●市立図書館にも映像のライブラリーがある。サイトを掘っていったら、日本映画633本、外国映画2383本のリストが現れた。今まで気がつかなかったが、あって当然だ。だが、最近の作品が少ない。いや、ほとんどない。貧弱といっていいだろう。そんな中から、1959年・新東宝の「明治大帝と乃木将軍」を借りて見た。空前の大ヒットとなった前作「明治天皇と日露大戦争」の中から、乃木将軍のエピソードを抜き出し(映像は使い回しが多いようだ)、明治天皇の崩御の後、殉死するまでを描いている。肝心の乃木将軍役の林寛は、写真で見る本物の風格にはるかに及ばないが、この俳優の当たり役らしい。明治天皇は嵐寛寿郎、昭憲皇后は高倉みゆき、二人とも神々しいばかりである。宮中のシーンはドキュメンタリー映像のように見えてしまう。ストーリー展開などは陳腐で退屈だが、たまに見る古い映画もしみじみいいものである。
半世紀以上も前、小学生のときに「敵中横断三百里」を映画館に見に行った記憶がある。雪の中をロシア兵に追われて騎馬で逃げるシーンしか思い出せないが、鉄嶺と奉天という地名だけは鮮明に覚えている。なぜ、だれと一緒に見に行ったのだろうか。もしかしたら学校の行事だったのか。クラス会仲間に超絶の記憶力を持つ人物がいるので、こんど機会があったら聞いてみようと思う。図書館ライブラリーは無料だから今後も利用しよう。でもSFテレビドラマシリーズ「V」を見始めてしまったので、とうぶんお預けかな。(柴田)
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●4月14日に大阪で「まにまにフェスティバル」開催。5大ブラウザベンダーさんが来られたり、あの「撃墜王」で遊べたり。ディレクターズセッションではSEOやソーシャル、クラウドなどについて。クリエイターズセッションは内容調整中。登壇される人たちは濃くて面白い人ばかり。セッションは有料だけど、展示ブースは無料だよ〜。(hammer.mule)
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