●30年くらい前に、子どもらと熱中したのが「ドンジャラ スーパーマリオブラザーズ2」である。かつてボードゲームは他にもたくさんあったが、いま残っているのはこれだけだ。箱は傷んでいるが中身はしっかり揃っている。孫たちもゲームの対応年齢になったので、久しぶりにやりますかと取り出したものの、完璧に遊び方を忘れている。使用説明書は失ったようだ。ネットで遊び方を検索したが見つからないので、ダメもとでバンダイのお問い合わせフォームに、使用説明書を売ってほしいと書き込んだら、数日後に使用説明書のコピーを綴じた冊子が送られて来た。もちろん無料で、ていねいなご挨拶付きだ。さすがはバンダイ。一番乗り気なのは、若い頃麻雀の達人だったと自称する妻。わたしがルールを読み上げながら、子どもらがついてこられるようにゆっくりゲームを進めるのだが、元雀士はさすがにスピード感覚が違ってイライラしている。麻雀よりはるかにシンプルなルールで、分かりやすい傑作ゲームだとあらためて感心した。麻雀用語を一切使わなくてもちゃんと進行できるのに、なにやらお下品な響きの用語を乱発し、子どもらに向かって「これをリャンメンマチと言うのよ」なんて教えている妻をさしおいて、記念すべき第1回戦は9歳児が勝利した。ゲーム器の一人遊びより、家族と一緒にカードやボードでリアルに遊ぶ子どもの姿のほうがいい。ドンジャラ30周年記念「ドンジャラ AKB48」なる絵合わせゲームが12月に発売になるとか。興味ないし。(柴田)
●博多駅近くのホテルサントラーザ博多の地下にある「鮨割烹 やま中」でお寿司をごちそうしてもらった。赤出しと茶碗蒸しがついてくるランチメニューが嬉しい。うにといくらの入った小鉢や、車エビ、トロ、玉子に鉄火巻き、バッテラにあわび、穴子に鯛、イカ……ぐらいだったと思う。どれも美味しい。イカの飾り細工が珍しくて、撮影許可をもらっての撮影(といっても恥ずかしいのでiPhoneでささっと)。ほんと見たことなかったの。細工を入れることで柔らかく、噛み切りやすくなるそうだ。始終、美味しい美味しいといいつつ食べていたのだが、撮影してたせいか、ランチなのに担当の職人さんが、店の外まで出てきて見送ってくれたよ。あがりは、途切れることなく入れ替えてくれるし、職人さんは雰囲気よくて、味はもちろん、楽しく食事ができた。また行きたい〜。(hammer.mule)
http://www.centraza.com/restaurant/gourmetcity/yamanaka.html
やま中
http://twitpic.com/2i6u0o
飾り細工。写真として汚いのは許して〜