普段から写真をたくさん撮る人、いろんな種類のカメラ(一眼レフやミラーレス、コンデジやiPhoneなど)複数のカメラを使って撮った写真がハードディスクの中にいっぱいたまっている人にとっても、とても重宝するはずです。


RAWで撮った写真を現像するソフトだと思っている人が多いと思いますが、それだけの用途ではありません。RAWだけでなく、JPEG画像も柔軟に調整できますし、現像・画像調整に使用するだけでなく、むしろ、デジカメで膨大に撮りためる写真や動画データの管理に使えば使うほど、威力を発揮するソフトです。


写真データの管理の仕方は、ひとそれぞれのワークフローがあると思いますので、今回は触れませんが、またの機会に解説しようと思います。


それでは、iPadのLightroom mobileについて……。


iPadのAppストアからダウンロードしてインストールします。
https://flic.kr/p/nfMian


最新版にアップデートしたデスクトップ版のLightroomを起動すると、左上に「Lightroom mobileをはじめる前に」と表示されています。
https://flic.kr/p/nfMGH4


環境設定の「Lightroom mobile」のタブでAdobe IDを入力しサインインします。
https://flic.kr/p/nfPJAQ


iPadで使いたい写真を入れる「コレクション」を作成。その時にLightroom mobileと同期にチェックを入れておきます。
https://flic.kr/p/ndJUzr


iPadで使いたい写真を、先ほど作ったコレクションに入れるとCloudにデータがアップロードされます。
https://flic.kr/p/nfPJx3


この時アップロードされるデータは、元のRAW画像ではなく、長辺2048pixelに縮小されたJPEGプレビューデータのようです。


Lightroomは、トリミングや色調補正、レタッチなどいかなる処理も、オリジナルの画像データを変更するのではなく「何を変更したか」というパラメータだけが記録されます。そして、元の画像データにその処理を加えたものを書き出して新たな画像を生成するので、撮影した元データはずっと元の状態です。


Web制作者が、PhotoshopデータからWeb用の画像をPNGやJPEGやGIFなどでWeb用に書き出すのと似ています。


iPadのLightroom mobileを起動して、Adobe IDを入力しサインインすると、先ほどLightroom側で選択した画像が同期されiPadで表示されます。
https://flic.kr/p/ndJFnz
https://flic.kr/p/ndJLT5
https://flic.kr/p/ndLpyh


逆にiPadのカメラロールにある写真を同期することもできます。iPad側で新規コレクションを作り、写真を選択すると同期が始まります。
https://flic.kr/p/ndLt1b
https://flic.kr/p/ndLwTG
https://flic.kr/p/ndLudX


では、Macから同期したRAW画像をiPadで色調整してみましょう。そのままだと少しくすんだ感じの写真を、夏っぽくコントラストを高くして、色を鮮やかにしました。
https://flic.kr/p/ndLJ6b
https://flic.kr/p/ndLG2B


もう1パターン。今度はiPad側にあったカレーのJPEG画像を調整してみます。
https://flic.kr/p/ndLVrx


撮ったままの写真は、ごはんの部分が白く飛んでしまっているので、この部分のディテールがでるように、ハイライト部分を調整します。ごはん粒の陰影が確認できるようになりました。
https://flic.kr/p/nfPJCc


iPadでの調整が終わると、同期されてMac側にも同じものが表示されます。
https://flic.kr/p/nfQemg


iPadでRAWやJPEGが簡易的ではありますがLightroomの画像調整ができるのは素敵なことなのですが、まだまだ調整項目がMac側のものよりも少ないですし、そもそもiPadは個体によってかなり画面の色が違いますから、現状では、それを元にどこまで調整可能なのかということもありますが、あくまでざっくりとシミュレーションするくらいは使えそうです。


出たばかりのiPad版Lightroom mobile、今後どんどん進化していくと、撮影後のワークフローが大きく変わるかもしれない可能性を秘めたアプリです。今後も注目して折にふれてご紹介していきます。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


今週は水曜日から土曜日まで久しぶりに東京出張の予定ですが、昼間と朝晩の気温の差が大きいので着ていくものに悩みます。ちょうどオバマ大統領訪日と重なるようなので、あちこち不便な気がします。

■おかだの光画部トーク
キヤノンのスマホアプリ


岡田陽一


写真の仕事をするようになってから、フィルムの頃もデジカメになってからも、一眼レフカメラはずっとニコンを使ってきたし、なんだかんだで人にもニコンをオススメしてきました。


そんなわたしが、今、気になってるカメラがキヤノンEOS70D。昨年夏頃に発売した機種のキヤノンでは中堅の機種です。
http://cweb.canon.jp/eos/special/70d/index.html


実は、小学4年生の頃にお年玉などでたくわえた貯金をはたいて買った、初めてカメラがキヤノンA1だったので、http://flic.kr/p/kTD5Ee別にキヤノンを毛嫌いしていたわけではなく、1995年頃仕事で使うカメラとして、Nikon F4sを買ったので、それ以来あれこれと増えたレンズの資産を活用できるニコンを、デジカメになってもずっと使っています。


そんなわたしが、何故キヤノンEOS70Dなの? という話ですが、それが「キヤノンのスマホアプリが他よりも断然良さそうだから」という理由。


スマホとWiFiで接続して、撮影した画像をスマホで加工したりネットにアップしたりと、最近多くのデジカメメーカーで流行りの無線LAN+アプリのスマホ連携機能ですが、スマホ連携はこれだけではありません。iPhoneやiPadをリモコン&遠隔ファインダーとして使えるところにかなり魅力を感じているのです。


ブツ撮り(商品撮影)する際に、何に時間がかかるかというと、商品の配置やライティングです。三脚にカメラを固定し、背景紙を設置した舞台に商品を配置して、ライティングやレフ板をあーでもないこーでもないと少しずつ位置を変えたり、商品の角度や並べ方を変化させたり、アクセントとなる小物などをあしらったり……。


何かの配置を変える度に、カメラのファインダーを覗いて確認、また少し調整、その繰り返しです。


配置さえ決まれば、撮るのは一瞬ですから、次のシーンのセッティングをまた時間をかけて行います。とにかく、ブツ撮りはセッティングが本当に時間がかかって大変です。


更にカメラが高い位置で、踏み台に乗ってファインダーを覗いたり、首が痛くなるような角度だったりすると、もういちいちファインダーを覗いて確認するのが嫌になってきます。


そのために、USBでMacに繋いでMacでコントロールしたりするのですが、これはこれでMacを置く台や、USBケーブルの取り回しが面倒だったりします。


そこで、カメラのWiFi機能+スマホアプリの連携で、タブレットやスマホを使ってリモコン撮影がとても快適だと思うわけです。


iPad Retina画面の高精細ライブビューで、ファインダーに映る画面をそのまま、カメラから離れた商品のところで確認しながら位置を微調整できるのです。そして、そのままiPad画面内の任意の場所をタップしてピント位置を決め、露出などもiPadで調整して、シャッターも切れる。


ブツ撮りが多いと、これで超はかどるのではないかと思います。


各社スマホ用のアプリを出していて、ニコンのものもあるのですが、どうもレビューなどを見ているとキヤノンのそれとは現時点では雲泥の差なようで、これだけのためにキヤノンを買いたくなっている今日このごろです。


ニコンのカメラもレンズも凄くいいし大好きなので、是非このスマホアプリ&WiFi周りの開発にも力を入れて欲しいと願っております。


各社のiOSアプリはこちら…。


・キヤノン EOS Remote
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/6d/wifi/eos-remote03.html
http://cweb.canon.jp/eos/software/app.html
http://bit.ly/1dHqyhc


・ニコン Wireless Mobile Utility
http://bit.ly/1dHqIFn


・SONY PlayMemories Mobile
http://bit.ly/1nzC8hA


・Panasonic Image App
http://bit.ly/1dHqRZl


それでは、最後にブツ撮りの様子の面白いムービーを見つけたのでご紹介。
・McDonaldのチーズバーガーの撮影風景
http://youtu.be/oSd0keSj2W8?t=1m4s
・雑誌表示用iPhoneの撮影風景
http://vimeo.com/5989754


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


3月に入ったというのに、まだ雪が舞う寒い日々。次回くらいには桜のニュースが聞こえてくればいいのですが……。今年はちゃんと桜の写真も撮りに行きたいと思います。

キヤノンとニコン


岡田陽一


オリンピックやワールドカップ、F1など世界的なスポーツ・イベントのカメラマン席で、各国の報道陣が使っているカメラはほとんどキヤノンかニコンだと思います。


そのほかにも、ペンタックスやオリンパスなど、日本には昔から良いカメラを作っているメーカーが数多くあります。こんな多くの有名メーカーが存在するのは世界的にも他になく、カメラ・写真ファンにとっては贅沢な国に暮らしていると思います。


わたしが小学5年生の頃に最初に買ったカメラはCanon A-1でした。1978年に発売された当時「カメラロボット」と言われたカメラ。


従来は、シャッター優先か絞り優先のどちらかだった機能が切替られる両優先AEに加え、プログラムモードまであるマルチモードAE機のさきがけのカメラでした。今では当たり前に、どのメーカーのカメラにも搭載されている機能ですが、当時は画期的でした。


なぜキヤノンを選んだかというと、カメラが趣味だった祖父がCanon F-1を使っていて、ボディーだけ購入すれば、レンズは色々借りられるという理由からでした。


最初に買ったニコンのカメラはそれから随分と後のことで、シアトルで学校に通っていた頃になります。写真の先生がかなりのニコンファンで、日々「ナイコン(Nikonのことを欧米人はこう発音する)」のレンズの素晴らしさを話していたのに影響を受け購入したのが、1988年発売のNikon F4でした。


このF4、使いやすさの話をすると、手の小さなわたしにとっては、本当にゴツくて使い難いカメラで、必要なボタンやスイッチに指が届かないくらいでした。それでも我慢できるくらいカッコいいカメラでした。特にシャッター音。キレが良くて、人に聞いてもらいたくなるくらい心が踊るシャッター音。


当時はフィルムの時代なので、各メーカーの特徴というのは機械的な部分とレンズでしたが、デジカメの時代になった今は、カメラ内で行われる絵作り、画像処理技術がカメラメーカー、機種の大きな特徴と変わってきています。


先頃、キヤノンとニコンの違いについて、こんなまとめ記事が話
題でした。
http://matome.naver.jp/odai/2137490225443752601


キヤノン派、ニコン派、とこれはもう好き嫌いを通り越し、双方の熱心なファンにとっては一種の宗教戦争のような論争になってしまう時もありますが、ここではどちらが良いと優劣をつけるわけでなく、双方のメーカーの絵作りに対する思想の違いについてピックアップされています。


わたしは、Nikon F4を買って以来、ニコンのレンズを揃えてきたので、今さらキヤノンに戻ることもできず、人のEOSを触らせてもらった経験しかないので、キヤノンのカメラをあれこれ語るほどの情報は持っていません。


一方、ニコンのカメラをフィルム時代からずっと何台も乗り継いできていますのでニコンについての良いところは語ることができますので、そのあたりを中心に…。


小学生の時に祖父に借りていたキヤノンのレンズ達は、今のEOSなどには使えません。1987年にキヤノンはFDマウントからEFマウントへと移行し、径も情報伝達機構も互換性がないものに一新されました。


一方、ニコンのFマウントは、ずっと変わらず同じ径なので、古いレンズを最新のカメラでも使うことができます(※AEや絞り制御などに関して一部制約はありますが)。ここに、根本的な思想の違いがあると思います。


まとめ記事に書かれていることを引用すると、“CANONは「見る側」の気持ちを考えて作っている、つまり写真の美しさを重視していて、NIKONは「撮る側」の気持ちを考えて作っている、つまり操作性を重視しているイメージ”


これは、機種によってボタンの位置や操作性が全然違うキヤノンと、フラッグシップ機からエントリー機まで、基本的には同じ操作のニコン、という大きな違いです。


仕事でキヤノンのカメラを使う場合は、サブ機として全く同じカメラを複数台用意しないと、操作にまごつくと聞きますが、ニコンを相棒に選んだ場合は、高いカメラをメインに、サブには普及機を用意しても操作は同じなので、そういうチョイスをしているプロも多くいます。


色に関しては、まとめ記事にある絵作り、カメラ内での画像処理に関しても、キヤノンは鮮やかでコントラストが強めのパキッとした画像なので、一見上手に見えます。


ニコンはその場の実際の色に忠実に再現するので、比べてみるとコントラストが低い、ネムくくすんだ感じがすると思います。女性や赤ちゃんの透明感のある肌色などは、きっとキヤノンで撮った写真の方が好まれるでしょう。


商品の写真などはどうでしょうか。実物よりも鮮やかに再現されてしまうと困る場合もあります。商品撮影の場合などは、ほとんどRAWで撮影して目的に合わせて現像するでしょうから、大きな問題ではないでしょうけど。


これがまとめ記事にある、Canonは「記憶色」、Nikonは「記録色」という部分です。


買ってきたままのデフォルトの設定では、ニコンの絵はどうしても鮮やかさが足りないと感じている人は「やっぱりキヤノンにすればよかった。誰かに売って買い換えようかな」と思う前に、一度設定を見直してみましょう。


MENUボタンを押すとカメラマークの中に「ピクチャーコントロール」という項目があります。
http://flic.kr/p/fiKDzc


その中には、
SD:スタンダード
NL:ニュートラル
VI:ビビッド
MC:モノクローム
http://flic.kr/p/fiZSmJ
となっていて、買ってきたままの設定ではSDになっていると思います。


各設定で撮り比べてみました。


SD:スタンダード http://flic.kr/p/fiKFWi
NL:ニュートラル http://flic.kr/p/fiZUJY
VI:ビビッド http://flic.kr/p/fiZUj5


プレセットされているものだけでも随分とちがいますよね。ニュートラルだと本当に味も素っ気もない感じの絵です。


でも、素材撮影として後から処理する前提であれば、むしろどうにでも味付けができるニュートラルが良い場合もあります。


ビビッドに設定すると、鮮やかさとコントラストが増し、少しキヤノンの絵っぽくなりました。


これらの設定をベースとして、更に自分で細かく調整できます。


ビビッドより更にコントラストと彩度を高く設定してみました。
http://flic.kr/p/fiZSfq


このようなマトリックスで表示確認もできます。
http://flic.kr/p/fiKCMg


設定したら名前を付けて、何時でも呼び出せるように保存しておきます。
http://flic.kr/p/fiKCGM


ビビッドよりももっとビビッドな設定で撮ったものがこちら。
http://flic.kr/p/fiZU1C


ということで、操作性や絵作りはそれぞれの好みの問題なので、好きなカメラで自分なりのベストな設定を見つけて、長く使うのがレンズなどの資産も無駄にならずに良いと思います。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+
フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


あっという間に7月も終わりです。8月になるとまた色々と熱いイベントがいっぱいです。暑くて溶けそうですが、お近くの方は是非ご参加ください!


8月10日:まにフェス
http://m2college.net/fes2/


8月31日:CSS Nite in OKAYAMA, Vol.4
「デザイナーじゃなくても知っておきたい、成果の上がるWebデザイン」
http://cssnite-okayama.jp/


9月7日:CSS Nite in KOBE, Vol.3
Webサイト制作・運用に必要なWebマーケティング、ソーシャルメディア、SEOの本当の知識
http://cssnite-kobe.jp/

まずISO感度を確認しよう


岡田陽一


関西では桜も散ってしばらく経ちゴールデンウィーク目前ですが、結構寒い日もあって体調管理が大変な今日このごろです。


さて、みなさんはデジタル一眼レフやミラーレス一眼などで撮影する時に、まず何を設定しますか?


絞り? シャッタースピード? 最近では、色をナチュラルやビビッド、モノクロなどにする設定や、ミニチュア風などにエフェクトをかける設定などもあります。「このシーンはこんな感じに撮りたい!」って感じたら、まずはピクチャーエフェクトの設定をするのかもしれません。


最近のデジカメは設定項目もたくさんあるので、どうなんだろうと色々と考えてみたのですが、やっぱり一番最初に設定するのは、「ISO感度」じゃないのかと思います。


ISO感度はほとんどのカメラで自動設定になっているので、普段あまり意識しないかもしれません。最近のデジカメは、暗い場所でシャッタースピードが遅くブレやすいシチュエーションになると、自動でISO感度を高く設定するようになっているものが多いです。


なので、設定項目としては忘れがちですが、実は重要なのでちょっと注目してみましょう。


フィルムで撮ってた時代。写真を撮ろうと思うとまず、カメラ屋
さんに行ってフィルムを買います。24枚撮り、36枚撮りのチョイ
スもありますが、フィルムを選ぶ時にISO感度を見て購入してい
ました。


晴れた日の屋外で撮影する時は、ISO100のフィルム、屋内で撮ることが多い日はISO400、夜や暗い場所で撮る場合はISO1600など。そう、フィルムの時代、撮影する際は最初に必ずISOを設定していたのでした。


ということは、デジタルになっても基本は同じです。以前、仲間と神戸花鳥園に花や鳥を撮影に行きました。望遠レンズを付けて、鳥が飛んでいるシーンを撮影しようと思うと、どうしても速いシャッターを切りたくなります。


そんな時はまず、なるべくISO感度を高く設定しておかないと、シャッタースピードを速いところに設定できません。また、花を撮る時に背景をぼかしたい場合も同様です。


逆に、鳥が飛んでるシーンでも躍動感を表現するために意図的に少しぶらして撮ったり、流し撮りをする場合は、少しシャッタースピードを遅くするのですが、絞りとの兼ね合いもあるので、まずはISO感度を先ほどより低めに設定するといいかもしれません。


では、ISO感度って何かおさらいです。


デジタルカメラの場合、ISO感度とはセンサーが光をとらえる能力を表す値です。デジカメはセンサーに当たった光を電気信号に変えて処理します。ISO感度を上げることは、電気信号を増幅することです。ISO感度を2倍にすると電気信号は2倍になります。


ISO感度の設定を200から400に2倍にすると光の量が半分でよくなるので、露出値で1段分(絞りだと1段開ける、シャッターだと1段速く)設定できます。


電気信号を増幅するのですから、当然弊害もあります。ノイズが乗ってきますので、画像が荒れて汚くなってきます。ISO感度は低いほどきれいな画像が得られます。


ノイズの入り方はセンサーの大きさにも関わってきます。iPhoneやコンデジの小さなセンサーでは当然光を受ける量が少ないので、高感度になるとノイズが目立ちます。逆にデジタル一眼レフなど大きなセンサーであれば、その分たくさん光を受けるので、感度を上げても比較的ノイズは目立ちません。


普段は、オートで撮影していても、いざ「こんな写真が撮りたい!」と思った時は、絞りやシャッタースピードを調節する前に、まずISO感度を確認するように心がけると、意図した写真が撮りやすくなると思います。


では、ISO感度について参考になるリンクを紹介しておきますね。


「デジタルカメラにおけるISOとは? 高いとどうなる?」
<http://allabout.co.jp/gm/gc/19762/ >
「ISO感度と写りの関係を理解する」
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1007/02/news024.html
「デジカメのISO感度とは?」
http://dcdb.nf4hou.com/kinou/iso.html
「ISO感度とは」
http://diji1.ehoh.net/contents/iso.html
「ISO感度」
http://ja.wikipedia.org/wiki/ISO%E6%84%9F%E5%BA%A6


【岡田陽一 株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


6月30日(日)に開催する「CSS Nite in KOBE, Vol.2〜デザイン再考(サイコー!)では、
イベントの主旨にご賛同いただける企業・団体・個人のみなさまからのご協賛を募集しています。神戸・関西のWebを一緒に盛り上げてくださるみなさんの応援をお待ちしております! 協賛のメリットなど詳しくはこちら…
http://cssnite-kobe.jp/sponsor.html

久々にニコンの一眼レフを調べてみる


岡田陽一


昨年あたりは、どこに行ってもミラーレス一眼を持っている人ばかり目についたのですが、最近気のせいかもしれませんが、また大きな一眼レフを首から下げている人をよく見かけるような気がします。


だんだん気温も暖かくなってきたからなのか、ミラーレス一眼も一巡してやっぱり一眼レフに戻った人が増えてるのか。定かではありませんが、先日友人から「D90を買い換えようと思ってるんだけど、D600とD7100のどっちがおすすめ?」と質問を受けたので、久しぶりに最近のニコンのデジタル一眼レフカメラ事情を調べてみました。


まず、買い換えたい方のD90は2007年4月発売のベストセラー。けっこうこの頃に、D90がきっかけで一眼レフを購入した人が多かったような記憶があります。そこから6年も経っているので、D90をずっと使っている人はそろそろ買い替えのサイクルなのかもしれません。


6年も経つと、センサーから内部の画像処理エンジン、電池やボディ周りなど物凄く進化しているので、当時のD90と同じクラス(値段)でなくて、もっと安い入門機でも性能はかなり上なのが、かつてのフィルムと機械機構の時代と違う、デジタルの良くも悪くもあるところ。


後から買う方が安くて性能のものが手に入る良い面もあれば、自分が買ったカメラが次のモデルが出るとすぐに陳腐化してしまう面もあり、フィルム時代のカメラは10年くらいのサイクルでしたが、今のデジタルはそのサイクルが物凄く早い。


そう考えると、D90が6年も経ってまだ現役というのはデジタルカメラとしては長いですね。


さて、買い替え対象となるD600とD7100は何が違うか。D7100は今日現在で一番新しいカメラ。今週3月14日発売になります。もう一方のD600の発売は2012年9月。


D600



D7100



このふたつのカメラで大きく違うのは、センサーのサイズです。D600がFXフォーマット。俗にいうフルサイズというものです。D7100がDXフォーマット。FXのセンサーよりも小さいAPS-Cというサイズ。


ニコンD600 ボディ(169,438円 Amazon)
http://amzn.to/X0WUIr
ニコンD7100 ボディ(124,200円 Amazon)
http://amzn.to/10FfZpV


D90からの買い替えということで、同じDXフォーマットを選び、既に持っているレンズをそのまま使うというチョイスか、これを機にフルサイズに移行してレンズもすべて新しく揃えるか。ここは予算との問題になります。


センサーサイズが大きいと、良いことはたくさんあります。暗いところでもノイズが少なくきれいに撮れるとか、同じレンズでも背景がよりボケるとか(その辺りはまた別の機会に解説しますね)。


ただ誰にとっても、何がなんでもフルサイズのFXフォーマットがおすすめかというとそうでもありません。


望遠系の写真を撮ることが多い人はDXフォーマットの方がおすすめです。例えば、300mmのレンズを付けても、フルサイズ換算で1.5〜1.6倍の値になりますから、450mmのレンズを使っているのと同じ画角になります。


サーキットでレースを撮る時や自然の中で野鳥を撮る時などは、超望遠レンズを使いたくなりますが、そんなレンズはとても高額なのでDXフォーマットの方が手軽に望遠の撮影が楽しめます。


もうひとつ、人物を撮影する王道のレンズとして85mmを使います。これはフィルムの時代からそうですが、ちょうどいい画角と被写体との距離感、そして歪みのない人物撮影に向いたレンズです。


Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G(140,251円 Amazon)
http://amzn.to/10FhXH0


この85mmのレンズ、憧れますが定価225,750円もします。Amazonで買っても14万円。なかなか手が出ない価格ですよね。


これが、DXフォーマットだと、同じくらいの画角を想定すると50mmのレンズで×1.6すると80mmとなります。


Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.4G(39,457円 Amazon)
http://amzn.to/X0ZwWH


定価で63,000円のレンズですがAmazonで4万円切ってます。もちろん、ボケ味とか厳密に言うとまったく同じにはなりませんから、単純な比較はできませんが、趣味で撮影するレベルであれば、画角的にも明るさ的にも人物撮影にはおすすめです。


FXフォーマットでフルサイズの性能を引き出そうとすると、かなり高額のレンズが必要になります。ボディだけ良くてもいい写真は撮れません。やはり写真はレンズが大切です。


なかなかそこまで予算をかけられない場合は、DXフォーマットのチョイスがさまざまなシチュエーションで写真を楽しむのに向いているかもしれませんよ。


ということで、友人にはD7100をすすめましたが、そうなると昨年2012年11月に発売されたD5200も価格的に気になってきます。


ニコンD5200
http://amzn.to/X10QsL


しかも、ボディのみだと74,800円なのに、18-55VRレンズキットだと71,629円と、レンズが付いている方が安いのでますます悩みます。


と、いろいろと悩んでる時が一番楽しいので、カタログを眺めながらあれこれ想像するとして、ニコンさんの名前の付け方が、もう何がなんだか分らないので、なんとかして欲しいと思います。


D300までは確か3桁がDXフォーマットのフラッグシップだったはずですが、今回のD7100がDXの最高峰の位置づけということで、訳がわかりません。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役
ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


姉妹メルマガ「デジクリ」でもお馴染み森和恵さんと弊社スタッフが執筆した「よくわかるFireworksの教科書」が先日発売になりました。Webのお仕事をされている方は、是非お手元に一冊リファレンスとして置いていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
< http://amzn.to/ZcrzEF >

岡田陽一


2013年最初の「光画部トーク」です。本年もよろしくお願いいたします。年が明けたと思ったらもう半月過ぎてしまいました。この調子だと今年もあっという間に過ぎ去っていきそうですね。


2008年の10月にスタートした「光画部トーク」も5年目になります。もうすぐ100回です。写真や撮影のことに関しては、これからカメラを買って写真や撮影の勉強をしてみようと思っている初心者の人向けに、もう一度ベーシックな事からおさらいする内容を考えています。


ブログなどと違って、メルマガの文章だけでカメラのことを解りやすく説明・解説するのってなかなか難しいのですが、がんばってみます。


また、カメラや写真のことだけじゃなく、Web関連や、それに関わるイベント、また個人的に興味のある内容など、「光画部」に縛られすぎることなく、もう少し幅を広げた内容でお届けしたいと思います。


それでは、今回は先週発表された[CSS Niteベスト・セッション2012]に関するご報告から。2012年の一年間、全国で計65回のイベントが開催され、のべ6,919名の方が参加したCSSNite。全部で227セッションが行われた中から、岡田の担当したセッションがベスト10入りしました。
http://cssnite.jp/archives/best-session2012.html


2012年3月24日、ベルサール神保町で開催されたCSS Nite LP, Disk22「Webデザインで使うPhotoshop」での「素材写真の撮影時に気をつけておくべき7個のポイント」というタイトルでお話したものです。


「Webデザインで使うPhotoshop」というテーマにもかかわらず、Photoshopの話をほとんどせずに、素材写真の撮影時に気をつけておくと良いことを7つに絞ってお話しました。


その理由は、失敗した素材写真を修正するためにPhotoshopで時間を費やすのではなく、本来もっとクリエイティブな作業につかう方が良いからです。撮影時に少しだけ周囲に気を配ることで、後から余分な作業をしなくて済むことがいっぱいあるのです。


では、改めてその時に話した内容を復習してみましょう。


1◎撮影時に要らないものは消す!


背景にゴミ箱が置いてあったり、要らないものなのに気付かないでそのまま撮ってしまって、素材として使う時に「これ消さなきゃ!」ということも多いのではないでしょうか。


最近ではPhotoshopも高機能で自動でコンテンツに応じるような消し方もできるので、割りと簡単に考えがちですが、ちゃんと消そうとすると結構時間も労力もかかるものです。


撮影時に画面の四隅にまでしっかり気を配って、要らないものが画面に入っている場合は、その場で移動させたり片付けたりして、画面から消した状態で撮影しましょう。


2◎同じ位置でたくさん撮っておく


会社や店舗の外観の撮影の時など、周辺を歩いている人とか動いている車とか、邪魔なものが色々と写ってしまいます。昔なら、NDフィルターを利用して光量を減らし昼間に長時間露光することで、動いているものが写らないような方法を使っていましたが、今では同じ位置でたくさん撮っておけば、Photoshopのコマンドひとつで簡単に消すことができます。方法に関しては動画をご参照ください。
http://youtu.be/fXGmIg_R_M4


3◎先を読みながら撮る


プロのフォトグラファーと普通の人の違いは? と聞かれると、わたしはこう答えます。「一般の人は、あ! いい瞬間! と思った時に撮るけど、プロは次のこういうタイミングでいい瞬間が来ると、先を読んで撮る」


その一瞬の違いが、写真に現れてくるのかなぁって思っています。被写体をじっくりと観察してみると、色々と見えてきますので、ベストな瞬間が来るのを待つことができます。


4◎イメージ用の撮影なのか、説明用の撮影なのかを明確に


例えば食べ物の商品撮影などでは、美味しそうに、食べたくなるような雰囲気を伝えるイメージの撮影なのか、または、どんな素材を使っているのか、大きさや量はどれくらいなのかなど、説明に使用するものとは、まったく違う写真になります。何に使うものなのか、意図をしっかりと把握して撮影に望みましょう。


5◎素材撮影の場合、完璧な構図はNG


どこもトリミングする余地がないような、完璧に構図を作った写真は、素材としてはとても使いにくいものです。デザインで使う写真の場合、構図は後からデザインに合わせてトリミングしたり、文字を配置したりするのを前提で、余白を多く取ってスキのある構図で撮りましょう。


6◎RAWで撮る


とにかくRAWで撮っておけば、後から現像するときに劣化なく露出やホワイトバランス、レンズの歪みなども調節できます。色にシビアな商品撮影などは、特にRAWで撮っておくことをおすすめします。


7◎ホワイトバランスを合わせる


とはいえ、データ量の問題や後から現像する時間コストのことも考えると、すべてRAWで撮ることが出来ない場合もあります。


そんな時は、とにかくホワイトバランスをしっかりと合わせてから撮りましょう。レンズの先に取り付けてホワイトバランスセットするようなグッズも各社から色々と販売されていますし、その場で用意できる白いコピー用紙を使ってホワイトバランスをセットするだけでも、オートで撮影するのとはずいぶん違うものです。


以上、簡単に7つのポイントを紹介してみました。これらを押さえておくだけで、後から面倒な修正が必要なくなると思います。


[CSS Niteベスト・セッション2012]に関してはブログにも感想を書いていますので、そちらもご覧ください。
http://fuwhat.com/blog/entry-179.html


それでは、2013年も光画部トークをよろしくお願いいたします!


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+
フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


関東は大雪だったみたいですね。めったに雪景色にならない所は、せっかくの雪のシャッターチャンスです。いっぱい写真を撮ってみてください。画面の多くに雪が占めているとどうしてもアンダー(暗い感じ)に写るので+1.5〜2.0くらい露出補正しましょう。

岡田陽一



早いもので今回の光画部トークが2012年のラストになります。年今年を振り返りながら、年末年始の物欲シーズンに気になるデジカメ関連ガジェットのご紹介で締めてみます。


2012年も多くのメーカーから、さまざまな機種のデジカメがたくさん発売されました。その中でわたしが購入したのは、SONY NEX-5N。年はじめにカールツアイスのレンズと共にゲットしました。


今流行りのミラーレス一眼ですが、他社の製品と比べてセンサーサイズが大きく、一般に普及しているデジタル一眼レフに使われているセンサーサイズと同じ大きさのAPS-Cサイズ。


なので、他社のミラーレスよりもボディは大きいのですが、それでも一眼レフのサイズよりは格段に小さいので、クオリティと高性能と携帯性をすべてが揃ったカメラで気に入っています。


これにプラスして、秋にはiPhone5に機種変更。仕事以外の殆どの日常の写真は、このふたつで楽しんでいます。


iPhoneやAndroidのカメラが高性能になって、アプリでさまざまなエフェクトや画像調整などが付け加えられ、自分好みにカスタマイズできて、尚かつ、常時インターネットに繋がるカメラを持ち歩ける今、多くの人にとってはそれで充分。足りない部分を補うカメラとして、コンデジやミラーレス一眼、デジタル一眼レフの購入を検討する人が増えているようです。


各メーカーが出している製品は、スマホのような通信機器ではないですから、常時ネットには繋がっていません。今や、多くの人たちの日々の写真を楽しみ方は、撮った写真をSNSなどでその場で共有することなので、カメラだけでは何かと不便。カメラとしてもいちばん出番が多くなるのがスマホというのも頷けます。


そこでニコンはAndroid入りのコンデジを出しています。
ニコン COOLPIX S800c ¥38,100(ヨドバシ・ドット・コム)
http://bit.ly/Vya39I
http://www.nikon-image.com/products/camera/compact/coolpix/style/s800c/


無線LANに繋げば、このコンデジ単体でSNSで写真を共有できるということですが、「だったらiPhoneでよくない?」ってツッコミもあるかもしれませんね。


iPhone・Androidとデジカメが繋がってしまえば、悩みは一気に解決します。通常はお気軽にスマホのカメラで撮影し即共有すればいいですし、ここ一番の時だけデジカメで撮影してその画像をスマホに渡し、加工するなり共有するなり好きにすれば良いということです。


例えばスマホだと、センサーサイズが小さいのでどうしても暗いところは苦手です。やはりセンサーサイズが大きく、ISO感度の設定を高感度にできるカメラで撮りたいですよね。また、遠いところを大きく撮りたい場合は、デジタルズームで大きくするよりも、望遠レンズを使って光学的に大きく撮る方がクオリティもいいものになります。


そんなガジェットとして、気になるのはこちら。
PQI「Air Card」¥6,780(Amazon)
http://amzn.to/VybJ3h
http://bit.ly/VybSDE


数年前から先行して販売されているEye-Fiカードの方式と少し違っていて、更に便利になっています。このAirCardはSDカードのアダブタ部分がWi-Fiのアクセスポイントになっていて、無料のアプリからこのカードにアクセスすると写真をスマホ側に送ることができますし、PCでもブラウザでカード内の写真を見たりダウンロード可能なので、複数のデバイスで使えるのも便利です。


もうひとつ、無線LANでスマホと繋ぐガジェットとして欲しいのがこれ。
TAXAN「MeoBankSD」¥5,436(Amazon)
http://amzn.to/VuRzHD
http://www.meopad.com/products/MeoBankSD.html


こちらは、SDカードやUSBメモリーを挿せるカードリーダーに、無線LANとルーターがひとつになったもの。カメラからSDカードを取り出しこのワイヤレスカードリーダーに挿入し、無料の専用アプリからアクセスすると写真をiPhoneに移すことができます。


出張先のビジネスホテルなどでは、インターネット接続が無料の部屋が多くなりましたが、たいていはWi-Fiではなく、LANケーブルを使う有線です。MacBook AirやiPad、その他携帯ゲーム機器などWi-Fiが前提のガジェットは、有線接続だと繋がらないので困るわけです。


でも、これがあればLANケーブルを繋ぎルーターになるので、各デバイスのアクセスポイントとして使える何かと便利な逸品。小さいものなので、外出時に鞄にひとつ入れておくと何かと重宝するはずです。


とここまで、iPhone・Androidとカメラを繋ぐ小物を紹介しましたが、元に戻ってSONY NEX-5Nの話。これが、一年も経たずして、5Nから5Rへと進化して、カメラ自体がスマホと繋がるようになりました。ボディだけ買い換えたい!


SONY「NEX-5R」¥72,810(Amazon)
http://amzn.to/VuX7Sq
http://www.sony.jp/ichigan/introduction/NEX-5R/


細かいところもいろいろと進化しているみたいなので、単なるマイナーチェンジではない、かなりの進化版です。


ということで、2012年は金環日蝕や金星の太陽面通過など珍しい現象も見ることができましたし、iPhone5やiPad mini、Adobe Creative Cloud、Windows8、Kindleなどいろんな興味深いガジェットもいっぱいリリースされました。


来年もこの流れはそのまま続いて、ますます面白い製品が世間を賑わすのではないかと思います。動きが速すぎて追いつくのが大変ですが、2013年もカメラやネット関連注目していきたいと思います。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+
フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <twitter:http://twitter.com/okada41>


個人的ないちばん大きな出来事は、やっぱり自分の会社「ふわっと」が出来たこと。その次は「CSS Nite in KOBE」を初開催できたことです。来年も変わらずよろしくお願いいたします。

岡田陽一


あっという間に11月ももう終わり。今年も残すところ12月を残すのみとなりました。残りの週や日にちを数えると、なんだか焦ってきますよね。


今回は、忘年会やクリスマスなどの年末年始のイベントを楽しく残す、面白い動画アプリのご紹介です。


車のメーカーであるホンダが提供する「ROADMOVIES」というアプリ。車をただの移動手段というだけでなく、車に乗って出かけることをもっと楽しんでもらいたいという、とってもホンダらしいアプリです。


「ROADMOVIES」(無料)
Honda Motor Co.,Ltd.
iPhone4、iPhone4S、iPhone5
iOS5.1〜6.0.1に対応(2012年11月27日現在)
https://itunes.apple.com/jp/app/roadmovies/id575022047?mt=8
http://www.honda.co.jp/internavi-dots/roadmovies/


先日リリースされて、無料だったのですぐにダウンロードして試してみました。簡単でとっても楽しい動画が撮れて、その場ですぐにFacebookやYouTubeで共有できるので、これからのシーズン何かと盛り上がると思います。


では、中を見てみましょう。
アプリを起動します。
http://flic.kr/p/dwBr9u


まず「運転中は危険なので…」という警告が出ます。
http://flic.kr/p/dwBrd7


危険なので運転中に操作するのはやめましょうね。車載用で車にiPhoneを取り付けるマウントなども販売されているので、それらを使うと走行中も自動で撮影できます。


基本的には短いムービークリップをどんどん撮って、アプリが自動的に繋げて音楽を付ける編集をしてくれる。というアプリです。


似たような動画アプリと違うところは、出来上がりの動画の秒数が24秒と決まっているところ。最初に1秒のクリップを24カット、2秒を12カット、3秒を8カットの中から選びます。
http://flic.kr/p/dww1RZ


ここが意外とツボで、長い距離を移動する間の出来事を撮る時は、カット数が多い方がよさそうですし、あまり変化がないようなシーンでは、3秒×8カットの方がいいかもしれません。何度か撮っているうちに勘がつかめてきますので、いろいろ試してください。


秒×カット数を選んだら、次の画面になります。ムービーのアイコンでカメラが起動します。
http://flic.kr/p/dww1Wx


が、その前に右下の歯車アイコンを選んで外部サービスの設定をしておきましょう。
http://flic.kr/p/dwBwzL


FacebookとYouTubeのアカウントを登録しておけるので、こちらの画面から設定しておくと、編集が終わったらアップロードが可能になります。


カメラを起動した画面です。
http://flic.kr/p/dwBwKd


画面にあるアイコンは見たらだいたい機能はわかると思います。中央下の◎アイコンが分りにくいですね。これはインターバル撮影の設定です。車に設置して運転中に自動で撮影するような場合に使います。
http://flic.kr/p/dww2bn


アイコンをタップすると設定パネルが出てきます。距離か時間を選択できます。「Distance」を選ぶと、何キロごとに撮影するのかを設定できます。
http://flic.kr/p/dwBK5w


「Time」を選ぶと何分ごとに撮影するのかを設定できます。
http://flic.kr/p/dwwezi


自動ではなく自分のタイミングで撮りたい場合はoffにしておきます。


右側にあるシャッターボタンをタップすると撮影開始。ボタンの周囲が設定した秒数赤くなり必要なカット数を撮影します。


長距離を移動する場合、ずっとこのカメラを起動したままにしておく必要はなく、他のアプリを使ったり、スリープさせておいて必要な時だけ再度撮影できるので、無駄に電池を消耗するのを避けられます。


注意が必要なのは、途中、失敗したカットがあってもそこだけ削除して再撮できないこと。それも含めてハプニング的な動画を楽しむくらいの感覚で使いましょう。


必要カット数撮り終えるとカメラ画面から次の画面に切り替わります。
http://flic.kr/p/dwwpzB


中央下のチェックアイコンをタップして次のエフェクトを選択する画面に移ります。
http://flic.kr/p/dwwpHM


ノーマルか8種類のエフェクトの中から好きなものを選びチェック欄をタップします。


次に、用意されている6種類の中から音楽を選び、
http://flic.kr/p/dwwpMi


チェックをタップすると編集がはじまります。iPhone5で数10秒かかります。
http://flic.kr/p/dwBVAW


書き出しが終わると、次の画面でタイトルを付けたり、説明を書いたりする画面になります。ここでカメラロールに保存したり、YouTubeやFacebookに直接アップロードすることができます。
http://flic.kr/p/dwwpS2


今まで撮ったものは、このアプリ内のアルバムに保存されているので、後からアップロードすることもできます。
http://flic.kr/p/dwBVFA


それでは、わたしが試しに撮ってみた動画をどうぞ。
http://youtu.be/-OfhMVJtHbA
http://youtu.be/PScKInpoeYI
http://youtu.be/Cl15q1yYNYs


どうですか? なかなか楽しいムービーですよね。無料ですし、12月のイベントシーズンに是非使ってみてください。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォ
トグラファー】
okada@fuwhat.com <twitter:http://twitter.com/okada41>


これから怒涛の12月&年末年始に突入しますよ。みなさんくれぐれも体調を崩さないようにお気をつけください。

岡田陽一


今回は、かなり久しぶりに光画部本来の写真関連の話。先週の土曜日(10月20日)に開催した、第8回リクリセミナー「もう少し写真を上手に撮りたいWeb界隈の人のためのフォトワークショップ」についてです。


フォトワークショップということで、座学だけではなく、参加者の皆さんに実際に撮影をしてもらい、楽しさを体験していただくのをメインテーマに、一日たっぷり写真と戯れる会になりました。


ではまず、「リクリ」の説明から……
http://www.re-creators.jp/


「Re:Creator’s Kansai(リクリ)は関西のクリエイターの交流、勉強会・セミナーの開催を目的としたコミュニティです」とサイトにあるように、大阪・神戸を中心に、不定期で幅広いトピックでいろんなセミナーや勉強会を開催しているコミュニティです。


参加者には、Webデザイナーや、コーダー、プログラマ、ディレクターなど、Web制作者が集まっています。


ということで、多くのWeb制作者は新しいもの好きでガジェット好き。写真関連のWebサービスのユーザーも多いようで、ふだんからiPhoneやスマホで写真を撮ってはFacebookやTwitter、Instagramなどで仲間と共有などを楽しんでいる人達なのです。


ところが、写真については見よう見まねで、せっかくいいカメラを買ったのに、オートで撮るだけな人が多い。ということで、一度みっちり写真の基礎を学びたいという主催者からの打診があり、こういう企画を立てました。


最初は人が集まるのかと心配していましたが、最終的には満員御礼の24人満席。5人キャンセル待ち。わたしの周囲の友人も「本当は参加したかったのだけど、すぐに満席になると思って遠慮した」とか、「すごく行きたかったけど、自分が別のセミナーで話す日で……」などけっこう需要があることがわかりました。


写真の基礎的な初心者向けセミナーというのは、ニコンやキヤノン、ペンタックスなどメーカー主催の無料のものや、プロのフォトグラファーや街の写真などが主催する、参加費が割りと高めのものまで、結構多く開催されているようです。


メーカー主催のものはもちろん、そのメーカーのカメラを購入した人のためのセミナーですし、高額なセミナーは数回に分けてかなり真剣に写真を学ぶ人達のものなので、今回のワークショップはお手軽、お気軽に参加できて、いまさら聞けないような写真の基礎と、撮影の楽しさを体験するのにちょうどいい感じだったのかもしれません。


さて、内容はというと、11時半から90分ほど、スライドを使ってカメラの基礎をじっくりと解説しました。写真が写る仕組みから、シャッター、絞り、被写界深度、ボケ、露出、露出補正、ホワイトバランス、イメージセンサーなどの説明から、構図の話、そして人物撮影の時に注意すべきことを話しました。


みなさん、おぼろげに聞いたことがあったりなんとなく知ってるということも、じっくりと仕組みを理解することで明快になったようですが、やはりいっぱいありすぎて、短時間ではなかなか大変そうでした。


その後は、三人一組のグループに分かれ、実際に外へ撮影に出かけます。課題がふたつあります。


ひとつ目は、ちょうどお昼時でお腹がすく時間帯なので、三人でランチタイム。ランチの写真をストーリー仕立てで撮る。ふたつ目が、グループの中で人物撮影の撮りあいっこ。3パターンの違う◯◯さんを撮る。というものでした。


これが、かなり楽しかったようで、後からみせてもらった写真には、普段見せない表情や行動が写っていて、みなさんが楽しんだことが伝わってきました。


大人が、公園のジャングルジムに登ったり、芝生に大の字で寝転がったり、大きくジャンプしたり……。


こんなこと、普段何もない時にはなかなかできませんが、カメラがあると可能になる不思議な世界で、多くの人が行き交う街のまんなかでカメラを持って仲間を撮るという非日常を体験できたようです。


いつもは、モニターに向かって黙々と仕事をしている皆さんが、ワークショップの場でランダムに組んだグループの仲間と楽しいひとときが過ごせたようで、もっと撮影時間があったほうがよかったように感じました。


最後は、全員の写真をプロジェクターで映し、参加者全員で楽しく見ながら寸評。これも、普段はなかなかやらないことなので、仲間が集まってそれぞれが撮影した写真を見ながらわいわいがやがやという機会は面白いものでした。次回は、お酒とおつまみがあれば、もっと盛り上がると思いました。


この一日が本当に楽しかったみたいで、参加したみなさんが、Facebookで「カメラ片手に大人の遠足」みたいなグループを作っていました。ワークショップがきっかけで、参加した人が写真を楽しむのは嬉しいですね。好評だったので、また機会を作って開催したいと思います。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役 ディレクター+フォトグラファー】
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ようやくiPhone 5になりました。また色々とさわってみてカメラ周りや写真アプリなどについてもお知らせしようと思います。

岡田陽一


昨日、2012年5月21日(月)の朝、日食見ましたか? 東京、横浜、名古屋、大阪など、人口の多い太平洋側の地域を食の中心が通ったので、月が太陽を隠し、周囲に輪ができる金環日食が観測されました。またそれ以外の多くの地域でも、太陽の大部分が欠ける部分日食が観測されました。


金環日食の詳しい内容や映像については、昨日のニュースやワイドショーなどでもいっぱい放送されていたようなので、ここでは、わたしが神戸で体験したレポートを記しておきますね。


わたしの住む、兵庫県の西端の相生市では、金環日食が観られるエリアから若干外れていましたので、神戸まで行って観ることにしました。


数日前からの天気予報で、当日朝はどうも全国的に天気が良くないと聞いてたのですが、たとえ雨でも曇っていても、それはそれで、その状況を楽しもうと思いスタンバイ。


家から、神戸までは約1時間ちょっと。欠け始めるのが6時17分だったので、4時半に起きて準備して5時に出発しました。目指すは神戸のハーバーランド。
http://flic.kr/p/c2TL6N


道中のラジオでは曇って観えないと言っていたのですが、相生から神戸へ東に向かって走る車のフロントガラスは朝陽が眩しくて、バイザーを下ろすほどしっかり晴れてました。


「これならばっちりかも!」と期待しつつも、神戸で金環日食が始まる7時半ころにちゃんと晴れてるかどうかが一番大事なので、雲がかからないように心に念じつつ、順調に神戸に向かいました。


ハーバーランドに到着して、駐車場に止めて東の空を見ると、先ほどまであんなに晴れて眩しかった太陽が雲に隠れているじゃないですか。
http://flic.kr/p/c3eP37


しかも、厚い雲が南から北へ流れてる状態。6時17分を過ぎてこの状態がしばらく続いたので、日食の最初の方、欠け始めは観ることができませんでした。あと1時間程で金環日食。せめてそれまでにはこの雲が通り過ぎて欲しい。


風が結構強くて、太陽を覆っていた雲も、かなりのスピードで北へと流れていたので少し期待がもてました。その南にはもう厚い雲はなく、晴れ間も見えていました。


カメラを三脚にセッティングしたり、レンズにNDフィルタを取り付けたり、周辺の様子を観察したりしていると、20〜30分程で雲が通りすぎて、欠けた太陽が顔をみせました。
http://flic.kr/p/c3eQ19


やった! とにかく、はやる気持ちのまま撮った一枚目がこの写真です。
http://flic.kr/p/c2Ta3w


あんまり上手に撮れない……。とにかく通常は使うことなどほぼない、太陽撮影用のND100000という真っ黒なフィルタを付けての撮影なので、太陽以外は何も見えない。そして、レンズ越しでも太陽って意外に小さいし、早く動く(三脚で固定してるので、どんどんファインダ内で中心からズレていく)。


太陽が明るく写りすぎるので、かなりアンダーに露出補正をして、ここからは定期的にシャッターを切る。連続して見ると、月と太陽の動きがよくわかる。


周囲にはわたしの他にも、何人か日食グラスを使って見てる人や、カメラで太陽を狙ってる人たちがちらほら居ました。港の広々とした場所だったので、もっと大勢が見に来るのかと思っていましたが、両手で数えられるほど。世間はあまり興味なかったのかな?


不思議に感じたのは、それでも10数人が全員同じ方向の空を日食グラスやNDフィルタ越しに見ているのに、何事もないかのように、まっすぐ前だけを見てウォーキングしたり、犬の散歩をしている人たち。


この世紀の天体ショーの真っ最中に、まるで別世界に居るかのような人たちを見て、「人それぞれで面白いなぁ」って感じました。


さて、金環日食の始まる7時半が近づいてくると、辺りが変な暗さになってきました。普通に青空とハーバーランドの景色なのですが、影がうすいというかエッジがやわらかいというか。


Photoshopなどで使う色補正で言うと、輝度を下げて、彩度を50%くらい落とした状態くらいの感じを受けました。赤いポートタワーも、なんだかくすんだ感じ。


そして肌に感じる太陽のあたたかさというか、辺り全体が一瞬でひやっと感じるほど、気温も下がった気がしました。でもこの感じは、カメラが勝手に補正してしまうので、あまり写真では表現できないですね。
http://flic.kr/p/c2TJbQ


さて、神戸から観た金環日食、食の最大の頃の写真がこれです。
http://flic.kr/p/c2TpkW


神戸では金環日食に入ってぬけるまでの時間は2分程度でした。この2分間は、ファインダー越しにずっと見ていると、月と太陽の動きがとてもよくわかる、すごく幻想的な時間でした。


宇宙のスケール感というか、太陽と月、実際には全く大きさが違う2つの星が、たまたま地球からの位置関係で見かけ上ほぼ同じに見えるという、驚異的な偶然と、太陽と月と地球の軌道が見事に一致した瞬間を見ている偶然を感じながら、あっという間の2分間がすぎて金環日食が終わりました。
http://flic.kr/p/c2TpkW


その後、日食終了の8時50分ごろまでを見届けて、数年前から楽しみにしていた世紀の天体ショーイベントが終わりました。
http://flic.kr/p/c2TDn7


月曜の早朝だったので仕方なかったことですが、惜しむらくはこの神秘的な風景を、ひとりぼっちで見ていたことですね。


【岡田陽一/Web&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< mailto:okada@fuwhat.com > <twitter:http://twitter.com/okada41 >
今月から、いろいろな変化にともない名前の表記も漢字になりました。

おかだよういち


2012年5月21日(月)、朝早くに日本の多くの地域で、太陽がリング状になる「金環食」が観測できます。今回はその素晴らしい天体ショーの情報や、撮影方法、注意事項などをお知らせします。


と言いつつ、一年前の5月24日にも一度書いているので、復習も兼ねてそちらも読んでみてください。
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110524140100.html


さて、今回の金環食は、日本の多くの地域で観ることができます。特に千葉から東京、神奈川、静岡にかけて、食の中心が通るので多くの人が長くリング状の太陽が観ることができます。


中心食帯から外れている地域では、月と太陽が重なって太陽の周囲がリング状になる金環食にはならないですが、太陽の大部分が欠ける部分日食が観測できます。


地域によって時間は多少前後しますが、東京ではこうなります。
食の始め:6時19分
金環食の始め:7時31分
食の最大:7時34分
金環食の終わり:7時37分
食の終わり:9時2分


月曜日ですから、多くの人はちょうど朝の通勤の時間帯です。道路に立ち止まって観測するとかは危険なので、気をつけましょう。早めに会社に行って始業開始まで、眺めのいい場所で観測するのがいいかもしれません。


位置的には、これも地域によって多少ちがいますが、金環食状態の太陽は、ほぼ真東。高さは地平線から約30度の位置です。まだ朝7時半頃の太陽ですから、都会ではビルに隠れて見えないかもしれませんし、田舎では山に隠れてまだ太陽が出てきてないかもしれません。


予め、東側が開けて朝の太陽が見える場所を探しておくといいでしょう。東側が開けて見晴らしがよさそうな場所を、Googleマップでだいたいのアタリを付けて、できれば当日までに一度、同じ時間にロケハンに行っておくと安心できます。


観測する際の注意事項ですが、まず絶対に肉眼で見てはいけません。肉眼で太陽を見続けると永久的な視力低下や、最悪の場合は失明することもあります。日食時に太陽を見続けることで「日食網膜症」という目の病気(網膜障害)を発症することも多いそうです。


肉眼でダメならと、ガラスにろうそくなどを燃やしてススを付けたものを用意したとか、サングラス持ってるからそれ使う、とか聞きますが、それもダメです。太陽観測用に「日食グラス」というものが売っていますので、それを用意してください。日食一か月前の今、あちこちの量販店で特設コーナーが設けられています。


日食グラスを掛けたからって安心してはいけません。日食グラスを掛けた状態でも、望遠鏡や双眼鏡で太陽を見ることは絶対にしてはいけません。網膜が焼けてしまいますので注意。


撮影する場合は、一眼レフの場合、光量を減らすNDフィルターを用意してください。太陽はものすごく明るいので、1万分の1に減光するものか、400分の1に減光するのを2枚重ねて160,000分の1に減光するようにするか、いずれにせよ通常の撮影では使わないような、専用のフィルターを買う必要があります。


iPhoneで撮影する用のグッズが販売されていました。NDフィルター付きの5倍望遠レンズとアタッチメントと小さい三脚がセットになっています。
http://amzn.to/JluUgF


すべて全自動のコンデジは、これらのフィルターを取り付けることができないので、細工するなり工夫が必要ですが、自動では撮れないので自分で設定するのは難しいでしょう。


昨年の記事でも触れましたが、直接太陽を撮らなくても、多くの人が日食グラスかけて上を向いている中、下を見て木漏れ日を撮影するのもおすすめです。いつもとは違う、欠けた太陽や、リング状の太陽の形が、地面に浮かび上がって面白いはずです。


JAXAのサイトで、「2012年5月21日『みんなで木もれ日を撮ろう』キャンペーン」をやっていますよ。木漏れ日フォトを撮影する方法など、詳しく説明が載っています。
http://edu.jaxa.jp/komorebi/


お子さまと一緒に観測するのは、こちらの方が安全ですからむし
ろいいかもしれません。


参考になるWebサイトのURLを紹介しておきますので、あとひと月、たっぷり予習して、さらに各自の朝の予定に合わせた観測場所をリサーチして、当日焦らないように準備しておきましょうね。そして、みんなで晴れるようにおまじないしましょう!


国立天文台 金環日食特設コンテンツ
http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/


金環日食の解説動画
http://youtu.be/MZHpKc6Q6KU


日食ナビ
http://eclipse-navi.com/


日食グラス(Amazon)
http://amzn.to/JE4dhQ


太陽撮影用NDフィルター(Amazon)
http://amzn.to/Ji7Qx7


月刊星ナビ2012年05月号(Amazon)
http://amzn.to/JEcWAI


金環日食2012(Amazon)
http://amzn.to/I3b75k


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


Adobe Creative Cloudがようやく発表されました。年契約で5,000円/月ですべてのアプリが使えます。MasterCollectionをアップグレードしていたので、こちらに乗り換えます。
http://www.adobe.com/jp/products/creativecloud.html

おかだよういち


先週に引き続き、Snapseedという写真加工アプリのご紹介。今回はiPad版です。ユニバーサルアプリなので、iPhoneでもiPadでも両方使えます。


先日発売開始された「新しいiPad」を購入して、写真加工アプリはなにがいいのか探している人は参考にしてみてください。


Snapseed(450円)
http://itunes.apple.com/jp/app/snapseed/id439438619?mt=8


iPadの方がiPhoneよりも画面が大きいため、よりわかりやすく操作しやすいので思い通りのこまかな調整が可能です。


起動するとこんな画面です。
http://flic.kr/p/bx7mFG


右上の「ヘルプ」で使い方がオーバレイで表示されます。
http://flic.kr/p/bx7mQC


それでは、先日、岡山国際サーキットで撮ってきたSuperGTの写真を使って、写真を加工してみます。
http://flic.kr/p/bx7na3


「STRAIGHTEN(真っ直ぐにして回転)」アイコンをタップして編集画面に入ります。わずかに右へ回転させて、ちょっとドラマチックな感じに。角度が決まったら右下の三角「適応」をタップ。
http://flic.kr/p/bL268k


次に「CROP(クロップ)」アイコンをタップして、いい感じの構図に車を配置してトリミングします。
http://flic.kr/p/bL26gD


3分割でガイドラインが表示されますので、縦横が交わる交点に配置すると格好いい構図になります。
http://flic.kr/p/bL26wi


ドラマチックな絵にしてみます。「DRAMA(ドラマ)」アイコンをタップしてフィルタのスタイルを選びます。
http://flic.kr/p/bx7otq


フィルタの適応用や、彩度を好みで調整します。縦にスワイプで調整項目を選択し、横にスワイプで適応量を調節します。
http://flic.kr/p/bx7phf
http://flic.kr/p/bL27Vz


格好よくなったのでここで一旦保存しておきます。
http://flic.kr/p/bx7ipo


ここから更に加工。今度は「BLACK & WHITE(モノクロ)」にしてみましょう。
http://flic.kr/p/bx7pNJ


輝度、コントラスト、ざらつきをそれぞれ調節します。ハイコントラストの絵にしてみました。
http://flic.kr/p/bx7q2s


これも、ここで一旦保存します。
http://flic.kr/p/bL226t


更にこれに「VINTAGE(ビンテージフィルム)」フィルタをかけてみました。
http://flic.kr/p/bx7qDs


「CENTER FOCUS(中心フォーカス)」を選び車の周囲はピントがぼけている感じにしてみました。
http://flic.kr/p/bx7rmU


最終バージョンがこんな感じです。
http://flic.kr/p/bL22fF


違う画像でもうひとつ加工してみましょう。左上の「画像を開く」をタップして写真アルバムから画像を選択します。
http://flic.kr/p/bL29Vp


「TUNE IMAGE(画像を調整)」で輝度、アンビアンス、コントラスト、彩度、ホワイトバランスを調整します。
http://flic.kr/p/bL2a6e


ホワイトバランスも中央のゲージ下に色温度の目安が記載されていますのでiPhone版よりも解りやすいです。
http://flic.kr/p/bx7scm


次に「DETAILS(詳細)」でシャープネスと構造を調節。
http://flic.kr/p/bL2deR


ルーペをタップすると一部拡大して確認できます。
http://flic.kr/p/bx7veJ


「TILT & SHIFT(ティルトシフト)」で車が走っているエリアにだけピントが合ってる風にしてみましょう。
http://flic.kr/p/bL2e4t


この項目では2本指で角度やサイズをコントロールします。まずスタイルで線形か楕円形かを選択。
http://flic.kr/p/bL2ezt


青いガイドラインが表示されるので、好みの角度やボケ幅になるように2本指で調節します。
http://flic.kr/p/bL2fit


輝度、コントラストなども調節して完成。
http://flic.kr/p/bx7ynW


「比較」アイコンをタップすると処理前後を切り替えて確認できます。
http://flic.kr/p/bL2gNk
http://flic.kr/p/bL2h4x


こちらが元画像と完成画像。
http://flic.kr/p/bL22UT
http://flic.kr/p/bx7k2y


今、ちょうどシーズンの桜でも加工してみましょう。
http://flic.kr/p/bx7zcd


「SELECTIVE ADJUST(選択による調節)」は選んだ色の部分だけ調節可能です。「+」アイコンで調節する部分の色にポイントを配置。輝度、コントラスト、彩度の調節が可能です。
http://flic.kr/p/bL2hPD


2本指でピンチして影響範囲を調節します。影響範囲は赤で表示されます。
http://flic.kr/p/bL2i2D


さらに「+」で違う色の部分にポイントを追加できます。
http://flic.kr/p/bL2ixH


色を調節したら、右下の枝が少し目障りなので、回転とトリミングで構図を決めます。
http://flic.kr/p/bL2jEp


こちらが元画像と完成画像。
http://flic.kr/p/bL249a
http://flic.kr/p/bx7mvQ


右下の共有アイコンからは、メール添付の他、Flickr、Facebook、Twitterに投稿して共有することができます。
http://flic.kr/p/bx7BWs


指先の簡単な操作ほんの数分程度で簡単に写真をいい感じに加工できて、そのままSNSで共有できるので、とてもお気軽ですね。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


このテキストを書いている間に、大きなニュースが飛び込んできました。先日Android版もリリースされた、写真共有アプリの「Instagram」なんと、Facebookが10億ドルで買収ですって!
https://www.facebook.com/zuck/posts/10100318398827991

おかだよういち


久しぶりにiPhoneのアプリの紹介。一番使っている写真編集アプリのおすすめです。


Snapseed(450円)
http://itunes.apple.com/jp/app/snapseed/id439438619?mt=8


起動したらこんな画面です。
http://flic.kr/p/bGd5rD


左上の「開く」をタップして加工する写真を選択します。東京スカイツリーの画像を選びました。
http://flic.kr/p/btigx3


少し暗くてくすんだ感じなので、色調補正でもっと明るく鮮やかにしてみます。下に並んだアイコンから「TUNE IMAGE」をタップすると、色調補正の画面になります。
http://flic.kr/p/btigKJ


縦方向にスワイプして、輝度、アンビアンス、コントラスト、彩度、ホワイトバランスを切り替えます。そして横スワイプでそれぞれの適応量の数値を増減させます。
http://flic.kr/p/bGd7AZ


陰になっている部分が明るくなるように、アンビアンスの数値を上げていきます。
http://flic.kr/p/bGd7Nr


輝度も調整して少し明るくなるように数値を上げてみました。
http://flic.kr/p/btihqL


彩度も数値を上げて鮮やかに。
http://flic.kr/p/bGd8jn


左上の「?」アイコンをタップすると、その画面での操作方法がオーバーレイで表示されます。右上のアイコンをタップしている間、補正前の元画像が表示されますので、比較して見ることができます。
http://flic.kr/p/bGd8wr


色調補正が決まったら右下の三角をタップして確定します。次に、少しトリミングして要らない部分をカットします。「CROP」アイコンをタップするとトリミング編集画面になります。


下にある左側のアイコンをタップすると、アスペクト比を選択するオプションが表示されます。反対側のアイコンで選択したアスペクト比の縦と横が切り替わります。
http://flic.kr/p/bGd8KM


写真下の工事中の柵が目障りなのでカットしました。
http://flic.kr/p/bGd93g


この画面でも右上の「?」で操作方法が表示されます。
http://flic.kr/p/bGd9ht


右下三角アイコンで確定します。これでOKなので、右上の四角から矢印が飛び出たアイコンをタップすると画像を保存したり共有するメニューが現れます。Flickr、Facebook、Twitterで共有できます。


処理前後の比較
http://flic.kr/p/bGfvrZ
http://flic.kr/p/btkFW3


違う写真を使ってもう少し試してみます。
http://flic.kr/p/bGd9Bi


「DETAILS」をタップして編集画面で縦にスワイプして構造を選び数値を上げます。
http://flic.kr/p/btij6y


虫眼鏡のアイコンをタップすると等倍で確認できます。
http://flic.kr/p/btijjy


右上のアイコンをタップすると、虫眼鏡の状態で処理前後の比較ができます。
http://flic.kr/p/bGd9QP


確定して、次に「GRUNGE」を選び少し汚れたような効果を加えてみます。
http://flic.kr/p/btijyd


縦スワイプで、スタイル、輝度、コントラスト、テクスチャの強さ、彩度の調整ができます。
http://flic.kr/p/bGdapM


タップすると青い点が表示され、ドラッグして移動。中心点を配置します。そして二本指でピンチ、ズーム操作で適用サイズを調整します。
http://flic.kr/p/bGdbjZ


操作がわからなくなったら左上の「?」で操作方法を表示します。
http://flic.kr/p/btikSm


また別の画像で部分的に調整するのをやってみます。「SELECTIVE ADJUST」を選択して編集画面へ。
http://flic.kr/p/bGdbNi


青丸を移動させて補正したい場所に配置。雲を少し変えてみます。二本指ピンチ操作で範囲を調整できます。適応範囲は赤くマスクされますので、確認しながら適当なところで指を放します。
http://flic.kr/p/bGdbZD


縦スワイプで青丸の中が輝度、コントラスト、彩度に切り替わりますので、それぞれ数値を変化させて調整します。
http://flic.kr/p/btimAs


下の「+」アイコンで調整ポイントを追加できますし、青丸をタップするとポイントをコピーしたり削除したり数値リセットするメニューが表示されます。
http://flic.kr/p/btimNA


こちらも、操作がわからない時は「?」タップで使い方が表示されます。
http://flic.kr/p/btio6u


完成画像
http://flic.kr/p/btichU


指先の簡単な操作で、かなり複雑な色補正やエフェクトをかけることができて、そのままSNSに簡単に共有できますから、これひとつあれば写真編集は充分なくらいオススメのアプリですよ。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


先週末にCSS Nite LP, Disk22「Webデザインで使うPhotoshop」で、Photoshopを使う以前の撮影で気をつけることをお話してきました。失敗写真をPhotoshopで直すのに時間を割くより、もっとクリエイティブな用途に使った方がいいですもんね。

おかだよういち


前回は、簡単に画像の加工ができるWebアプリ「Pixlr Express」について書きました。今回は同じシリーズで更に複雑な画像編集ができる「Pixlr Editor」をご紹介しましょう。


「Pixlr Editor」のサイトはこちら
http://pixlr.com/editor/


アクセスすると、まず「新しい画像を作成」するか、どこかから画像を開くかの選択肢が現れます。真っ白なキャンバスに絵を描くなら一番上の「新しい画像を作成」を、写真を加工するなら、該当の写真を選択します。
http://flic.kr/p/bAKsa6


ここでは、ためしにMacの中に保存してある写真を選択してみました。
http://flic.kr/p/bAKshz


どうでしょうか? これchrome(ブラウザ)のキャプチャ画像ですよ。まるで普段デスクトップで使っているアプリみたいですよね。Photoshopで見慣れた感じのツールが左側に並んでいます。そして、右側にはレイヤーパレットまであります。


レイヤーパレットがあると言うことは、かなり複雑なこともできそうな予感がします。ではツールを上から見てみましょう。


切り抜きツール/移動ツール
一列選択ツール/投げ輪ツール
選択ツール
ペンシルツール/ブラシツール
消しゴムツール/ペイントバケツツール
グラデーションツール/クローンスタンプツール
色置き換えツール/描画ツール
ぼかしツール/シャープ化ツール
指先ツール/スポンジツール
覆い焼きツール/焼きこみツール
赤目低減ツール/スポット修復ツール
膨張ツール/つまみツール
カラーピッカーツール/タイプツール
ハンドツール/拡大ツール


Photoshopを使ったことがある人なら、アイコンを見ただけですぐに何をするツールなのか理解できると思います。


上部にあるメニューの中も見てみましょう。


ファイル
http://flic.kr/p/bAKsoi


編集
http://flic.kr/p/bAKsuK


画像
http://flic.kr/p/bnQBbu


レイヤー
http://flic.kr/p/bAKsFV


調整
http://flic.kr/p/bnQBkj


フィルター
http://flic.kr/p/bnQBq3


ビュー
http://flic.kr/p/bnQBwu


言語
http://flic.kr/p/bnQBCw


では、試しにちょっと触ってみましょう。中央あたりにある紫色のブルーベリー味のチョコを、投げ縄ツールで選択範囲を作りました。
http://flic.kr/p/bAKt6k


選択範囲ができたら、メニューの編集→コピー→貼り付けとすると、新しいレイヤーができてそこにペーストされます。


レイヤーパレット下部にある3つ目のアイコン「レイヤースタイル」をクリックすると設定ウィンドウが開くので、ドロップシャドウにチェックを入れて、程良く影が付くように調整しました。
http://flic.kr/p/bnQBLb


さらに、メニューから編集→自由変形…を選ぶとボックスが表示されますので、少し回転させてみました。
http://flic.kr/p/bAKtjP


周囲に合わせて若干ぼかしをかけて馴染ませておきましょう。メニューのフィルター→ガウシアンぼかし…を選択し、表示されたウィンドウで数値を設定します。
http://flic.kr/p/bnQC1L


作業が終わったら、メニューのファイル→保存…を選ぶと、保存先を選択するウィンドウが現れます。自分のPCに保存するのはもちろん、FacebookやFlickrやPicasaなど、ネット上の自分のアルバムにそのまま保存することも可能です。


また、画像のフォーマットについても、JPEGの他、PNGやTIFFも選べますし、レイヤーの情報なども含めたアプリオリジナルのデータPXDを選択しておけば、再度このアプリで開いて編集を続けることも可能です。


レイヤーマスクを使って、もっと精度の高い合成もできますから、無料で使えるWebアプリなのに、とても複雑な画像編集ができてしまいます。


もちろん、Photoshopの方がもっと機能も豊富ですし、凄いことができるに違いないのですが、ブラウザでここまでできてしまうのですから、作業内容に合わせて気軽に使ってみると面白いかもしれませんよ。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
<http://s-style-arts.com/ > okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


3月24日(土)に、CSS Nite LP, Disk 22「Webデザインで使うPhotoshop」に出演します。参加される方、よろしくお願いします!
http://lp22.cssnite.jp/

おかだよういち


しばらくNEX-5Nの話題が続きましたが、ユーザー以外の人はあまり面白くないと思いますので、レビューの続きはまた追々ということで、今回は多くのみなさんが楽しめそうなWebアプリをご紹介します。


iPhoneやAndroid端末で気軽に写真を撮って、その場で加工して、FacebookやTwitterなどを使って、その場でネットにアップして仲間と共有。なんてことがもう日々あたりまえになっていると思います。


iPhoneで人気の「Instagram」は、正方形のスクエアフォーマットの写真を、ちょっとレトロな味付けで加工して、共有したり、ここからFacebookやTwitterやFlickrに同時に共有する写真共有アプリです。
http://itunes.apple.com/jp/app/instagram/id389801252?mt=8


※Android版も開発中というニュースも出ています。
http://japan.cnet.com/news/service/35011578/


また、Instagramの画像エフェクトとフレームだけでは物足りない人には、「Instaplus」も大人気です。
http://itunes.apple.com/jp/app/instaplus-mouchotto-liangikamerawoinstagramni/id448121202?mt=8


これらiPhoneで簡単に加工してすぐにネットで共有が普通になると、MacやWindowsなどのデスクトップでちょっと写真を加工してFacebookにアップしようと思った時に、いちいちPhotoshopを起動して加工するのもめんどうだし、だからと言って、iPhoneで開いて加工して、というのもちょっと違う気がします(iCloudのフォトストリームを使っていれば、写真をMac→iPhoneもあまり気にならないかもしれませんが)。


そこで、こんなWebアプリはどうでしょう?
「Pixlr Express」
http://pixlr.com/express/


ブラウザ上でとっても簡単に写真を加工できます。加工といっても、合成や切り抜きなど複雑なものではなく、トリミングや角度調整、色調整など基本的なことです。ネットで共有する前処理くらいの加工はこれで充分だと思います。


さらに先程のiPhoneアプリのような、さまざまなエフェクトやフレームがたくさん用意されていますので、デスクトップでInstagram風に加工して、Facebookにアップロードなんてことは簡単にできてしまいますよ。


まず、Pixlr Expressにアクセス。
http://flic.kr/p/bwKnhg


中央にアイコンが並ぶ画面が表示されます。左から、PC内の画像を選ぶ、ネット上にある画像のURLを入力して選ぶ、Webカメラで撮影した画像を使う、の3択から加工する画像を選びます。ここではPC内の画像を選びました。アップロードされると画像とシンプルなメニューが表示されます。
http://flic.kr/p/bwKnB6


フィギュアが少し傾いているのでRotateを選んでまっすぐにしてみましょう。
http://flic.kr/p/bwKnUi


Rotateをクリックすると、下部中央に調整レバーが表示されるので、マウスで左右に動かして調整します。グリッドが表示されるのでわかりやすいですね。調整できたら右側のApplyをクリックして確定します。
http://flic.kr/p/bwKo3k


次にInstagram風にスクエアにトリミングしてみましょう。一番右のCropをクリック。
http://flic.kr/p/bwKodT


下部中央に出たパネルから、1:1を選ぶと正方形のグリッドが表示されます。マウスで好きな位置に調整してApplyをクリック。
http://flic.kr/p/bwKom4


Colorを選択して、ちょっと鮮やかな色味にしてみましょう。
http://flic.kr/p/bwKowK


彩度のレバーを動かして設定します。
http://flic.kr/p/bwKoEk


その他の項目も見てみましょう。Effectをクリックすると…
http://flic.kr/p/bwKpbz


何種類かのエフェクトが選択できます。その中からひとつ選んでクリックすると、更に詳細のエフェクトが表示され、適応量も調整できます。
http://flic.kr/p/bwKpnF


ひとつレトロっぽいのを選んでみました。
http://flic.kr/p/bwKpyF
あまり好みではなければ、右側のCancelをクリックすれば直前の画像に戻ります。


Overlayはどんなのか見てみましょう。
http://flic.kr/p/bwKpGe


何やらいっぱい選択肢が出てきました。幾何学模様などを重ねて面白い絵を作ることもできそうです。
http://flic.kr/p/bwKpQn


星がいっぱいの画像を重ねてみました。
http://flic.kr/p/bwKpYr


いまいちなので、Cancelして背景で光がキラキラしているものを選びました。
http://flic.kr/p/bwKqqi


次は一番左のText。
http://flic.kr/p/bwKqxp


何種類か表示される中からフォントを選択。
http://flic.kr/p/bwKqDP


文字を打つとボックス内に表示されます。マウスでボックスを移動させたり、拡大縮小、角度調整などできるので適当なところに配置します。
http://flic.kr/p/bwKqLt


最後にBorder。フレームと同じですね。
http://flic.kr/p/bwKr54


DefaultからSmokeを選びました。
http://flic.kr/p/bwKrcB


これで確定であれば右上のSaveをクリック。
http://flic.kr/p/bwKrse


すると画像を保存する画面になりますので、適当な名前を付けて、再度SaveをクリックしてPC内に保存します。
http://flic.kr/p/bwKrC6


こんなことが、ブラウザでサクサクできるなんて凄い時代ですよね。PCに取り込んであるデジカメの画像を、ちょこっとiPhoneアプリ風に加工して楽しむには、こんなWebアプリを使ってみるのはどうでしょうか。


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先週末は岡山と大阪でa-blog cmsの勉強会を開催しました。今週末は高松のCSS Niteに参加してきます。うどんをいっぱい食べてきます!

おかだよういち


NEX-5Nを手にしてから2週間。そして一昨日欲しかったレンズ、Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAが手に入りました。
http://flic.kr/p/bpCXbg


NEX-5Nに付けてみるとなかなかさまになっててかっこいいです。
http://flic.kr/p/bpm5x8


試しに、とりあえずデスク周りにあるものを、めいっぱい絞りを開けてF1.8で撮ってみました。コンデジや他のミラーレス一眼と比べると、センサーのサイズが大きなAPS-Cで、絞りF1.8で撮るとこんなに被写界深度が浅くなり、フォーカスした位置から少しはずれるともうボケます。


http://flic.kr/p/bpCLTc
http://flic.kr/p/bpCMDt
http://flic.kr/p/bpCNqX


このボケを利用して、空気感を感じる雰囲気ある表現ができそうな気がします。


さて、このNEX-5Nは上部に電源ON/OFFスイッチ、レリーズボタン、ムービー、再生が配置されていて、背面のモニター右側に設定系のボタンとダイヤルがならんでいます。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/478/666/html/003.jpg.html


背面にあるボタンは3つとダイヤルのみ。ダイヤルは回転と上下左右に機能が割り振られています。数多い機能の中からよく使うものを厳選して、このシンプルな操作ボタンに配置するのが使いこなすキモだと思うのですが、これがなかなか選択肢が多く、難しくもあり楽しくもあります。


あまり使わない機能とよく使うものを見極めて、自分が一番使いやすい状態を探っていくのは、実際にいくつも試行錯誤しないと一発で納得することはないので、未だベストな状態には至っておらず模索中です。


カメラに詳しくない人にも簡単に使えるように、各設定項目は分りやすい表現になっています。例えば、絞りの設定では、「くっきり─ぼかす」になっています。


絞りや被写界深度のことがわかっていれば、F11とF2.8を比べるとF2.8の方がより背景がボケるということは常識として頭に入っていますが、写真を始めたばかりの人にとっては、数字で設定するよりも「くっきり」の方が分りやすいはずです。


同様に、露出補正は「明るく─暗く」ですし、ホワイトバランスの色温度の設定は「暖かく─クール」という表現になっていて、初心者にも安心して使えるような配慮がされています。ミラーレス一眼らしい部分ですね。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/feature_3.html


さらに、初心者用の機能として「撮影アドバイス」というものもあって、シーンに合わせて基礎から応用まで様々な撮影のTipsを表示できるので、撮影しながらスキルアップできます。


また、操作がわからなくなった時は、「ヘルプガイド表示」で何をする機能なのかを表示してくれるので、慣れていなくても迷わず操作できます。


むずかしいことを考えなくても、カメラにすべてまかせてシャッターを押すだけでベストな設定で撮ってくれる「iAUTO」というモードもあるので、設定がわからない人でも、コンデジみたいな使い方できれいな写真を撮ることができます。


カメラが、夜景・夜景&人物・逆光・逆光&人物・人物・風景・マクロ・スポットライト・低照度・赤ちゃんを自動で認識します。「人物」とは別に「赤ちゃん」というのが面白いですね。


似たような初心者に優しい機能や、分りやすい表現はおそらく他のミラーレス一眼にも採用されていると思います。女性やご年配の方を含め、多くの人にミラーレス一眼がウケるわけです。


初心者でも、カメラに詳しいユーザーでも、双方にとって優しく楽しく使えるカメラだということが、2週間使ってみてわかって来ました。まだまだ完璧に使いこなしているという域にまで達していませんし、すべての機能やエフェクトも使っていませんので、また色々使ってみながら随時レビューしたいと思います。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


先日、名古屋市科学館の人気のプラネタリウムを見てきました。久しぶりのプラネタリウムがあまりに楽しかったので、明石のプラネタリウムにもまた通ってみようと思います。

おかだよういち


2週間前、今年一発目のデジクリで、今欲しいカメラとレンズについて記しました。そのカメラのほうが、この原稿を書いている今日届きました。レンズはまだ未入荷で、しばらく先になりそうです。届いたばかりなので、箱から出して、電池充電して、ストラップ取り付けて、基本設定をしただけで、まだ一枚も写真を撮っていません。今回は購入に至るまでのことと、ファーストインプレッションについて書きます。


まずは購入動機から。この光画部トークでも何度も書いてますが、普段持ち歩くカメラがiPhone4だけになってしまいました。多くの場合、iPhoneで充分事足りてしまいます。


撮影してその場で加工、即公開・共有と、簡単なフローでできるカメラは他にありませんから、普段使いでiPhoneを上回るカメラになかなか出会えないのも無理はありません。


わたしだけでなく、きっと世界中の多くの人がそう感じているはずです。それはFlickrに日々アップされている写真で、一番多く使われているカメラがiPhoneというデータからもわかります。いつでもどこでもネットに繋がっているカメラならではの結果でしょう。
http://www.flickr.com/cameras/


かと言って100%満足している訳ではなく、iPhoneでは物足りないシーンも時には遭遇します。例えば、セミナー会場のような暗い場所で後ろの席から登壇者を撮ろうとしたとき。iPhoneには光学ズームが付いていないので、デジタルズームでアップにすると画質が極端に落ちる。更に暗いのですごくノイズが目立ちます。


そのため、画像加工アプリでもっと荒く表現したりとか、無理やりな写真にして共有することがあります。そんな時は、望遠でそこそこ撮れるデジカメを持ってきてたらなぁと思います。


また、カメラ以外の用途でも常にiPhoneを使っていますから、電池の消耗も激しく、夜の懇親会の席ではもう殆どバッテリーが残っていない状態で、せっかくの楽しい写真が撮れないことも多いのです。


そうは言うものの、それだけのために一眼レフカメラを持ち歩くのは億劫ですし、コンデジだと結局クオリティ的にiPhoneとあまり変わらないし。


そこで、レンズ交換が可能なコンパクトボディというジャンルで、今大人気のミラーレス一眼という選択肢です。ただ多くのミラーレス一眼はセンサーが小さいのが嫌で、いままであまり本気になれなかったのです。


でも、SONYのNEXシリーズのセンサーは、普及しているデジタル一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズ。そして、レンズもいいのが色々と揃ってきた。といった環境になって、久々に新しいカメラの購入を決めたわけです。


そこで2週間前、大阪のヨドバシカメラマルチメディア梅田へ買いに行ったところ、在庫なし。タイの洪水の影響で品薄なんだそうです。その後、東京出張だったので秋葉原と新宿のヨドバシカメラもチェックしてみましたが、こちらも在庫なし。そして東京の方が、3,000円高かった。


東京からの帰りに再び大阪に寄り、カメラとツアイスのレンズを注文してきました。相変わらずの品薄状態で、両方とも2月になるようですが、いつになるかはわからないため、入荷次第連絡をもらうことになりました。


ところが、土曜の夜中にネットのヨドバシドットコムを見てみたら、在庫僅少という表示! 今注文すれば明日発送可能となっていたので、大阪で注文したのより1,000円高買ったけどこちらに注文しました。


日曜の夜に発送完了のメールが届いたので、トレースしてみると既に神戸を通過の状態。
http://flic.kr/p/bhrRVM
そして明け方にチェックしてみると、もう最寄りの局に到着している。
http://flic.kr/p/bhrS44
日本の物流はほんとうに凄いですね!


そして、無事NEX-5NDの黒が届きました。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/
16mm F2.8の単焦点パンケーキレンズと、

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL16F28/index.html

18-55mm F3.5-5.6の
http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL1855/index.html
標準ズームのレンズ2本が同梱されたダブルレンズキットです。


箱から取り出してみると、店頭にあるモックアップかと思うくらい軽くて驚きました。一眼レフと比べるとおもちゃみたいです。


このレンズの望遠側55mmより、もうちょっと望遠が欲しいところです。後から18-200mmとか追加するとなると、この18-55mmのレンズが無駄になってしまいます。


わたしとしては、16mmのパンケーキだけが付いたものが欲しかったのですが、どうやらそのチョイスがない。ボディとレンズそれぞれの価格を見てみると
ボディのみ……61,800円
レンズ単体16mm……31,500円
18-55mm……36,750円
このレンズ2本とボディのセット……71,800円


と、なんか変な価格設定なので、一番お得な感じのレンズ2本付いたものに決めました。ボディの金額+1万円でレンズ2本付いてくるのは、後で1本無駄になったとしても、お得です。


大阪で注文したカールツァイスのレンズはまだ品薄状態でまだゲットできていませんが、しばらくこのレンズ2本で写真や動画を色々と撮ってみたいと思います。


iPhoneでも大きな一眼レフでも撮れない、新たな写真が撮れるかも! とワクワクしています。次回以降は実際に撮ったサンプルをお見せできるでしょう。光画部トーク初ミラーレス一眼で長期レビューを開始します。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


今週は名古屋のトライデントコンピュータ専門学校にて、Webデザイン学科の学生さんに写真についての授業をしてきます。課題に対してどんな写真を撮ってるのか楽しみです。

おかだよういち


「写真を楽しむ生活」は昨日から2012年版が始まりました。読者のみなさん、本年も「写真を楽しむ生活」&光画部トークをよろしくお願い致します!


今年はカメラ関係に色々と動きがあるようですよ。昨年発売予定だった製品も、震災やタイの洪水の影響などで発売延期になったりしているので、それらが遅れて今年発売されます。そして、今年は何と言ってもロンドンオリンピックが開催されますから、各カメラメーカーもそれに合わせて色んな製品をリリースしてくるはずです。


既に先週、ニコンがフラッグシップのD4を発表し、2月16日に発売されます。今後近いうちにD800も出る予感がします。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d4/


これらはプロ用の機材で、D4のボディは65万円。D800もたぶん30万円くらいはすると思いますので、そうそう気軽に買える金額じゃないのですが、興味津々です。


今後発売されるそんな高級機に気を取られがちですが、わたしが今、欲しい病になっているのがSONYのNEX-5Nです。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5N/


そう。今流行りのミラーレス一眼です。既に発売されていますが、これもタイの洪水の影響で品薄状態です。


カメラ女子に限らず、写真が趣味のご年配の方や、コンデジや携帯電話のカメラからステップアップしたい人など、いま多くの層でミラーレス一眼が売れているそうです。


つい先日も、行きつけのカメラ屋さんに年末のご挨拶に行った時に、おばあちゃんがニコンのミラーレス一眼、ニコン1を2台持って来店し、店員さんになにやら設定してもらいながら写真が楽しいってお話されていました。


ニコン1はセンサーサイズが小さいので、それを逆手に取って望遠側がとても撮りやすいということで、そのおばあちゃんも、仲間と河原などで野鳥を撮って楽しんでいるそうです。
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/body/nikon1_v1/


あちこちで売れてるそんなミラーレス一眼なんですが、わたしは今まであまり興味がありませんでした。それは、各社レンズ交換ができるコンデジという感じで、どれもセンサーサイズが小さいものばかりだったからです。


光を取り込む部分がセンサーですから、大きい方が画質も良くなりますし、光の少ない暗い場所でもより多くの光を受けることができます。したがって、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れたり、より高感度に設定可能になります。


ミラーレス一眼機で、カメラの大きさをよりコンパクトに設計しようとすると、このセンサーサイズを犠牲にしなければならず、各社「小さなボディながらレンズ交換が可能なカメラ=ミラーレス一眼」みたいな感じになっていました。でもSONYのNEXは違います。


SONYのミラーレス一眼のNEXシリーズは、センサーサイズが、一眼レフカメラ普及機と同じAPS-Cサイズです。コンデジと同じくらいコンパクトでレンズ交換が可能な各社ミラーレスと違い、一眼レフカメラと同じセンサーなのに、普段持ち歩くには大きくて重い一眼レフと比べるととってもコンパクトなカメラなのです。


このダントツに違うセンサーサイズがまず魅力。そして、このNEX-5Nは実は二代目で、その前はNがないNEX-5という機種がありました。ですが、同時に発売されたレンズがあまり種類もなく、特にグッとくるものが出なかったのでスルーしていました。


それが、この度とっても魅力的なレンズも発売されて、もう今わたしはこのレンズが使いたいからNEX-5Nが欲しい状態。Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA というカールツァイスのレンズです。
http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL24F18Z/index.html


焦点距離24mmなのでフルサイズ換算で36mm。風景スナップからテーブルフォト、ポートレートまで、日常使うにはちょうど使い勝手の良い画角です。サンプル画像がヨドバシドットコムに掲載されていました。
http://image.yodobashi.com/catalog/magazine/20111219-001/


シャープで、ボケが美しくて、空気感までもが写る感じの滑らかな階調。しかも最短撮影距離が16cmと結構寄れます。


こんな魅力的なレンズが気軽に使えるなら、もうNEX-5N買うしかない!


それから、NEXのソニーEマウント用のマウントアダプターも色々出ているみたいなので、たとえばニコンのレンズや、その他、銘玉と呼ばれるオールドレンズも色々と使えるようなので、中古のレンズを探して回るといった新しい趣味が増えそうです。


機能的な面を見てみると、写真だけでなく、動画を撮るのにもとても良さそうです。最近動画を撮影&編集する機会があったので、カメラの動画の機能も色々調べていたのですが、このNEX-5Nの動画機能はかなり本格的です。


フルHDで撮影できますし、一般に売っているハンディーカムと比べると、センサーのサイズが格段に大きいので、背景のボケ具合がまるで映画のみたいに大きく美しくボケます。


カメラに付いている動画機能の多くは、動画撮影中はフォーカスも一点で固定だったり、露出もオートだけだったりと、ちゃんと撮ろうと思うと困ることが多いのですが、NEX-5Nならけっこう本気で動画素材も撮れるのです。


そんなフルHD動画が、先程のカールツァイスレンズをはじめ、色んな画角のレンズに交換してクオリティ高く撮れるなんてきっと楽しいですよね。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/feature_4.html


ということで、どこに買いに行っても在庫がなくて、注文してもいつ届くかわからない状態ですが、熱が冷めなければきっと買ってしまう気満々なので、手に入れたらまた光画部トークでもいっぱいレビューしたいと思います。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


昨日、関西では10日戎。えべっさんです。商売繁盛の神様で多くの人が参拝に訪れます。わたしは一昨日9日の宵えびすに西宮神社に参って来ました。みなさんの商売が繁盛していい年になりますように!

YouTubeで見つけました!

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