●第2回恵比寿映像祭、サイトを見てもなんだかさっぱりわからないイベントだ。/朝日新聞が2月15日の社説で、「給食でコメを主食にすれば、おかずも和食が増え、地元でとれる野菜や魚介類をより多く利用することにつながる」「コメ離れに苦しむ農家や食料自給率のことを考えるのも、食育である」と書いている。食の教育のためにも米飯給食をもっと推進せよ、と言っているようだ。ハッキリ書けばいいのに、何に遠慮しているのか。北野幸伯「隷属国家日本の岐路」(ダイヤモンド社、2008)の中に「完全米飯給食が食糧自給率をアップさせる」という、とても説得力ある提案があった。食糧自給率アップのカギは、米の需要を増やすことだ。一番手っとり早い方法は、全小中学校で完全米飯給食を実施することである。米その他の食材も国産で、できるだけ地元で調達する。これは、地元農業保護、食糧自給率アップにつながる、というものだ。子供の頃からパン食に慣れた成人にいまさら「もっと米を食べろ」といっても無理だ。しかし、米飯給食で育った子どもたちは、卒業してからも一生米を食べ続ける(子供の頃に食べた味は生涯忘れないから)、生まれて来る子供にも米を食べさせるようになる。つまり、「完全米飯給食は米の需要を永遠に増やし続ける秘訣」なのだ。「設備負担が増える」という自治体や「打撃を受ける」というパン業界からの反対を恐れず完全米飯給食を推進すべきだと思う。今日の小2生の給食の献立は「ごはん、さけのやきづけ、はりはりあえ、のっぺじる、ささだんご、ぎゅうにゅう」だ。わが家は昨夜の鍋の残りにうどんを入れて食べる。小学生がうらやましくもある。 (柴田)
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北野幸伯「隷属国家日本の岐路」
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●マクドナルド元社長、亡き藤田田さんの「勝てば官軍」を図書館で借りた。Twitter IDから本にたとえてくれる「擬本化ったー」で、あなたは「勝てば官軍」だと言われたため。初版1996年で、話題になった本だったが、興味がなくてスルーしていた。何かの縁かもと思い軽い気持ちで読み始めたが、予言書みたいな内容になっていて驚き。1995年、ハンバーガーを210円から130円にする。デフレは長く続くと予測する理由に少子化と大幅減反、日本が「貧国貧民」国家に転落するだろうと考えられる理由に空港規模、消費税を地方税にして(県によって消費税率を変える)人を地方に誘致させる、「金の卵」をさがすより教育して戦力とせよ、など。ぱらっとめくるだけでこれだけの話がある。確かにデフレは長く続き、ハブ空港は韓国に持っていかれた。地方分権化を地方知事は望んでいる。派遣メインでは人は育っていかない。この本を政治家は15年前に読んでいるんだなぁ。(hammer.mule)
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擬本化ったー
http://www.google.com/buzz/masamunet/5NbL87vrbbz/
Twitter占いの基本パックっぽいもの
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/16/067/
米Adobe、モバイル向けAIRランタイムの提供を開始へ。iPhone…