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久々にニコンの一眼レフを調べてみる

2013/03/12コメント

久々にニコンの一眼レフを調べてみる


岡田陽一


昨年あたりは、どこに行ってもミラーレス一眼を持っている人ばかり目についたのですが、最近気のせいかもしれませんが、また大きな一眼レフを首から下げている人をよく見かけるような気がします。


だんだん気温も暖かくなってきたからなのか、ミラーレス一眼も一巡してやっぱり一眼レフに戻った人が増えてるのか。定かではありませんが、先日友人から「D90を買い換えようと思ってるんだけど、D600とD7100のどっちがおすすめ?」と質問を受けたので、久しぶりに最近のニコンのデジタル一眼レフカメラ事情を調べてみました。


まず、買い換えたい方のD90は2007年4月発売のベストセラー。けっこうこの頃に、D90がきっかけで一眼レフを購入した人が多かったような記憶があります。そこから6年も経っているので、D90をずっと使っている人はそろそろ買い替えのサイクルなのかもしれません。


6年も経つと、センサーから内部の画像処理エンジン、電池やボディ周りなど物凄く進化しているので、当時のD90と同じクラス(値段)でなくて、もっと安い入門機でも性能はかなり上なのが、かつてのフィルムと機械機構の時代と違う、デジタルの良くも悪くもあるところ。


後から買う方が安くて性能のものが手に入る良い面もあれば、自分が買ったカメラが次のモデルが出るとすぐに陳腐化してしまう面もあり、フィルム時代のカメラは10年くらいのサイクルでしたが、今のデジタルはそのサイクルが物凄く早い。


そう考えると、D90が6年も経ってまだ現役というのはデジタルカメラとしては長いですね。


さて、買い替え対象となるD600とD7100は何が違うか。D7100は今日現在で一番新しいカメラ。今週3月14日発売になります。もう一方のD600の発売は2012年9月。


D600



D7100



このふたつのカメラで大きく違うのは、センサーのサイズです。D600がFXフォーマット。俗にいうフルサイズというものです。D7100がDXフォーマット。FXのセンサーよりも小さいAPS-Cというサイズ。


ニコンD600 ボディ(169,438円 Amazon)
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ニコンD7100 ボディ(124,200円 Amazon)
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D90からの買い替えということで、同じDXフォーマットを選び、既に持っているレンズをそのまま使うというチョイスか、これを機にフルサイズに移行してレンズもすべて新しく揃えるか。ここは予算との問題になります。


センサーサイズが大きいと、良いことはたくさんあります。暗いところでもノイズが少なくきれいに撮れるとか、同じレンズでも背景がよりボケるとか(その辺りはまた別の機会に解説しますね)。


ただ誰にとっても、何がなんでもフルサイズのFXフォーマットがおすすめかというとそうでもありません。


望遠系の写真を撮ることが多い人はDXフォーマットの方がおすすめです。例えば、300mmのレンズを付けても、フルサイズ換算で1.5〜1.6倍の値になりますから、450mmのレンズを使っているのと同じ画角になります。


サーキットでレースを撮る時や自然の中で野鳥を撮る時などは、超望遠レンズを使いたくなりますが、そんなレンズはとても高額なのでDXフォーマットの方が手軽に望遠の撮影が楽しめます。


もうひとつ、人物を撮影する王道のレンズとして85mmを使います。これはフィルムの時代からそうですが、ちょうどいい画角と被写体との距離感、そして歪みのない人物撮影に向いたレンズです。


Nikon AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G(140,251円 Amazon)
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この85mmのレンズ、憧れますが定価225,750円もします。Amazonで買っても14万円。なかなか手が出ない価格ですよね。


これが、DXフォーマットだと、同じくらいの画角を想定すると50mmのレンズで×1.6すると80mmとなります。


Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.4G(39,457円 Amazon)
http://amzn.to/X0ZwWH


定価で63,000円のレンズですがAmazonで4万円切ってます。もちろん、ボケ味とか厳密に言うとまったく同じにはなりませんから、単純な比較はできませんが、趣味で撮影するレベルであれば、画角的にも明るさ的にも人物撮影にはおすすめです。


FXフォーマットでフルサイズの性能を引き出そうとすると、かなり高額のレンズが必要になります。ボディだけ良くてもいい写真は撮れません。やはり写真はレンズが大切です。


なかなかそこまで予算をかけられない場合は、DXフォーマットのチョイスがさまざまなシチュエーションで写真を楽しむのに向いているかもしれませんよ。


ということで、友人にはD7100をすすめましたが、そうなると昨年2012年11月に発売されたD5200も価格的に気になってきます。


ニコンD5200
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しかも、ボディのみだと74,800円なのに、18-55VRレンズキットだと71,629円と、レンズが付いている方が安いのでますます悩みます。


と、いろいろと悩んでる時が一番楽しいので、カタログを眺めながらあれこれ想像するとして、ニコンさんの名前の付け方が、もう何がなんだか分らないので、なんとかして欲しいと思います。


D300までは確か3桁がDXフォーマットのフラッグシップだったはずですが、今回のD7100がDXの最高峰の位置づけということで、訳がわかりません。


【岡田陽一/株式会社ふわっと 代表取締役
ディレクター+フォトグラファー】
okada@fuwhat.com <Twitter:http://twitter.com/okada41>


姉妹メルマガ「デジクリ」でもお馴染み森和恵さんと弊社スタッフが執筆した「よくわかるFireworksの教科書」が先日発売になりました。Webのお仕事をされている方は、是非お手元に一冊リファレンスとして置いていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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