●アップハンドルの自転車の方がツーリングに向いている点とは、まずドロップハンドルと比較して上体が起きている状態になるので、呼吸が数段にしやすいということ。そして、視界が広がりツーリングが楽しいということ。もちろん安全面からも利点がある。ここ数10年、いわゆるママチャリで買い物や散歩に出る。とても楽チンだが、重過ぎるのが難点だ。大学を卒業してからも10年間くらい、ドロップハンドルのランドナーに乗り続けた。後にフレームの色を塗りかえ、フラットハンドルでスポルティーフを気取っていたが、いまひとつ快適さに欠けて、いつのまにか廃車していた。いま思うと、ランドナーのフレームにフラットハンドルをつけたからバランスが悪かったのだ。その後買ったクロスバイクはフラットハンドルで、やはり前傾姿勢のスポーツ車だった。これも乗り心地が気に入らず、いまは屋外自転車置き場で朽ち続けている。アップハンドルの軽いツーリング車が一番快適なはずだが、そういうタイプの自転車は実在しない。記念誌に「ドロップハンドルは身体に悪い」説を投じた人は、理想的なツーリング車を自ら製作中だ。レースをやっている人以外、ドロップハンドルの自転車には乗らない時代がきっと来ると思う。そして「昔は格好つけてドロップハンドルの自転車に乗っていたが、本当は快適とはほど遠かったんだよ。ばかだったなあ」と言うぞ。(柴田)
●誘われて、近所のスーパー銭湯に。行くのは初めて。裸の付き合いって照れくさいよ〜。入ってみてびっくり。広いわ、豪華だわ、綺麗だわで。ロッカーのカギはシリコン製の腕輪に収納。バーコードがついていて、館内での飲食はバーコードでピッ。ふかふかバスタオルや厚手の館内着。洗い場には資生堂椿シャンプー&コンディショナー。露天になっている温泉に入り、ミストサウ
ナや通常サウナ、薬湯やらを堪能。さっぱりした後に、別フロアにある岩盤浴へ。皆とてものんびりゆったりしたムード。漫画や雑誌が豊富にあって、場所によっては、読みながら寝転べる。遠赤外線+アロマミストでじわっと汗が滲み、次にヒマラヤ岩塩のドームで汗だらだら。眠くなってくるのだが、寝てしまって水分補給を怠ったら、大変なことになるのではと危惧するぐらいの汗。サウナのむっとした熱気が苦手でも、この岩盤浴なら大丈夫。館内にあるすべての石やお部屋を体験するぞとばかり、瑪瑙やトルマリン、ゲルマニウムや何やらの石の上に寝転がる。もちろんネットからは遮断。時間感覚がなくなる。お風呂とサウナで3時間ぐらいかなぁと予想していたのに、食事を挟んで、結局7時間は館内に。休日に家のベッドで寝ていてもとれない疲れがとれ、体がとても軽い。いつもなら疲れて何もしたくなくなる、そんなタイミングで、もうひとつ何か余分にできちゃう勢い。プラシーボ効果かと思いきや、翌朝、いつもなら息切れする場所より、遠くまで走ってもしんどくない。何この軽さ。タフな人、行動的な人って、こうやって回復していってるのかも〜。そしてもうひとつ。体脂肪率が約1%減。1時間ウォーキングしても横ばいだったのに……。スーパー銭湯に、はまってしまいそう。(hammer.mule)
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