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写真を楽しむ生活

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●荒山徹の「柳生黙示録」を読む(朝日新聞出版、2012)。おもしろいおもしろい、一気に読破。でも途中で、どうやって終わらせるのか心配になった。荒山徹といえば、柳生と朝鮮をいじり倒す作品が多く、この分野の第一人者、って他に誰もいない。この分野はこの人が発明したからだ。荒唐無稽という表現ではまだ足りない、とんでもない世界観なのである。そして、今回の舞台は主に島原、天草。あの「島原の乱」に柳生十兵衛が介入、いや当事者となって豪剣を振るうお話だ。


柳生陣営は、十兵衛を筆頭に大目付柳生宗矩、宗冬、棄教を拒み通して国外追放を命ぜられ20年も前に呂宋で死んだはずの高山右近、右近を守るジョホール王国の女剣士ヤスミナ姫、異端尋問奉行荒木景村ら。高山右近の帰国の意図はなにか? 一方、キリシタンの指導者・森宗意軒の陣営は天草四郎時貞、キリシタン忍び部隊の神聖ハポン騎士団7人衆、ビルゼンダアデ少年剣士団ら。キリシタンによる日本制圧計画「ヴァ号作戦」を阻止せんと、十兵衛らが戦いを挑むが、天草四郎の正体を知った十兵衛は愕然とする。


そんな手があっていいのかとは言っても無駄、もうなんでもありなのが荒山徹ワールドなのだ。島原の乱の恐るべき目的とは? 霊的存在の四郎を十兵衛は斬ることができず敗北し、ついには自身が十字架にかけられてしまう。そして迎えた衝撃のラスト。十兵衛と一身同体となったのは誰あろう、あのお方だ。ここまで来ると本を投げ出したくなるが、あと数ページで終わる。おもしろいけど何も残らない。それが潔いんだなあ。(柴田)
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●カブトムシの幼虫。昨日の後記では快調そうに書いているが、実は慌てまくっていた。というのも、朝なのに土の表面に出てきていて、微動だにしなかったからだ。急に、生き物を飼う時の怖さ・悲しみを思い出した。容器のまわりには土が少しこぼれているし、表面はぼこぼこしていて、夜中に動き回った様子がうかがえる。なのに、なぜ外が明るくなってきているのに表面にとどまっているのだ? 体躯はぷりぷりとしていて、栄養十分に見える。調べると酸欠という話があった。


昨夜、湿度を保つように少量の水をかけたが、そのせいで二酸化炭素が? 直射日光は遮っているものの、光が良く入るマンションでとても暖かい。うちに来て、急な気温変化で弱っているのかもしれない。触りたくても、まだ抵抗があって触れないし、弱っているなら触ってはいけないような気もする。検索しまくる。土はまだ養分十分に見えるが、もしかしたら総量が足りないのかもしれない。容器を近くのバラエティショップに買いに行ったら、シーズン前とかで置いておらず、最初にもらったジップロックコンテナのふたをずらしたまま飼っている。ペットボトルで飼っている人もいるので、休みの日にでも買いに行くか〜と安易に構えていたが、器が悪かったのかもしれない。


カブトムシって飼うのに難しかった覚えなんてないのに〜。ノウハウを検索しまくり、近くに昆虫ショップはないのかと調べまくり、いやだいやだ死なせたくない、と気が動転していた。もう耐えられないと家人に電話をかけている最中に、蓋が動いた。あれ?うるさいなぁという感じで(音は聞こえないよね?)、もこもこもこもこと潜って行った。紛らわしい。良かったとほっとして気づいた。洗濯物を干すことを。ああ、もー!/Nさんは蛹後に触って弱らせてしまったとか。幼虫時は少々触っても大丈夫ですよ〜と教えてくれた。ありがとうございます!  (hammer.mule)

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  1. 編集後記………4月19日(木) http://t.co/YCf5HUIq

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