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編集後記………5月31日(木)

2012/05/311 コメント

●わたしの好きな新聞コラム「いやはや語辞典」からふたつ。俳人・西村和子は『可能性』を「負の意味に使わないで」と書く。「可能性」はよいことやプラスの方向に向かう言葉であると思っていた。ところが、最近のニュースでは「竜巻が生じる可能性がある」などと言うことがある。「可能性」をマイナスの方向や被害や不幸につながる予測に使っている。明るい未来を約束するイメージの「可能性」には似つかわしくない。


「可能性」を辞書で引けば「事柄や事件について、それが起こるか起こらないかが未確定である状態」という意味だから間違いではない。しかし、それは「危険性」「恐れ」と言うべきだ、とい
う指摘にはまったく同感である。「デフレ下で増税したら国民活はメチャクチャになる危険性」を「可能性」と言ったところで安心できるわけでもない。この場合は「メチャクチャになる。」と断定するのが正しい。


数学者・藤原正彦は、『お客様の御理解』を「慇懃無礼な文句」だと憤る。電車でも列車でも、放送でケータイの不使用を依頼したり運行の遅れを弁明した後に「お客様(皆様)の御理解と御協力をお願い致します」と必ず付け加える。ほとんどの場合、馬鹿丁寧なだけの不要な文句だ。少なくとも「お客様の御理解」は要らない。日常的に使用され心がこもっていないが故に不快になる、慇懃無礼だ、という指摘にはまったく同感である。


無意味で厭味な文句は日本の至るところで使われる。JRばかりでなく、東京電力も節電や値上げを要請するときに、必ず同じ文句を用いる。どんなに丁寧な言葉で御理解を求めようとも、家庭向け料金の平均10%値上げと合わせて3年分のボーナス734億円を計上しているというんだから、とうてい御理解いたしかねます。やはりさっさと経営破綻なさるよう、東電様の御理解と御協力をお願い致します。(柴田)


●東京都現代美術館では「トーマス・デマンド展」をやっていた。主に紙で模型を作り、それを撮影したものが展示されている。遠くから見ると本物っぽいのだが、近くまで寄ると、のりしろ部分のズレが見えたりする。よくまぁ紙で表現しようと思ったものだ。一番好きなのは「洞窟」。厚紙を等高線でカットし重ねたような感じ。映像作品「パシフィック・サン」を見て、気が遠くなったよ。嵐で揺れた船内のもので、テーブルや椅子、ゴミやら何やらが左右に移動する。どれだけ手間かかってるんだ! 当初ネットで公開されたらしいのだが、検索しても見当たらなかったよ。あったー! 実際の動画と対比できる。尺が短いからフルバージョンは美術館で。 (hammer.mule)


http://www.youtube.com/watch?v=lkcwX3NTZxQ
動画。作品やインタビューが見られる
http://www.matthewmarks.com/exhibitions/2012-05-05_thomas-demand/installation-video/
船内動画は最後の方にちょこっと
http://www.thomasdemand.info/images/films/recorder/
これは展示されていなかった
http://6thfloor.blogs.nytimes.com/2012/05/04/a-sneak-peek-at-thomas-demands-storm-tossed-imagination/
フルバージョンは美術館で

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  1. 編集後記………5月31日(木) http://t.co/4SYADP6C

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