●「ドリームハウス」DVDを見た(2011、アメリカ)。パッケージを一目見てこれはきっとお化け屋敷映画だなと思った。引っ越した先の家には「何か」がいて、家族がこわーい目にあって、とかなんとかの安っぽいホラー映画だろう。そういうジャンル嫌いではない。むしろ好きだ。てなわけで、解説も読まずにレンタルしてきたのだった。
たしかに始めの方はそんな感じで、やや不気味な出来事やジワッとくる違和感があり、いよいよホラーがおいでなすったと身構えたら、この家で5年前に母子3人が殺され、犯人と目される父親は重傷を負うが行方不明らしい、なんてサスペンス・スリラーな展開になる。
主人公は007のダニエル・クレイグだし(そのくらいは知っている)、妻や向いの家の女も有名女優のようだ。なかなかの美人だもの(レイチェル・ワイズ、ナオミ・ワッツだって)。こりゃお手軽なサスペンス・スリラーではないな、しっかり気合い入れて作っているなとようやく気がつく。
男は真相を求めて行った先で、驚愕の事実を知る。見ているほうもビックリの展開だ。でも、違和感の正体はこんなものであろうという予感はあった。よくあるオチだが、ここで終わってしまうと、向いの家の女の意味ありげな行動のわけがわからない。やがて逆転オチが現れ、ようやく全貌が理解できる。見ている者は二度だまされる構成になっているところがうまい。
映画配給側は、新ジャンルのヒューマンサイコスリラーという呼び方もしていて、「巧妙にしかけられた罠のような展開。衝撃の真実にたどり着いた後、『涙』という、裏切りが待っている。」という上等な惹句を用いている。でもわたしにとっては、涙や感動とは別の、あーそうだったのねで終わる、やっぱりねーのお化け屋敷映画であった。お化け系のこわさはまったくないが、90分という短さは潔い。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00B17I0JE/dgcrcom-22/
ドリームハウス
●GmailをFirefoxにピン止めして使っている。Labsにあった、一覧を表示させたまま右クリックでメールを読む機能が消えて不便してる。
個別メールを表示させた後に受信トレイに戻ろうとしたら「お待ちください」表示のままになることが増えた。最近出たタブ機能用に最適化されているのかしらと、タブ表示にしたが、同じく。いちいちリロードさせるが、それでも画面が変わらない。フリーズ。何これ? 前のに戻して〜!
新規メール作成画面の小さいところも嫌だ。一時的に戻せるものの表示には「以前の作成画面は間もなく使用できなくなります」と出てくる。ポッブアウトさせた後、大きくすることはできる。でもポップアウトをデフォルトにするとか、大きな画面を記憶させるとか、Ccの常時表示などを設定する方法はない。
友人同士のメールならともかく、仕事上のメールだと複雑な内容が多く、小さな画面だとやりにくい。最近では送信したはずなのに、送信できていないことが発生。スレッドのやり取りを見ると、途中までのメールが保存され、残ってはいるものの未送信。最後まで書いたわよ。説明文も入れたわよ。送信ボタンも押したわよ。何これ?
アドオンが当たってるとか、そういうの? ひとつひとつ外して確かめるのは面倒だ。あっ、Chrome使えってこと? あーもー。スピードダイヤルに登録しているURLを、Chromeに移動できたらなぁ。(hammer.mule)