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●山藤章二「ヘタウマ文化論」を読む(岩波新書、2013)。1時間もかからず読める。なぜなら組版がスカスカで、改行や行間のアキが多くて、文字数はたいしたことないからだ。なぜそうなったかというと、「毎晩眠りにつく前に少しずつ書いたものです。だからすぐ疲れたり、長めに書けたりといろいろ」で、頭の中でひとりしゃべりをして、その呼吸、リズムを忠実に再現したものだという。筆者の記憶力は確かで、たぶん資料など用いなくてもスラスラ書いていると思う。「文化論」とは硬い感じだが、めんどうくさい理屈は一切ない。ヘタウマの時代の幅広い交友関係を語った、お気楽なエッセイである。


この本が生まれたきっかけは、「スポニチ文化芸能大賞」の選考委員会で、「ヘタなもの、ゆるいものが、いまやもてはやされて過ぎていると思うんです。ヘタであることを恥じない。逆に、ヘタであることを売りにしている。むしろそれが主流になりつつある、と最近感じているのです。日本人の美学では、本来、ウマいこと、ウマくなることを佳しとする文化がありました。悪文より名文の方がいいに決まっている。(略)これは文化の伝承として由々しいことだと思うんです」と山藤が論じ、それをおもしろがったスポニチの委員に、現代文化論としてまとめてみたらとすすめられたからだという。


超絶にウマい絵師・山藤の「反ヘタ」の正論は清々しいが、その人も「ヘタウマ文化」の成り立ちを語るうちに、やがて「ヘタウマ」擁護どころか、自ら「ヘタさ」の自由、楽しさ、自己解放の快感を知るようになる。そして日本の文化土壌は「ゆるい」と断じる。それを「自由・多様性」みて是とするか、「混乱無秩序」と見て非とするか。どうやらこのウマい人でさえ是としているようだ。あの正論はどこへ行った。まあ、それはいい。流れに任せてスルスルおもしろく読める。


「ヘタな人間」が「ヘタ」に描くのはやさしい。しかし「ウマを志した人間」や「ウマい技術を身につけた人間」が、「ヘタに見える絵」を描くことは非常にむずかしい。「ヘタウマ派」とはその困難をのり越えた人たちのことで、一朝一夕になれるものではない──というが、わたしが「イラストレーション」編集部にいた頃の自称ヘタウマどもの絵なんか、とうていそうとは思えなかった。わたしは寛容な人物ではないから、ヘタウマ文化は苦々しい。(柴田)


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004314151/dgcrcom-22/
ヘタウマ文化論


●続き。受ける側に注目してプロレスを見ていると、本当に大変な仕事だなぁと思う。ロープに首が当たるように上から落とされる。痛いのがわかってるんだから、絶対手が出そうになるだろうに、そのままロープに首を打ちつけられる。人間の防御本能って緩められるものなのね。


小橋引退後のトークショーは即完売。なんと「名刺交換会」なるプログラムあり。「会場にお越しの皆様と、今後何か新しい事が出来ればとの思いもあり、また今回が、人間小橋建太と皆様の初めての出会いの場でもあると、名刺交換会というネーミングとなりました。」だって。その日は予定がある。行きたかったなぁ。(hammer.mule)


http://www.fortune-kk.com/
公式。ロゴは井浦新。名刺交換会まであるトークショーは即完売。
http://www.47news.jp/topics/entertainment/oricon/culture/126936.html
新日本プロレス、選手寮のリフォームを『ビフォーアフター』に依頼。
放送は6月2日、18時56分から。

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