●終わってみれば9勝6敗。毎場所2桁が責任の地位で、国産大関そろってこの成績とはふがいない。「日の丸の分だけ重い二大関(松本律子)」という川柳はうま過ぎる。それにしても、わたしの贔屓の稀勢の里、今場所はえらくハラハラさせてくれた。いきなり2連敗とつまづき、11日目を終わった時点で6勝5敗、残る4日間に2勝しなければ負け越し、わずか2場所でカド番を迎えてしまう。その4日間は豊ノ島、白鵬、把瑠都、琴奨菊と強敵揃いだ。今場所の調子からいって全敗もありえる。12日目、13日目は見ていられないくらい緊張した。日常的にふと星勘定している自分がいる。なんとか勝ち越してくれという弱気と、残り全勝だという根拠のない強がりも交互に襲ってくる。ファンとは大変な仕事だ。巨人や阪神の熱狂的ファンの気持ちがやっとわかった。勝った日のビールはうまい。勝った翌日は新聞も安心して開ける。稀勢の里は見事に勝つが、あっけなく負ける。それでも、今場所、白鵬、把瑠都、鶴竜すべてを下した唯一の男だ。来場所こそは毎日うまいビールを飲ませてほしいものだ。
「春場所は大阪都より把瑠都です(藤井好)」も絶妙だったが、そうならずにお気の毒。川柳は読売新聞「川柳うたた寝帳」3/25より。「色男のっぽに負けて名を譲り(暁天)」もおみごと。これは大相撲ではなく、「業平橋駅」が「とうきょうスカイツリー駅」になったことを指す。気に入った川柳や人の言った言葉などを書き写す。「自分が嘘だと思うことを小説にはできません。自分が信じていない言葉も使いません」は角田光代。こういう人の小説なら読むべしだろう。TPP問題に「日本がポール・マッカートニーなら米国はジョン・レノンだ。ポールのいないビートルズはありえない。この2人がきちんとハーモニーしなければいけない」と変なたとえを持ち出すノダ首相。相当頭がおかしい。消費税増税に「命をかける」とも。ひとりで勝手にかけてろ。(柴田)
●ゆめぴりかのCMを見る度に、学生時代に「すいません」と言った時の叔母の反応を思い出す。「何を吸わないの?」正すために、わざと言うのだ。本来は「すみません」。桐島かれんが着物姿で、改まった雰囲気があるため、崩した言葉が変な感じ。文字まで表示される。アンサイクロペディアでは茶化して、「睡魔船(眠いことを船で例えている)」という使用法が書かれてあって、眠くなったら睡魔船のことを思い出したいなと。「すいませんという言葉はもともとおでんの屋台などに訪れる中年男性の俗語であるという。彼らは『しゃーないなあ』『よろしゅーたのんます』など、独立語で長音を使った言葉を多用する。その一例として『すみません』を『すぃーません』と発音していた」「※念のため言っておくが、謝るときのすいませんはすみませんの誤用である。とにかく、謝るときはすいませんは誤用であるのだ」とあった。「すんまへん」「すんません」「すんませなんだ」は方言。(hammer.mule)
http://www.youtube.com/watch?v=P6anye66iPA
ゆめぴりかのCM
<dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=すみません>
「済みません」は「すまない」の丁寧語
http://dic.search.yahoo.co.jp/search?p=すいません
「済みません」の俗な言い方。落語家の林家三平が連発して客を笑わせた。
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93
アンサイクロペディア
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%81%99%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93
呼びかけの「すみません」
http://www.asahi-net.or.jp/%7Eqm4h-iim/ktb_fr01.htm
鳥取「すんませなんだ」