●嵐山光三郎「転ばぬ先の転んだ後の『徒然草』の知恵」を読む(集英社、2012)。スティーブ・ジョブスは「徒然草」を読んでいた、かもしれないという。ジョブスの信条は「徒然草」と通ずるところが多い。仏教徒である彼は禅を修行していたから、英訳「徒然草」を読んでいた可能性もある。ジョブスの伝記は読んでいないけど、「徒然草」は現代語訳『嵐山訳徒然草』講談社)や漫画(バロン吉元:中央公論『マンガ日本の古典』)などで読んだ。岩波文庫は現代語訳がないので手強く、拾い読みしかしていない。でも、ふーんと思うくらいでそれほど面白みも感じないわたしだった。
高校時代の古典の授業で「徒然草」にはまった筆者は、以来座右の書とし、最近ようやく兼好の説く言葉のひと言ひと言が血肉化した。肉体が兼好と同化するのに50余年の時間がかかったという。「徒然草」啓蒙の第一人者で人生の達人である嵐山によれば、自分の道を目指す人の必読の書である。つまり刻々と過ぎ去って行く時間の中で、自分本来の生き方を見定めてゆく、ということを至上の価値観とした書であるからだという。一見、教訓や格言めいていてあまりピンと来ないエピソードも、筆者に説明されるとそうだったのかとストンと落ちる。納得はするがそれを日常の生活に生かして行こうとは思わない。すぐに忘れてしまうから。
兼好は齢をとってからいましめとして、人から何かを尋ねられた時は「さだかにも弁(わきま)へ知らず」という言い方をすすめる。しゃべり過ぎるとそれだけでたいした才能がないと思われるから、たとえ知っていてもしゃべるのはよくない。同時に、齢をとってくると、昔知っていたことがあやふやになり、間違いが出て来る危険もあるからだという。修行が足りないと嫌みっぽくなるのだが、面倒くさくないし、さして相手の心も傷つかないし、便利な言葉だと筆者も言う。あと4年くらい経ったら使ってみたいと思う。筆者の境地にはとうてい届かないけれど。若い人よ、ビジネス書よりもこの「兼好名言集」を読んだ方がずっと役に立つ、と思う。 (柴田)
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●家人がワイドショーをかけた。私は仕事中だったので、ボリューム絞るように頼み、知っている話題だから興味ないわと、頭からテレビの音声を追い出した。つもりだったが、その後すぐの「Evernote」というキーワードが耳に入り、テレビの前に移動した。海外では市販(缶類)のお茶に加糖されているらしい。紅茶感覚なのだろう。加糖されていない、伊藤園の「お〜いお茶」が海外のスーパーに置かれるようになって、シリコンバレーではファンが増えているのだそうだ。Evernoteのオフィスにテレビが入っていて、最初イメージカラーの緑にひっかけているのかと思ったよ。社員の皆さん、とても好きなんだって。社長さんの「日本人は自己評価が低い。素晴らしいものを持っているのに。もっと自信(誇り)を持っていい」(うろ覚え)というコメントが嬉しかった。(hammer.mule)
http://www.victory-blog.info/article/278466575.html
Mr.サンデーだったのか
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1106/16/news073.html
記事でも、おーいお茶
http://gigazine.net/news/20120705-what-to-do-when-a-client-does-not-pay/
クライアントがお金を払ってくれない場合にとるべき10の行動
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/51752519.html
ディレクターが意識すべき、サイトリニューアル前後の心がけ
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20120325/1.html
儲かる! 時代遅れビジネス
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120704_544711.html
ソニー、カセットテープ「HFシリーズ」新製品を発売
http://togetter.com/li/332670
AIUの海外旅行保険を使おうとしたら
http://oryouri.2chblog.jp/archives/7231597.html
クックパッドを見て制作を諦める調味料