●エッセイの書き出しに迷ったら「『広辞苑』によると」とやればいいといわれている。読んだ記憶はないが、そんなエッセイにあたったら読む方が恥ずかしい。テレビのバラエティ「ネプリーグ」でも「『広辞苑』に載っている……」という問題も定番だ。永江朗「広辞苑の中の掘り出し日本語」を読む(バジリコ、2011)。筆者は辞書を「引」かずに「読」んだ。記述を丹念に読んだ。知らなかった言葉や誤解していた言葉、グッときた言葉を選び、知らなかった言葉の中から「こころ」と「からだ」に関係のあるものを集めて、思いついたことを書くというスタイルで1ページに1篇、計158のコラムで構成している。けっこう安易な企画だが、実行には途方もない忍耐力が必要だろう。分業しないと不可能だ。ココア色の地に銀色のタイトルという装幀、1ページにケイを4本使う設計、寄藤文平の不快なイラストなどB級なデザインは好ましくないが、コラムは同感するところもあり、拾い読みしていたら全部読んでしまった。おもしろいというほどでもない。一番気に入った言葉は脱力感満点の「へへやか」=のんびりと時日を過ごすさま。物事ののんびりしたさま。筆者も座右の銘にしたいという。これは知っている言葉だが、「似非・似而非(えせ)」=似てはいるが、実は本物ではないこと。まやかし。にせもの/劣っていること/悪質。一筋縄ではいかないこと。したたか。……まさにノダ総理なノダ。(柴田)
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●「バルス」がTwitterでの秒間ツイート数記録を塗り替えたそうな。Twitterだけでなく、掲示板やFacebookなど、他のシステムも利用されただろうから、集結させればもっといったはず。ラピュタを知らない人、放送のない国の人は何ごとかと思っただろうな〜。/「へへやか」って初めてきいた。/同世代の友人らと会話する時、これは死語だよね、年ばれるな〜、などと話すことがある。「ガックリ」「ガーン」「ピンポーン」など。頼む、誰か再度流行らせてくれ。つい使ってしまうんだ。使わないようにするよりは、子供らが使ってくれた方が楽だ。出よ、死語芸人!(hammer.mule)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111214_498426.html
「バルス」の瞬間のツイート数は秒間2万5088件
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111207_496296.html
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