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●齋藤孝「子どもと声に出して読みたい 実語教」を読む(致知出版、2013)。[声に出して読みたい]シリーズ、いつまで続くのかな。もういいって感じもするが。「山高きが故に貴からず」「玉磨かざれば光無し」という言葉は知っている。元ネタが「実語教」であると知った。というか「実語教」なんて人生で初めて出会う単語だ。


「実語教」という本は平安時代の終りにできたといわれる。子どもたちの教育に使われ、鎌倉時代に世の中に広まり、江戸時代に寺小屋の教科書になった。「学問のすゝめ」も「教育勅語」も「実語教」が下敷きになっているようだ。わたしの世代はこの本の存在を知らない。「教育勅語」も教わらないから知らない。もちろん、わたしの直後の団塊の世代も知らない。だから日本はこんな不甲斐ない国になってしまったのではないか。


筆者は「実語教」を「日本人千年の教科書」と呼ぶ。日本人は長い時間の流れの中で「実語教」を学び続けて、日本人として生きる基礎を作って来たからだ。使われている言葉は古いが、基本は「しっかり学んで向上心を持って生きて、世のためになる人になる」とシンプルだ。昔の子どもたちは「実語教」を読んで暗誦し、懸命に学んだ。この学びの精神が日本をつくってきた。


筆者は「実語教」の言葉を29項目にまとめ、その意味と伝えたい内容をやさしく解説している。小学校高学年なら読める。英語なんかやらせるよりこれを読ませたい。


ほとんどが初めて聞く言葉である。だいたい意味はわかる。漢文で96文字、読み下し文でもたいした分量ではない。何度も何度も声をだして読んで行くと、そのうち暗誦できるようになるだろう。じっさい声に出して読むと気持ちがいい。「絆」なんて空虚な言葉は出て来ないゾ。書き下し文をコピーしておき、ときどき読んでみたい。Kindleにも無料本があった。コピー不要だからこっちがいいか。


「実語教」の中には、昔の中国に生きた孔子の教えが数多く入っている。だが、今の中国では誰ひとり孔子の教えを理解できないだろう。北朝鮮の首領サマに向けて言う。「人肥えたるが故に貴からず。智有るを以て貴しとす」。南朝鮮の皆サマに向けて言う。「嘘つきは泥棒の始まり」。あ、これは「実語教」じゃなかった。平然と嘘を言うようになれば、良心がなくなって盗みも平気ではたらく人になるから、嘘はついてはいけないという戒め、ですヨ。(柴田)


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齋藤孝「子どもと声に出して読みたい 実語教」


●『ベルサイユのばら』続き。特別出演するスターらのプレッシャーは大きいだろう。忙しいスケジュールを縫って、短い練習時間で仕上げる必要がある。自分の組の名誉をかけて出演しているから、いいものが多い。特別出演によって、他の人たちの番手を下げることにもなるし、「トップスター」という肩書きがついており、外様なわけで、中途半端なものだと観客は納得しない。


この公演は一回でいいや〜と思っていても、特別出演の組み合わせを見たいがために、チケットを買うことになる。時間とお金がかかるからやめて〜、でも組み合わせが良かったりすると嬉しいからやって〜、なのだ。


ベルばらは、時代遅れと書いた。古典、いわゆる時代劇なわけであり、コスプレだと衣装に負けないように、演技は大げさなものを望まれる。宝塚の演技は、2,500席ほどの大きな劇場用なので元から大げさなのだが、ベルばらはよりいっそう大げさ。これに歌までつくんだから、濃く強い劇薬のようなもの。甘い砂糖菓子の上に劇甘チョコがコーティングされ、その上に甘いトッピングが載ったようなもの。(続く)(hammer.mule)

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