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写真を楽しむ生活

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2010年03月02日のアーカイブ

一色龍太郎写真展「太陽の沖縄」


http://www.pentax.jp/forum/gallery/20100303/
会期:3月3日(水)〜3月15日(月)火休
会場:ペンタックスフォーラム(東京都新宿区)


GR BLOG写真展


http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/grblog2010.html
http://blog.ricoh.co.jp/GR/
会期:3月3日(水)〜3月14日(日)火休
会場:RING CUBE(東京都中央区)



染谷學写真展「ニライ」


http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2010/03_ginza.htm#01
http://mabui.blog115.fc2.com/
会期:3月3日(水)〜3月16日(火)
会場:銀座ニコンサロン(東京都中央区)


岩合光昭写真展「ねこ」


http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/iwago/
http://www.digitaliwago.com/news/index.html
http://www.olympus.co.jp/jp/info/2010a/if100219imagingj.cfm
会期:3月3日(水)〜3月15日(月)
会場:日本橋三越本店新館7Fギャラリー(東京都中央区)
入場料:一般・大学生800円、中高生600円、小学生以下無料
◇ギャラリートーク:3月3日〜7日、13日・14日。各日13:00〜/16:00〜 会場内にて
※ギャラリートーク参加には入場券が必要

第21回ソニオンフォトクラブ写真展


http://www.saf.or.jp/saitama/calendar/index.html
会期:3月3日(水)〜3月7日(日)
会場:埼玉会館(さいたま市浦和区)

第13回二水会写真展


http://www.nishiri.co.jp/topics/gallery/gallery.html
会期:3月3日(水)〜3月9日(火)
会場:京都ぎゃらりぃ西利(京都市東山区)

龍敏幸写真展「存在」


http://mephotogallery.com/exhibition.html
会期:3月3日(水)〜3月8日(月)
会場:エムイーフォトギャラリー(福岡市博多区)

おかだよういち


写真は、レンズを通った光がセンサーやフィルムに当たって、像を描くことで写ります。その光の量を調節することを「露出」と言います。露出は「絞り」と「シャッター」の2種類の機構で調節され、絞りはレンズを通過する光量を調節し、シャッターはその光をセンサーに当てる時間を調節します。この異なるふたつの要素で光を操ることにより、写真はとても奥が深く幅広い表現が可能になります。


前回・前々回と「絞り」についてご説明してきましたが、今回はもう一方の「シャッター」について見てみましょう。


「絞り」はレンズから入ってくる光の量を調整していましたが、「シャッター」はその光がセンサーに当たる時間を調整します。露出時間1秒を基準に、半分、更に半分…と変化させます。


詳しく見てみましょう。1秒→1/2秒→1/4秒→1/8秒→1/16秒→1/32秒→1/64秒→1/128秒→1/256秒→1/512秒→1/1024秒→1/2048秒→1/4096秒→1/8192秒
この露出時間の分母の数字を、近似値でわかりやすい数字に置き換えたのがシャッタースピードで、カメラの液晶やダイヤルなどに表示されます。たとえば1/32秒だと30、1/512秒だと500。
http://flic.kr/p/7GKBH5
http://flic.kr/p/7GKBLo


たまにシャッタースピード1/125秒とか言う人や、雑誌や本の記事をみかけることもありますが、上記の通り、125(128)分の1秒は露出時間で単位は秒ですが、シャッタースピードは125で単位はありません。


センサーに光が当たる直前に幕があり、その幕がスリットになっています。スリットの幅を調節することで、光を通す時間を調節しています。古いフィルム時代のカメラを使用しての、説明用の動画がありますのでご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=__0RtuqHxkE


この動画では、スリットは横に走っていますが、現行のカメラはほとんど縦に走り、速いシャッタースピードが設定できるようになっています。


では、シャッターで光がセンサーに当たる時間を変化させることによって、どんな表現ができるでしょうか。


http://flic.kr/p/7GL4C5
http://flic.kr/p/7GL4vo
http://flic.kr/p/7GL4yA
同じシチュエーションでも、シャッタースピードを変えることで時間を止めたり、逆に動きや躍動感を表現したりできます。


http://flic.kr/p/7GG8rg
http://flic.kr/p/7GG8nH
シャッターが開いている間に被写体を追うことで、スピード感を表現できます。流し撮りという方法です。スポーツ写真、特にモータースポーツの撮影などでよく見られます。


http://flic.kr/p/7GLnyA
仕事をしている人などを撮影する場合なども、シャッタースピードを調整することで、早く動いている部分がブレるので一生懸命さが表現できます。


http://flic.kr/p/7GGrVF
花火が開いている間シャッターを開けて光の軌跡を撮ったもの。


http://flic.kr/p/7GLnHd
月光で撮った夜桜。街灯もなく真っ暗な状態で、満月の光で長時間露光(30秒〜数分)、シャッターを開けっ放しにして撮影しました。


実際の撮影現場は怖いくらい真っ暗でしたが、月あかりでもきれいな桜が撮れました。このように、肉眼では見ることのできない非日常の世界も、シャッタースピードを調整することで表現できます。


このように、シャッタースピードを変えることで
→一生懸命な感じを表現できる
→スピード感を表現できる
→瞬間を止めることができる
→時間や風・水の流れを表現できる
→肉眼では見られない非日常が撮れる
といった表現が可能です。


「絞り」がボケをコントロールしたのに対し、「シャッター」ではブレをコントロールします。


注意点は“手ぶれ”。
http://flic.kr/p/7GGKTr


最近のカメラは手ぶれ写真を量産しないように、手ぶれ補正機能が付いていたり、自動で高感度になったりとか対策はされていますが、シャッタースピードを遅くした場合は、手ぶれに注意が必要です。三脚を使うのがベストですが、無理な場合は、何かを台にしたり体をあずけて固定したりするなどすれば抑えられます。


もう一つは“被写体ブレ”
http://flic.kr/p/7GGKQ2
いくら三脚を使って手ブレを防いでも、遅いシャッタースピードで被写体が速く動くとブレてしまいます。こういう場合は、ISO感度を上げるなど極力速いシャッターが切れるような設定にしましょう。


他にもFlickrなどで“shutterspeed”で検索してみると、さまざまなブレや非日常を表現した写真を見ることができます。一度じっくり見てみると参考になりますよ。
http://www.flickr.com/search/?w=all&q=shutterspeed&m=text


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.info/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


先日、かなり久しぶりに姫路城の天守閣まで見学に行ってきました。桜の季節が終わると、本格的に平成の大修理が始まるので姫路城に囲いが出来てしまいます。観るなら今のうちですよー。

YouTubeで見つけました!

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