●第16代アメリカ合衆国大統領リンカーンが、ヴァンパイアハンターだったという映画「リンカーン/秘密の書」に便乗して、低予算&短期間撮影(=B級)のアサイラム社が作ったのが、リンカーンがゾンビハンターだったという「リンカーンVSゾンビ」である。どっともどっちの設定だ。前者が斧を持つなら、後者は死神の持つような鎌を持つ。ビジュアルはそっくりだ。とりあえず、この恥知らずなパクリ作品、ゾンビの方のDVDを見た。
イントロからしばらくはけっこう重厚な雰囲気で、モノクロ調のカラー映像もナイスである。だが、しばらくするとグズグズというか、キレがないというか、あまり緊張感のない展開になって行く。ゾンビをたくさん出しても、ほとんどホラーにならない。それでも、一応辻褄があうオチに至り、けっこう面白かったのだ。
リンカーンがシークレットサービスの隊員を引き連れ、ゾンビに囲まれた前線の要塞に出向く。リンカーンは子どもの頃ゾンビと戦った経験があり、いまや南軍も北軍もない、人類のためにゾンビの大群を撲滅すべく戦う、っていうシンプルな話。
リンカーンは長い鎌でゾンビの首を刎ねる、刎ねる(けっこう快感)。ゾンビは音に反応して動くという設定で、あまり動きがなく、お約束の残虐シーンもない。ゾンビの造形は悪くなかったが、まったくこわくない。これではゾンビ映画としてはあまり評価できない。
さて、ゾンビ映画を見るといつも感じる疑問。ゾンビは人食する。食われた人間もゾンビに感染(?)してゾンビ化する。ゾンビが獲物を完食しちゃったら、新規のゾンビは誕生しない。そんなケースはあるのか。両足食われたりしたら動けなくなるし。適当なところで食事を中止するお約束があるのか。
といった疑問を持つのはわたしだけではないようで、ネットのどこかにQアンドAがあり「(ゾンビが被害者の)全身をくまなく食べようとしないのは、早く仲間を増やそうとするためだと思います」という回答があった。そうかなあ。(柴田)
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リンカーンVSゾンビ
●Macにはログインパスワードをかけている。一定時間操作しなければログアウトし、パスワードを入れなければアクセスできなくなる。これは持ち出さない据え付けタイプであろうと、家用であろうと同じ。トラブルがあった時に人を疑いたくないのと、ノートパソコンを盗まれた人の話を聞いたため。
人を信用しないのと、防止策を講じるのは別と、父親に教えられたせいでもある。完璧な人なんておらず、人間なんだからミスがあって当たり前。何かあってから騒ぐなと。簡単にできることをやっておかない自分が悪いのだと。
事務所や家に、許可無く触るような下品な輩はいないが、ちょっと席を外している間に泥棒にパソコンを盗まれたら? 好意でデータを修正されたが、それが他に波及するようなスクリプトだったら? 脱線しすぎた。この手の話は長くなるから終わり。
で、ログインしようとしたら、Bluetoothキーボードが反応しない。エンターキーは押せるのでつながっていないわけではない。が、キーをたたいても、入力できないのだ。電力低下を疑い、電池を替えたが同じ。右側の一部が反応することはわかったのだが、これではパスワードを入力できない。仕方がないのでUSBキーボードを接続してログイン。続く。(hammer.mule)