●古野まほろの近未来SF小説「復活 ポロネーズ第五十六番」を読む(2012、新潮社)。とにかく妙な文体で読みにくい。人の名前や固有名詞、会話の一部にルビをふってあるがそれは北京語の発音だ。不愉快だ。読点でなく句点を打つ変な表記も現れる。会話も妙なリズムで、こんな具合。
「ああ」と小林博士。「アキオ君だな」
「アキオ君?」と僕。「あのロボットですか」
いったいこのふざけた文体はなんなんだ。うんざりしながら読み進める。
物語の舞台となる日本は、独立を失い中国の日本自治区となり、収奪される植民地と化している。10年前、日本は未知の肺壊ウイルスの感染で4900万人が死んだ。これは中国の学者がデザインした、ある条件下の日本人のみを殺す生物兵器だった。混乱に乗じて(日本人左翼の要請で)侵攻してきた人民解放軍に制圧された日本に、漢民族3000万人が植民。彼らは日本民族を奴隷化し、労働力として搾取し、その資産を略奪し、日本民族と日本自治区が産むあらゆる果実を収奪し続けている。さらに法的に日本民族を消滅させようとするジェノサイドも進行中だ。
これに抵抗できるのは日本自治区レジスタンスと亡命政権しかない。日本民族を隷属と絶望から救済できるのはレジスタンスの乾坤一擲の「オペレーションシータートル」である。これにアクセスすべく行動を開始したのは、主役の高校生・古野昴と、日本自治区最高権力者の縁者・修野茉莉。このふたりがディストピアと化した祖国・日本を救う希望の星だ。物語は敵味方の反転また反転とスピード感があってスリリングだが、どうにもライトノベルの世界なのに違和感があり、全然楽しくないエンターテインメントだ。中国にやられたら地獄、やはり日本は核武装すべきだという思いは募る。(柴田)
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●iPhoneマップのひどさはニュースになっている。シンプルで、場所をおおまかに把握するにはちょうどいい。ただし、目印になるお店が既にないものだったりする……。ハングルや中国語書体は知られているからパスするとして、他に気になったのは、全角英数字、半角英数字の混在。AppleといえばMacである。Macのデフォルトは半角だ。入力にMacを使っていないんじゃないの? それから音引きがハイフンになっているものもある。/広域にしていくと、地球になるよ。
Passbook。ぐるなびから近所のお店を登録してみた。近くを通るとクーポンがあるよと知らせてくれるのは便利。ドラッグストアやスーパーでやってくれると嬉しいな。今日はお肉が安いよ、とかでもいいんだけど。
SiriからFacebookに投稿できるとあったので試してみた。「Facebookへ投稿」の後、内容を言う。確認画面で、「投稿」「キャンセル」と書かれてあったので「投稿」と言ったら、Twitterの投稿受付モードになった……。「投稿」はTwitter用の単語らしい。Facebook用の確認画面では「はい」と言わなければならないようである。 (hammer.mule)
https://twitter.com/zacke/status/249039846142779392/photo/1/large
全角英数字と半角英数字の混在。音引きハイフン
https://twitter.com/zacke/status/249040385387659264/photo/1/large
こちらが正しい
http://html.adobe.com/jp/edge/
Adobe Edge Tools & Services 始動
http://www.publickey1.jp/blog/12/_source_code_pro.html
ソースコードを表示するためのフォント「Source Code Pro」
http://kokucheese.com/event/index/52415/
「どう作ればいい? どう使えばいい? SVG超入門」
http://www.rakugakidou.net/index.html#idemitsu
出光のプリペイドカードがお店ですりかえられていた。
http://www.nitteleplus.com/program/anime/kinniku-man.html
10/8から日テレ+でキン肉マン(全137回)。特番アリ。