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2012年12月20日のアーカイブ

●菅野朋子「韓国窃盗ビジネスを追え 狙われる日本の『国宝』」を読む(新潮社、2012)。日本の寺院から盗まれた国指定の重要文化財、高麗仏画「阿弥陀三尊像」が韓国内で売買されている、という事件が明るみに出たのは8年前のことだ。それ以前にも、韓国の国宝に指定された教典「高麗版大般若教」が、前年に日本から盗み出されたものではないかと物議を醸したことがある。


この本は、韓国在住の女性ライターが週刊新潮の依頼で、「高麗版大般若教」と「阿弥陀三尊像」の行方を追った2005年から7年間の記録である。


取材先は、盗難に遭った寺院関係者をはじめ、窃盗犯、容疑者、怪しいブローカーなど多岐多数にわたる。日本と韓国の各地を何度も継続して訪れる執拗な取材だが、現れる人物はみな怖れ知らずで、悪辣で、巧妙で、筆者の手に負えない観もある。女性が単身でぶつかるには危険で、また日本人が追いかけるには分が悪いテーマともいえる。


「韓国では、日本にある朝鮮半島由来の古美術品の多くが倭冦などにより略奪されたとみる傾向が強く、たとえ盗みを働いてモノを韓国に持ち込んだとしても、元の正しい場所に戻ったと解釈されてしまう」という。この記述は本文で何度も現れる。だが、どんな背景があったとしても、日本に渡って来た韓国の古美術品が日本で長い間保管され大事に扱われて来たのも歴史である。だから盗んでいいという話にはならない。


筆者はついに「阿弥陀三尊像」を盗んだ真犯人にたどりつく。だが、はぐらかされ、居直られ、真相は闇の中のままだ。日本の重文の行方は杳として知れない。それにしても、窃盗犯も、窃盗犯に日本の重文について教えた大学の教授も「盗み出すのではなく、あくまでも取り戻す」という認識なのだ。盗賊が文化遺産を取り戻した愛国者と称えられるとは、なんという常識外の国家なんだ。


韓国の大統領選は保守の朴槿恵氏が勝った。左翼政権にはならなかったのはよかったが、いずれにせよ反日的でなければ国民の支持が得られないのは従来通り、嗚呼、めんどうくさい隣人である。(柴田)


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●歳をとると図々しくなる。過去の経験から、これをしても地球は滅びないのだ(笑)と判断しているだけであって、経験のないことには当然躊躇する。図々しくなれて良かったなと思うのは、お店で質問する行為。


おせち料理を作ることを断念した。検索したら、桁違いますやん、な料亭のおせちなんかが出てきた。もう少し早く断念していたら、生協のおせちを注文できたのだが、仕事で手一杯でカタログを見る余裕なんてなかった。百貨店で買うか、ネットで買うか。


ネットで良さそうなものは見つけたが、30日に冷凍で、とか、31日に冷蔵で届けられるけれど時間指定はできません、とか書かれてあるものばかり。そもそもおせちは日保ちするように作られたものだから(賞味期限が1月2日のものは多いように思う)、早めに届くのはあきらめるけれど、なんとなく解凍して食べたくないように思うし、忙しい31日に外出できないなんてとんでもない。


近所のお弁当屋さんで受け付けていることを知り、ネットで注文しようとしたら一種をのぞいて売り切れ。こちらもネットだと配送になり時間指定ができない。直接店舗に出向く。と、おせち用の看板があって、ネットでは売り切れていた商品の上に「残りわずか」の張り紙があった。レジ前の手書きPOPには一種(ネットと同じ)のみ受付と書かれてあった。


若い女性店員に、看板には残っていると書かれてあったんですがと質問した。彼女が今はこちらのみをと答えようとしたら、帰宅しようとしていたのだろう私服の年配の女性が、あっ、あります、と遮った。若い店員をレジへ誘導し、キャンセルが出てるからと取り消し、私のを受け付けてくれた。お目当てのものが買え、31日の希望時間に受け取れることになった。聞いてみるもんだねぇ。ラッキー。 (hammer.mule)

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