●有川浩「植物図鑑」を読む(2009、角川書店)。この作家は何冊も読んだが、結局みんな恋愛小説だった。今回は、本当の意味の「草食系男子と女子の物語」である。始まって4ページ目にして、同居していた男がいきなり消えたまま行方がわからない、という女の状態が知らされる。それから物語は一年前に戻る。女はマンションのポーチで行き倒れている男を拾う。同居を始めた彼は家事万能のスーパー家政夫だった。名前はイツキ、過去は語らない。二人は休みの度に野原に狩りに出るようになる。フキノトウ、ツクシ、フキ、セイヨウカラシナ、ノビル、タンポポ、イヌガラシ、スカシタゴボウ、ワラビ、イタドリ、ユキノシタ、クレソン、そのほか、家でそれを絶妙に料理する男。まったりと幸せな二人だが、女はいつまでもこのままではいられないことは分かっていた。読者もそれを知っている。でも、ハッピーエンドなのも予想できる。いくつも出て来る道草料理レシピがおいしそうだ。いま荒川土手はオオイヌノフグリが満開で、ツクシが出始めている。これから本格的な道草シーズンだ。いいタイミングで、物語はイマイチながら、なんとも実用的な本を楽しんだ。 (柴田)
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●シューシャインボーイ。テレビ東京開局45周年ドラマ、とあったのと、他に何も見たいものがなくて、かけてみた。何の予備知識もなし。競馬のCMのあとに競馬のシーンがあって失笑。競馬が舞台のドラマかと思ったら違った。食事をしながら見始めたが、食後、急遽ルーティンワークに変えて音声で続きを見る。映画化して海外公開してくれ〜と思った。後半泣きっぱなし。ラスト、わからへん〜! わかるけどわからへん〜! サイトに行く。書かれてあった説明は「戦争孤児から一代で会社を築きあげた男と、新宿の靴磨きとの絆を通して、戦後を生きた人々の思いを描く」。台詞一つ一つが良くて、一番最初に知りたかったのが脚本。浅田次郎原作に脚本鎌田敏夫。そりゃ泣くわ。西田敏行がなんというか、じんわりと良かった。他のキャストも良かった。私が役者ならやってみたいお話。こんなん文章にできへんわ。とにかく見なされ。再放送はいつ? (hammer.mule)
http://www.tv-tokyo.co.jp/shoeshine/
シューシャインボーイ
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この手の本が欲しかった。『葉っぱで調べる身近な樹木図鑑』
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『葉で見わける樹木』
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『葉でわかる樹木 625種の検索』
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