●新聞の楽しみといえば広告、とくに単行本や文庫本の新刊案内。また、週刊新潮と文春の広告が掲載される木曜日(放射能が怖くて東京から逃げ出そうとしたと書かれたあの人の記事はすぐに読みましたとも)と、週刊ポストと現代の月曜日の朝もいい。いま、毎週土曜日の掲載が待ち遠しいくらい楽しみなのが、新聞連載小説スタイルの金長・虫コナーズの広告だ。「金長小説 夢不来(むしこなーず)」は、虫コナーズのCMオーディションに挑む主婦・近藤幸恵の物語、全10回である。ツボにはまった。何度読んでも笑える。
主婦・近藤幸恵(51歳)は、ある日CMの中で歌って踊っている幼なじみのカズちゃん、池田和子を発見する。さりげなさを装ってランチの話題にすると、仲間の主婦、夏子、マリも知っていて、話題のCMのあの人というワイドショーにも出ていたという。オーディションで100人の中から選ばれていて、ほかのCMも2、3本出ているという。カズちゃんは引っ込み思案の冴えない子で、自分より格下だと思っていたのに、いつの間にかテレビで活躍していると知って幸恵は動揺する。許せないと思う。自分もCMに出る! と決意する。ネットでキャスティングプロダクションを探し当て、妄想一直線の大暴走が始まる。
能力をひた隠しに普通の主婦をやってきたが、いまやっとわかった。女優になりドラマに出て、莫大なお金を得るのだ。この極端な短絡ぶりに大笑い。意気込んでオーディション会場に行くと、「29番! じゃこれかぶって」と渡されたのが便器形の物体で、ちょうど便座から顔だけが出る仕様。……こんなことだと思っていたよ。悲劇的な結末はお約束、かどうかは分からないが、続きの第7話は今週土曜日だ。新聞を切り抜いて束ねて読んでいたが、金長サイトにも掲載されていた。幸恵の顔どアップがなかなかの迫力だ。(柴田)
http://www.kincho.co.jp/cm/novel/index.html
金長小説 夢不来(むしこなーず)
●カブトムシが羽化した。コイン程度の大きさの隙間から、暗い土の中を覗いてもほとんど何も見えない。しかし前蛹、蛹の間は茶色だったのでなんとなく経過がわかった。茶色が黒くなっていき縮んだ。脱皮した皮だろう。先日、その隙間が壊れて広がり、黒い姿が見えた。動いた。生きてる! ああ良かった、生きてる。
幼虫の間は毎日姿を見ていた。前蛹・蛹の間は絶対安静という話だったので、一日一度ちらっと見る程度にしていたが、動かないものだから生きているのかどうかわからなかったのだ。喜びもつかの間。ツノが折れている。羽化後のまだ身体の柔らかい時に、プラケースにぶつかったんじゃないだろうか。蛹化時かもしれない。人工蛹室を作るか迷ったのだが、素人が触って死なすよりはと思ったのだ。湿度調整に自信がなかったのだ。かわいそうなことをした。長生きできないかもしれない。
ツノは戦うためにあるそうで、個飼いでは戦う必要はないため、普通に生きているという話も見つけた。この子もたくましく生きて欲しい。新しいケース、昆虫ゼリー、止まり木などを買って入れ替え。しばらく食事はしないらしい。ツノが口をふさいでいないことを祈る。はじめて羽化させるならメスの方がいいことを学んだ。(hammer.mule)
http://masahidesakuma.net/2012/06/post-5.html
音楽家が音楽を諦める時
http://japan.internet.com/wmnews/20120615/7.html
日本のSNS人口、前年比143%「Facebook」約3倍、「mixi」微減
http://taisyo.seesaa.net/article/275443368.html
第4四半期に「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」の13インチ版発売?