「写真を楽しむ生活」のページ頭です

写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

2012年05月14日のアーカイブ

●GWメンテナンス休暇として16日間、たっぷり休んだ。最後の日は妻とママチャリを連ねて「東京大仏」を見に行った。わが戸田市から、笹目橋で荒川を渡ればもう板橋区の北端なのだ。家から30分もかからずに、乗蓮寺・東京大仏の前に立つ。wikipediaによれば「坐像で、青銅製の鋳造大仏では、奈良・鎌倉に次ぐ日本で3番目の大きさを誇る。高さは基壇が地上2メートル、蓮台2.3メートル、座高8.2メートルの計12.5メートル」だという。鎌倉大仏と比較するとはるかにミニサイズでちょっと拍子抜けだが、なかなか美しい大仏さんだ。何10年も前に東武東上線下赤塚駅から歩いて来たことがあるが、もっとあっけらかんと開けた所にお座りになっていたような記憶がある。いまは新緑に囲まれてとてもいい風情だ。


近くにある板橋区立美術館の館蔵品展「身体表現と日本近代美術 物語る身体」を見た。この美術館は日本の近代美術の中でも前衛的な傾向を持つ作品を収集、展示するのに力を入れている。また継続して開催している「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」も有名だ。「物語る身体」の展示は、大正時代のプロレタリア美術運動の中で生まれた作品、戦中に働く女性たちを描いた作品、戦後のストライキや基地闘争を描いた作品など、油彩中心に約70点。名前を知っている作家はふたりしかいなかった。漫画タッチのユーモラスな人物画の作者はプロレタリア画家・岡本唐貴、白土三平の父である(念のためギャラリーの人に確認したが、詳しい者がいないので分からないという)。もう一人は秋山祐徳太子、1975年東京都知事選立候補ポスターだった。これはリアルに見た記憶がある。展示コンセプトはよくわからなかったが、見応え充分。これで観覧無料とはラッキー。


ところで、笹目橋を渡っているとき不思議な標識を見た。橋の半ばを過ぎると、戸田市から和光市に入る標識。ところが、10メートルも行かないうちに東京都・板橋区に入る標識が。なぜこんなことに? 後で地図を見てその理由がわかったが、なぜこんな境界線が設定されたのだろう。(柴田)
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2012/05/14/images/tokyo-daibutsu.jpg
東京大仏 青銅製の鋳造大仏部門:第3位
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2012-02.html
板橋区立美術館「物語る身体」
http://yahoo.jp/B_hYu1
ほぼ中央 新大宮の文字がある付近の三角形の切れ込みが和光市


●GWは忙しかった。出かけた、大掃除をした、人を招いた、遊んだ。/かぶと虫の幼虫は元気。数日前から表面に出てくることが多くなった。おかしい。土を嗅ぐ。問題ない、土の香りだ。アンモニア臭だと、醗酵が進んでおり、酸欠になるため表面に出てくるのだそうだ。あとはさなぎになる前。しかし、さなぎになるには早すぎる。土を食べて成長するため、量は1/5ほど減っていた。


そろそろ追加してあげなければ。土の残りが入った袋を開けた。鼻が曲がった。堆肥のにおいに近い。醗酵している。ガス抜きをして土の香りにしなければならない。うちのマンションは内廊下。つまり玄関ドアを開けて換気なんてするとご近所さんのご迷惑になる。ベランダだと外に出して干すと虫がつくかもしれない。決死の覚悟で網戸の内側にそのくさいくさい土を置いた。ガス抜きは3日から一週間かかると説明書に書かれてあったが、そんなに待てない。


湿気をとり、ガス抜きを早めるために、折を見ては割り箸でかき混ぜる。なぜ扇風機を買っておかなかったんだ。内から外に空気を追い出したいのに。室内用ファブリーズと混ざると変なにおいに。半日でにおいは減ったが、それでもくさい。網戸の内側は諦め、生活から離れている玄関に置く。30分に一回、自動的に噴射する「消臭センサー&スプレー」があるからマシだろう。と、セールス。インターフォンに出てしまったため、断りにくい。開けた後、このにおいがセールスパーソンに嗅がれてしまうのではと心配に。土いじりをしていたために汚い格好で、くさい玄関。何かあると疑われてもおかしくないよなぁ。くさいおかげか、退散は早かった気がする。土自体は無事一日で完成。くささがとれ、土の香りに。苦労して混ぜた甲斐があったわ。(hammer.mule)

YouTubeで見つけました!

広告
このページの上部にもどる

アクセス

いろいろな方法でアクセスできます!