●韓国は今や経済規模も世界上位で、国際的にも存在感のある国であるが、さいきん別な意味で異様な存在感を示している。こんな時、ソウルで四半世紀を過ごす黒田勝弘産経新聞ソウル駐在特別記者の書いた「”日本離れ”できない韓国」を読んでみた(文春新書、2006)。この本で筆者は、韓国は日本との過去になぜそんなにこだわるのか、という問題を中心に考えている。さすが、韓国通の第一人者の見立てはみごとである。
/今なお尾を引いている「日韓の過去」については、実は日本が加害者で韓国(朝鮮)が被害者だったという日本支配のこと以上に、その支配が終わった時のことが重要なのだ。/韓国人の日本に対する最大の鬱憤というのは、日本に支配されたということより、その支配を自らの手で打ち破り、自らの手で解放を勝ち取れなかったというところにある。これが「1945年8月15日のハン(恨)」である。
/ベトナムやインドネシア、インド、そのほかの被植民地国はそれなりに自力で解放・独立を獲得したという民族的勝利感がある。そのため、もはや過去の被害を言い募ることはしない。しかし、韓国(朝鮮)の場合、自力解放をやれなかった鬱憤が、過去へのこだわりになっている。他力解放のために対日勝利感がなく、その鬱憤が今に至るまで続いているのだ。
/となると韓国で依然として続く反日感情というのも事情が違ってくる。つまり、反日感情の背景は、韓国がいつも言うように、日本側に過去についての反省がなく、過去正当化の”妄言”が相次ぐからという日本責任論より、むしろ根源的には韓国側に理由があるということになってくる。
なるほど、韓国の「反日」には韓国側の理由が存在することがよくわかった。こうなると、日本側の努力だけでは改善、解消するものではない。「日本はじたばたせずに、韓国側の事情が変わるのを待つしかない」と筆者はおだやかに結んでいるが、あの人たちが変われるだろうか? 筆者の生活体験からは、韓国人は世界で最も「反日」であるとともに、世界で最も「親日」だと思う、とあるが……。(柴田)
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●続き。お店に戻ったら修理は終わってて、表面ツルツル。おお! 再度テスト。音は出ます、反応します、など順番に試した後、チェックリストにチェック。三ヶ月の保証期間があって、その間に修理による不具合があれば対応してくれるらしい。A4の修理依頼書兼同意書の下5cmぐらいが保証書欄だった。二日前に「チェックリスト兼申込書」と書いたのは間違い。同意書欄はお客様確認事項という名前のチェックリスト。別紙チェックリストがあったのを忘れてた。お店側の控えはノーカーボン紙での複写。これは修理預かり証にもなっていて、よく考えられているなぁと思ったよ。費用は8,800円だった。注意一秒、液晶割れ8,800円。
修理した人へのプレゼントとして、店名ロゴ入りバンパーをもらった。カバー持ってるから使わないけどなぁと思いつつ、私の前に修理品を取りにきた男性が、無下に断って、可愛い店員さんがとまどっているのを見ていたため、お礼を言ってもらった。バンパーより液晶フィルムやホームボタンシールの方が喜ばれるかも。店員さんは先の男性とのやり取りを私が見ていたのを知っているからか、微妙な、でも好意的な雰囲気の中での受け渡しとなった。 (hammer.mule)