●鄭大均「韓国が『反日』をやめる日は来るのか」を読む(新人物往来社、2012)。韓国は世界でも屈指の同質性・均質性の高い国家である。つまり、ナショナリズムを燃え上がらせるには恰好の環境である。筆者は、韓国のナショナリズムに明るい展望を抱くのは困難であるという。
韓国ナショナリズムは内部からの批判を受けたことがない。日本のナショナリズム批判には熱中するが、自国のそれには無関心か避関心である。ナショナリズムを野放しにするということが韓国人にとってどれほど危険であるのかという、当たり前の議論をほとんど誰もしていない。
ナショナリズムというものは、それを内部から批判し続けないとモンスターに生まれ変わるものだ。すでに韓国ナショナリズムはだいぶ前からモンスター化しており、国全体がパラノイアに罹っている。パラノイアとは「精神病の一型。偏執的になり妄想がみられるが、その論理は一貫しており、行動・思考などの秩序が保たれているもの」のことである。まさしく韓国はこの通りだ。
この本では韓国の反日はどう形成され、どのような性格を持つのか。5つの命題を掲げる。反日は、同調や規範の行動であり、韓国を支配する空気である。反日は「刷り込み」であり、それから無縁な韓国人はいない。反日はレイシズム(人種主義)や偏見やステレオタイプといわれるものに近い。反日には韓国人のアンヴィバレンスな性格に矛盾するものもある。反日は国際連帯する。これらはよく理解できる。
本のタイトルにある、韓国が「反日」をやめる日はくるのか。当分は難しいと筆者は言う。反日は韓国ナショナル・アイデンティティの要であり、それが韓国人にとって不便なものになるためには、まず日本の側からの批判が加えられなければならないというのが筆者の立場であり、この本はその小さな実践であるという。
わたしは当分どころか、永遠にその日は来ないと思う。日本を侵略者、収奪者とする「神話」を捨てるということは、今日の韓国人アイデンティティの最重要な要素を捨てることを意味する。ありえない。本書では、中央日報、東亜日報、朝鮮日報、教科書などに見られる反日の「妄言」も多数収録されており、読むとはなはだ不愉快で、憤りを覚える。
しかし、もしわたしが韓国で韓国人として生まれていたら、わたしも間違いなく、彼らのように振る舞うに違いない。日本で日本人に生まれてよかったとしみじみ思う。(柴田)
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韓国が『反日』をやめる日は来るのか
●続き。ランニング用の時計も欲しいなぁと、ショップで凝視。全体的にフェイスが大きめ。女性が使うには主張が激しい。GPSがついていたり、ペースが表示される。このあたりはiPhoneアプリでも実現するけれど、手首に表示される方が見やすいだろう。
昨日書いた店員さんが、時計もお探しですかと声をかけてくれたので、どれがいいんでしょうかねぇと質問する。iPhoneアプリでGPSやペースがわかることは話す。わかると楽しいですよね、スマホのおかげで続ける方増えていますみたいな話になる。そう、そうなのよ。ペースがわかり、記録が残るのは楽しい。
これがおススメですと示された時計は、ガーミンのもので、めっちゃプロ仕様。でかフェイス。ガーミン好きだけどなぁ、ここまでは必要ないよなぁと思いつつ、どう違うんだろうと疑問が出てくる。と、試されますか、と彼の手首から外されるその時計、『ForAthlete 910XTJ 日本版』。え、店員さんも使っているんだ。使用感があった。説得力があるなぁ。
つけてみるとやはり大きい。日本版は、GPSが日本の衛星『みちびき』を使っているので精度が高いことや、四分割ができ、一度に四つの情報が得られること、大きなボタンで表示が変えられること、ガーミンコネクトというサイトに情報がアップできることなどを教えてもらう。レジにあったMacBook Airを持ってきて、彼の記録を見せてくれたよ。続く。(hammer.mule)
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ランニングGPSで一位だわ
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Garmin Connect。ユーザーの総距離がカウントされている。月へ7,554回往復していることになるんだって。