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写真を楽しむ生活

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●綾辻行人「深泥丘奇談」を読む(メディアファクトリー、2008)。布団にもぐり込んで、ゆったり本を読むのは久しぶり。風邪の熱で、少し朦朧とした頭にはぴったり過ぎる朦朧とした内容だった。雑誌「幽」で連載されているのを何編か読んで、中途半端な話だと思ったものだが、一冊になってもやっぱり掴みどころのない奇妙な連作であった。語り手は作者と等身大の職業作家で、作品の舞台は作者が生まれ育った京都の町、実際に今住んでいる辺りがモデルらしい。常識的にはありえないような奇怪な出来事も、阿鼻叫喚の地獄絵も、「──ような気がする。」と、疑問と不安が一緒くたになって投げ出されたままで、なんの解決もない。9編中「悪霊憑き」の1編だけは、主人公が巻き込まれたある殺人事件の顛末で、いちおうの話の筋が通っている(ご都合主義だが)。と思ったら、やはり別の本に掲載されたものだった。それにしても、凝りに凝った装丁である。表2と対向ページ、表3と対向ページ、普通の書籍はここには何もないのだが、それぞれカラーの見開きの絵が入り、奥付まで配置する。本文中多くのページに絵が入る。贅沢な装幀だ。最初はつまらない話だと思ったが、装幀をためつすがめつ眺めているうちに、本文を再び読んでしまう。結局、相当おもしろい。布団の中で読むのをおすすめ。(柴田)
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●東京で働いているからといって、東京に詳しいわけでもないんだなぁと思った話。以前、六本木ヒルズで、ある店に行こうとインフォーションで聞いた。とても親切に地図を広げ説明し「ビル沿いに歩くとあるオフィス入り口」と教えてくれた。地図もくれた。オフィスがあったので入ったら、映画で見るようなIDカードがないと入れない、改札機のようなものがあって警備員がいる。おかしいなぁと2Fにいた警備員(スーツ姿)に経緯や店名を聞くと、てんぱってしまう。こちらの求めていたのは、そのインフォの話したオフィス入り口というのは他にありますよ、もう少し先ですよ、であり、ここじゃないですよ、や、わかりません、だけでも良かったのだが、親切すぎて(たぶんそう。ちょっとわかる。ベストを常に求められるのかもしれない)え、え、え、であった。違うことはわかったのでお礼を言って離れ、壁をよく見ると「ゴールドマンサックス」であった。最初に読んどけよ、私。で、ちょっと歩くとオフィス用入り口があって、あーここかぁと同じくインフォで聞くと、暇そうなのにめっちゃ愛想が悪い(モール側は忙しいにも係わらず親切、笑顔)。地図を見せながら聞いているのに、見ようとしないし、要領を得ない。ここで場所は聞いちゃいけなかったのだろうか。聞いていたのは同行者だったのだが、見渡すと近場にお店らしきものが見えたので、お礼を言って離れた。/そのヒルズ。お給料だけで生活できてる? な服装の人たちが闊歩し、昼食でさえ高くて、こりゃ高給取りじゃないと生活できないなと思った。しばらくすると親近感を湧かせる人たちが。きっとIT業界の技術者に違いない。なんだか同じ空気を感じたよ。(hammer.mule)

“2011-1-14”には1レスポンス

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