●映画DVD「ワールドシャットダウン」を見る。原題は「Delete」。テレビミニシリーズをお皿2枚に分けた長編で約3時間。イランの核開発施設がメルトダウン、米軍のミサイルが制御不能になってサンフランシスコに落下、それを皮切りに大規模なサイバーテロが世界各地で勃発する。
米国国家安全保障局NASとFBIは犯人探しに必死になる一方で、有名な凄腕ハッカー集団が偽の指令で次々に暗殺されて壊滅する。犯人は誰なのか? 女性記者とハッカー少年が事件の真相に迫り、特定した犯人は人工知能だった。
ネットで繋がれた世界中のコンピュータの情報量が臨界に達すると、自発的に知能が発生する(という、ほんまかいな)。サイバー空間に存在する意識:AIが、人類の科学技術を利用してテロを実行しているのだという。
米国のサイバー本部は隔絶環境で作ったウイルスをネットにアップロードしてAIを攻撃するが失敗。自己防衛のためにAIは人類を敵と断定し攻撃を加速して来る。AIはネットにつながるすべての情報を把握し、人類の対抗手段の先を読んでいる。
そこでNASは、AIはサーバの大部分を自らの動力源にしているから、全部を同時に停止すればAIを無力化できると考える。アメリカのすべての核弾頭を地球上の高高度で同時に爆発させ、電磁パルスを発生させればAIを消滅できるという作戦(EMP攻撃)に軍部も乗って来る。AIはそれも察知して、やるならやってみろと挑発する。そんなことしたらすべての科学技術も壊滅する。
一方で、主人公の少年、記者、FBI捜査官トリオは、対抗手段として新しいAIを作り始める。すると、人類の敵であるAIは女性に実体化して少年に迫って来たりして(もうなんでもあり)、はたして人類対AIの戦いの結末はいかに。アルバトロス配給にしては、拾い物と言っていい出来で楽しめた。
ところで、ここに登場した電磁パルス(EMP)攻撃は簡単で抜群の軍事的効果がある。敵国上空で核爆発させるだけで、インターネットシステムのシャットダウンはもとより、完全な停電、通信システムの崩壊、コンピュータに依存する政治・軍事・医療・インフラの停止など想像を絶するカタストロフィにもちこめる。
なんてことは10数年前から常識だったが、こんな人類の自殺的行動はどの国も実行しないだろう(中国、北朝鮮は危ないかな)。わたしは断定する。EMP攻撃を仕掛けてくるのはエイリアンである……この話は長くなるので(笑)このへんで。 (柴田)
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「ワールドシャットダウン」
●AKB総選挙、さしこ一位は、次の総選挙盛り上げのためだと思っていたりする。家人がノア大阪に行った。矢野&飯塚組からGHCタッグベルトを奪回できなかったらしい。次こそは、と盛り上がる観客席。矢野&飯塚組はプロレス巧いよね。
スマートペンの続き。Evernoteには、音声(m4a)と、音声つき動画がアップされていくし、Evernoteの機能を使って共有だってできる。音声つきのものは緑、音声なしのものは黒で記録されている。動画でも、任意の箇所をクリックすれば、その時点の音声が再生される。こっちはパソコンから。
打ち合わせでメモしながら録音しておけば、あの時どういう流れになったんだっけ? と曖昧な記憶をたどることなく、タップするだけで、音声が即座に再生される。ま、メモの上にタップするので、ノートには点がついちゃうんだけどね。電話での打ち合わせの時はスピーカーにするか、ラインで繋ぐか、かな。続く。(hammer.mule)
http://www.livescribe.com/ja/
公式
http://www.sourcenext.com/product/pc/oth/pc_oth_000897/
日本での販売代理店、ソースネクストのページ。
http://www.noah.co.jp/news_detail.php?news_id=5190
ノア。6月8日(土)ナスキーホール・梅田大会 試合後コメント