●昨日の夕食の時、妻が「真央ちゃんにひどいことを言った記者がいた」と怒っていた。夕方のテレビのニュースで、バンクーバーから帰って来た選手たちに合同インタビューがあり、どこかの記者が浅田真央に向かって、次に色の違うメダルをとるためにどんなことをするのか具体的に話すように、とか言い放ったという。あんた何様なのよ。なんでこの場でそんなこと問いつめるわけ? そんな無礼な言い様は絶対許せない!(延々と続くが、わたしに向って怒りをぶつけられてもなあ……)。それで真央ちゃんは何と応じていたのかと聞くと、怒り狂ってたから覚えちゃいないわよ、でも落ち着いて答えていたようで、あの子はどんな悪意のインタビューにもきちんと答えているからえらいわね、と言う。わたしも同感だ。件の記者はきっと、俺ってユニークな質問ができてすごいと自己満足していたに違いない。この場でそういう発言ができるのはたしかにユニークだ。KYどころではない比類なき大バカだ。昨日夜9時のNHKのニュースキャスターは高橋大輔に「高橋さんにとって4回転ジャンプとはどんなものですか」と聞いていた。「あなたにとって○○とは?」という究極のバカ質問に近い芸のなさだ。歳を重ねてこのごろますます“テレビに向ってつぶやくというより罵倒する症候群”が顕著なわたし。「二人そろって辞職しろよ」とか……。(柴田)
●「情報は『整理』しないで捨てなさい。」(奥野宣之著)を読んだ。捨てれば整理術は不要、戦略的インプットでアウトプットにエッジをかける、目を作る、一次情報に触れる、固まっていないセメントに乗るな、など。どういう基準で捨てているのか、具体的に書かれてあって興味深かった。いくつか面白い内容があったのだが、その中で一番気になったのが電子辞書。実はネットをはじめてから辞書をひくことが減った。ちょっとしたことは、サーチエンジンにある辞書で調べられるし、ブラウザについている検索窓にキーワードを入れれば、答えが出てくる。しかし著者は辞書や百科事典をひきなさいと言う。知ったつもりの言葉を辞書でひいたら、知らなかったことが出てくる。ネットで苦労して時間をかけて調べることが、辞書ならすぐに出てくることも多い。その上、不正確な内容ではない、など。確かにそうだ。頷くことが多い。検索したら、個人blogがひっかかり、それも「○○(私が知りたいこと)がわからない〜」と書かれてあるだけだったりする。学生の時は、よく辞書や百科事典をひいていたのに、いつの間にか「知ったつもり」で生きてる。進化止まるよね。著者使用の「エクスワード」を調べていて驚いた。最上級モデルは300g。実質5万程度で辞書数100! 何この太っ腹具合。コンテンツの追加可能。これを縦断検索できる。英語関連の辞書が10あまりあったりして、私の英語レベルではそんなにいらないんですけど、という気持ちもありつつ。自分用はもちろん、辞書好きの母や、これからひく癖をつけさせたい甥らにあげたいよ〜。よくテレビ通販で宣伝しているのに、まったくのノーマーク。ネットに繋がることばかり考えていたけど、辞書できちんと調べるのって、大切よね。(hammer.mule)
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パピルス
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学生モデルもいい〜。