●不愉快な週末であった。思いかえすたびに腹が立つ。日本国にとって、およそ考えられる最悪の選択を“粛々と”やってくれた仙谷内閣(実質的にそうだろう)である。全共闘ってこれほどヘタレだったのか、あきれるほど腰砕けだ。首相も官房長官も検察の判断であると繰り返しているが、検察のそんな越権行為はありえない。最近の検察の弱みにつけこんで、内閣が介入した「政治決着」であることは間違いない。裏の指揮権発動だ。これで法治国家である日本は死んだも同然だ。国内法に従って粛々と〜と見栄を切った外相も、裏ではこんなぶざまな決着を考えていたのか。ところが、対中国では「政治決着」できなかったような。日本にとって完全敗北の落としどころは、日中の高度の政治レベルの交渉の結果なんだなと思っていたら、中国は次に謝罪と賠償を求めてきた。ということは、水面下の交渉もせずに(かどうかはわからないが)船長カードを失った大バカなのか、仙谷内閣。ほんまに外交能力ゼロ。いやまてよ、もしかしたら、毛沢東主義を礼賛し「文化大革命」が大好きな官房長官のこと、すすんでこう仕向けたのか。そうなると、もはや売国としかいいようがない。だが今回の事件によって、中国とは恐るべきヤクザ国家であり、民主党は恐るべき無能集団であることを、日本人に印象づけたのはよかったといえるかもしれない。嗚呼、2009年8月の「政権交代」が、やはり日本という国の「終りの始まり」だった。(柴田)
●書きたいことはいろいろあるが、仕事重なって全力疾走中ゆえ下手なことを書きそうで延期。こういう時に限って、以前提出していた仕事が進んだり、戻ってきたりする……。ほとんど寝ていない状況で、ミーティングがあるのだが、果たして頭が動くかどうか。/月末までの映画招待券があった。有効期限三ヶ月で余裕だと思っていたら、仕事で行けなくなり、急遽友人にもらってもらうことに。インセプションだプレデターズだと言っていたのは三ヶ月前……。(hammer.mule)