●アマゾンでリアル本を品定めしていると、中古品が1円で買えることがあることに気づく。正しくは1円+250円(関東への配送料)の251円である。新刊ではけっこう高い本もわずか251円で買える。なぜ出品者はたった1円で売っているのか。1円で売って儲けがあるのか。それはどんなビジネスモデルなんだ。そもそもビジネスなのか。一度も利用したことはないが、前から変だなあと思っていたら、そのからくりを説明したレポートを見て納得した。
Amazonマーケットプレイスの、65万件もの1円本の仕組み
永江一石
http://blogos.com/article/53560/
[Amazonのマーケットプレイスで本を売ると、Amazonからは発送手数料として250円がもらえるのです。1円本をAmazonで販売すると、実際に振り込まれる額は、送料の250円をプラスして、手数料(60円)を引くと191円になります。発送費は自己負担なので梱包に20円、送料に80円かかるとして91円の粗利になるわけです。(ただしこれは月間4900円を払ってプロマーチャント登録をした場合で、そうでないときは成約手数料100円を取られる)]
マーケットプレイスの中古本で1円出品されている本は、なんと65万冊もあるという。筆者は、アマゾンは運用費用を考えると赤字かもしれないが、顧客の自社サービスへの依存率を高めるためにやっていると推理する。そして、売り上げはみんなアメリカに持って行かれ、日本の流通が大打撃を受け、出版社が先細りになっていくと心配する。そこでこんな提案をする。
[日本の出版社が一丸となり、新刊ではない電子書籍の価格を251円まで下げ、マーケットプレイスを潰すくらいの戦略を立ててくれないとこのままじゃ座して死ぬばかりです。]。電子書籍が高過ぎる、こんなはずではなかったと思うわたしは251円戦略には大賛成だ。筆者は皮肉なこともいう。[「電子書籍が高いから買わない」と言ってる皆様は、きっと安くなっても買わないし、読書習慣がない方はブックリーダーもらっても読まないでしょう。]そうでしょうな。わたしは買いますが。
なお、姉妹メルマガ「デジクリ」では3年も前、2009年2月16日に神田敏晶さんが「なぜAmazonでは1円で本が売れるのか?」というレポートを書いている。「1円+340円(配送料)」の時代である。その当時はピンとこなかったが、神田さん、やっぱり目のつけどころがナイス。神田さ〜ん、お元気ですか〜。(柴田)
KNNエンパワーメントコラム なぜAmazonでは1円で本が売れるのか?/神田敏晶
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20090216140400.html
●体組成計続き。ただ立つだけで記録されるのだから、続かないわけがない。記録が増えてくると嬉しくなって、また続く。そして別のアプリ『gooからだログ ヘルスアシスト』を見つけて導入。
『bodycloud』は体組成計とgooからだログを繋ぐアプリ。ヘルスアシストはgooからだログと情報連携しているアプリで、bodycloudでアップした情報は当然反映されているし、食事記録や走行記録なども登録できる。
いままで一度もダイエットらしきものをしたことはない。クラスメイトが31品目ダイエットなるものをし、ノートに細かく記録しているのを見たことはある。食べ物を制限する人もいた。いまでもまわりに炭水化物をカットするダイエットをしている人たちはいる。
iPhoneの英語関連アプリを見て、いいなぁ今の人はと思っていた。単語帳を作らなくても、頻出単語がピックアップされていて、間違ったものだけ復習できたり、ゲーム感覚で遊べるものもある。重い辞書を持ち歩かなくてもiPhoneの中にある。インターネットによって英文を毎日読むことだってできるし、音声や映像まで手に入る。それらが貴重で、洋書なんて大きな書店に行かなければ手に入らなかった頃に学生をしていたんだもの。(hammer.mule)
https://itunes.apple.com/jp/app/gookaradarogu-herusuashisuto/id547463790?mt=8
gooからだログ ヘルスアシスト iOS版
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.nttcloud.ft.karada
からだログ ヘルスアシスト