●小学生の頃「世界は恐怖する 死の灰の正体」という映画を見た。自分から見に行くような内容ではないから、たぶん学校行事で見させられたのだと思う。被爆した母親から生まれたという奇形児の映像が強烈なショックで、ときどき思い出しては怯えた。トラウマってやつか。
もしかして誤った記憶かもしれないと思い、ネットを探るとそれらの画像もあったし、年代も合っているので見たことは確かだ。だが、あれは小学生に見せる映画か。監督は有名な反戦作家だから、これが日教組の「平和教育」とやらの一環かもしれない。
中沢啓治「はだしのゲン」は若い頃に読んでいる。漫画蒐集狂であったわたしは、ホラー漫画も大好きなジャンルだったが、ホラーではないのに残酷な「はだしのゲン」のコレクションは忌避している。泥臭い絵もきらいだった。
当時はこの漫画の思想についてはスルーしていたのだが、この度の松江騒動が気になり、図書館で借りて読んでみて驚いた。中国・韓国による捏造史観を下敷きにしたらしい、とんでもなく偏向した内容ではないか。なぜいままで教育の現場で問題にならなかったのかと思うのだが、日教組がこの漫画を賞賛、擁護してきたからなのだろう。
下村文部科学相が「学校図書館は子供の発達段階に応じた教育的配慮が必要。一般的な表現の自由に反することには当てはまらない」と述べたことは正しい。このグロテスクな漫画は教育上の配慮が必要だ。成長過程の子供が本に親しむ小中学校図書館に、無条件で置くべき本ではない。しかし、「歴史認識に問題がある」といってもラチがあかない。わかりやすい「表現の過激さ、残酷さ」を問題にすべきであろう。
ネットにはこの漫画の画像が山ほどあるが、大人が見てもゾッとする、これ小学生に見せてはまずいでしょというカットも少なくない。子供にトラウマをもたらす。映画のようなレイティングシステムがあれば、この漫画は完全に「PG12」か「R15+」だろう。これしかない。学校図書館にもレイティングシステムを導入せよ。
だから、この問題もっと大きく騒がれたほうがいい。「はだしのゲン」単行本10巻を刊行する汐文社、文庫版を出す中央公論新社、ともに売り上げアップ。電子出版のeBookJapanでは、昨年同期の12倍だという。多くの大人が読んで、この漫画の恐るべき正体を知るのはいいことだ。(柴田)
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/2013/08/30/images/gen.jpg
画像検索で出て来る「はだしのゲン」の一部。これを見て、わが子や孫に「ぜひ読ませたい本」だと思う人がいるだろうか(閲覧注意)
●私も年齢制限は必要だと思う。小学生には絶対見せたくない。数巻でやめたはず。映画は見てないはず。記憶から消したい。非国民扱いされる人への拷問は、爪の間にキリのようなものを突き刺していた。原爆のシーンはきつく、泣きまくったのに記憶から消している。記憶力のない私の頭ナイス。
同級生の友人二人と会うことがあって、この話題になった。一人は怖くて避け、今でも読んでいないし読む気もないとのこと。もう一人は読んで(義務教育の間、たぶん小学生)、ウジ虫のシーンが、溶けた人の姿がと結構記憶に残っているようなのだが、覚えているのは残酷なシーンであり、その時代の人々の心や怒りではなかったようだ。
読んだ友人も私も読み返すつもりはなく、大人が教えたかったことがそのまま伝わっているかどうかは疑問に思う。編集長のピックアップしたページを見て、これって……と突っ込みたいところはあるのだが、全編読んでいないし読む気もないから書くのはやめとこう。
続き。彼女はストックルームへ。また5分ほど待たされ、作れないことを教えてもらう。もう少し質問させてくださいと、色つき眼鏡は作れるのか聞くと、またまたストックルームに行こうとするので、引き止め、PC用のも作れるのか重ねて聞いた。何度も行ったり来たりするのは大変だろうから。
と、またまた待たされ、色つきとPCのクリア版は作れると教わる。なぜJINSは作れない視力をストックルームでも検査室でもいいから、メモしておかないんだろう。レアケースなのか……。
ネットショップだと、スポーツ用には「交換可能な度数に限りがございます」という注意書きはあったが、室内室外両用のにはない。うーむ。店員さん間違ったか? (hammer.mule)
http://www.jins-jp.com/jins-pc/lineup/?cat=All#customize
ブラウンは作れなくてクリアは作れるから、屈折率1.70、1.74の範囲のようだ。って1.74がいかほどのものかわからないけれど。
http://02memo.seesaa.net/article/216307151.html
2万ぐらい追加料金払っていたなぁ。超薄型にするために。薄いだけで、目や顔の輪郭がキュッと小さくなるのは同じ。軽いのはいい。
http://www.eglasses.co.jp/rxselection.html
近視の強い、-6.00[D]だと厚みは3.3mmの差
http://ymnetwork.blog15.fc2.com/blog-entry-1943.html
多少はみ出ても良かったのにと読んでて思った。超薄型なんてなかったから、学生時代は、はみ出た眼鏡を使っていたし。