・先週土曜日に、グランドプリンスホテル新高輪で、大学のサイクリングクラブ創部50周年記念式典を挙行した。わたしも行事実行委員のひとりで、記念冊子(その名も不吉な「ぱんく」)の編集を担当した。日本各地から集まったOB・OGは160人以上(名簿上には500人以上いる)。わたしは5代目になるが、わたしより年齢が上(といっても最大で3歳)の参加者は、来賓以外では11人。同期が2人。もう完全に長老に属する。ところが、大盛況の会場を見渡すとわたしよりずっと歳上に見える人、貫禄がある人がぞろぞろいる。知らない顔はすべて歳下のはずであるが、ずいぶんエラそうな人が何人もいる。しかし、さすがは体育会系のクラブである。知らない人でも、胸の名札の年度を確認して、先輩には敬意を払うふるまいは自然に出る。気持ちがいいものである。ところで、あの松本龍復興担当大臣という男いったい何様? テレビカメラの前で重ねたあの暴言を、新聞報道読んで、YouTube見て、これは「人間としてどうかと思う」ランクでは菅首相と並ぶと思った。予想通りあっさり辞任に追い込まれた。首相の任命責任追及で国会は荒れる。これでまた首相の退陣時期が延びるってか? それが狙いなのか。今日の「サンデー毎日」では「妖怪」菅首相になっていた。わたしは、先輩の奥さんから「堀江謙一かと思った」と言われた。(柴田)
・編集長後記のサイクリングクラブ創部50周年記念冊子のお手伝いをした。B5で総ページ数152。2段組みやら4段組みやらで構成。身内を褒めるのも何なんだが、さすがは編集長と思った。大量の寄稿文に手を入れ、本として成立するようにまとめてしまう。完成したものには無駄なところがなくて、文字数ばらばら、雰囲気ばらばら、写真大量なのに、なぜまとまっているのかが不思議なぐらい。Webだといつまでも修整が終わらなくて、つらい時がある。が、紙の場合、いったん入稿してしまうと、まな板の鯉。実は入稿時のプレッシャーで、数時間、断続的な手の震えがあった。入稿後には、ああやった方が、あそこのカーニングが、写真はちゃんと出るだろうか、などとぐるぐる考えてしまう。写真なんかは理屈通りにやったつもりでも、以前どうであったとしても、印刷会社によってインクの質や盛るインクの量が違う訳で。いろいろと後悔はしているものの、届いた冊子を見ると誇らしい気持ちに。たぶんそこの印刷会社で作る冊子の中では、上位ランクの質になるはずだ。ほんと勉強になった。印刷会社に勤める家族に見せたら「プロみたい」と言われた……。/仕事で作ったWebサイトを見せても、Flashやら、イベント用プロモーション映像でも、同じようなことを言われる。作れそうに見えないんだってさ。(hammer.mule)
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