●2009年の6月に、デジクリを1週間休んで福島県に行った。母が90歳超の姉に久しぶりに会いたいというので、兄と妹と母との4人で、福島県双葉郡の2軒の親戚に行って来たのだ。浪江町と大熊町、まさに福島第一原子力発電所事故の被害をもろに受けている地域である。彼の地を襲った地震、津波の報道を受けてまず思ったのは、原発は無事かということだった。果たして、最悪の事態となり、親戚は山形と会津若松の知り合いを頼って、それぞれ早い時期に町を出た。それが分かるまで不安な日々を過ごした。先月の母の葬儀に、彼らも駆けつけてくれたので話を聞いた。津波こそ来なかったが、目に見えぬ放射線が来た。国の対応は遅いうえにいい加減で、判断を住民に委ねる無責任なものだったという。更にくわしく話を聞いたが、本人たち以上にわたしのほうが腹が立ってなかなかおさまらなかった。やはりこれは人災である。菅災である。「原発から20〜30キロの住民に対する首相の姿勢は、福島県民の命の安全をも自分で決めろという『鬼の政治』に終始した。政治責任を巧妙に逃れる、言語道断な指示、要請を繰り返してきた。」と西岡参院議長が民主党所属議員に不信任、問責を呼びかける論文で強く非難しているが、まさにその通りだ。「首相交代に必要な時間は、菅首相が居座ることによる壮大な時間の浪費に比べれば微々たるものだ。」とも。激しく同感するが、週刊新潮で「今は辞めるな菅総理。国民が骨の髄まで懲りるまで」という記事を読んで、それもありかもとも思う。ああいう擬似市民運動の野望家を首相に選んだのは国民なんだから。(柴田)
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20090629140000.html
2009年6月29日の編集後記 たしかにあそこに行っていた
●Webサイト制作におけるブラウザ対応の話。私が提案する仕事では、IE6は切り捨てている。IE6を使う人たちは、少々崩れようがそれ以外のメリットを考えて使い続けている。開発終了してからの期間、サポート終了、IEの自動的にアップデートする仕組み、大手サイトのIE6切り捨て、アクセス者数の割合。電子入札やイントラなどで離れられない人たちは、自宅で閲覧する場合はたぶん最新だろう。IE6でしか見られないユーザは世間で言われるより少ないのだと考えている。このサイトを次にリニューアルするのはいつですか? その時にはIE6のユーザはもっと少なくなっています。IE6対策のために、新しいことができませんがいいですか? 今後広まる新しい技術との不具合が出てくるかもしれません。それよりもその予算を別のところに使いませんか? と話す。直接お客さんと話せない時は、代理店さんに入れ知恵してみるが、IE6対応は根強い。まずはお客さん側の責任者のパソコンを最新にしないと。スマホはちょっと前は実質iPhone、iPadだけだったから、逆に楽だったのだが、今はAndroidが広まり、内部で動くブラウザもまちまち。どのブラウザに対応するのか、スマホ対応にするのかどうかは予算と多数派動向如何。Flashを使えるように、お客さんを説得した時期もあったのになぁ。Flashは得意ではないので、HTML5+CSS3の勉強だけにしたい……。(hammer.mule)