●サッカー東アジア杯最終戦、完全アウエーの中で日本の若手はみごとに戦った。いま問題になっている「歴史を忘却した民族に未来はない」という巨大横断幕は、日本向けのメッセージらしいが、言っていることはまことに正しい(TPOは大間違いだが)。
しかし、それは日本にではなく、自国に向けて言うセリフだろう。「歴史を忘却する」どころか「歴史を捏造する」民族のやることは不可解である。もはや、あらゆるスポーツで韓国を相手にしたくない。勝っても負けてもいやな後味が残る。口直しに、いまの若い人は知らない、自業自得の韓国・ちょっといい話を見つけたのでご披露する。
いまから46年も前の国立競技場、メキシコ五輪出場を決めるアジア予選最終戦の相手は3戦全勝の韓国。日本もそれまでフィリピンに15対0、台湾に4対0、レバノンに3対1の全勝。雨中の日韓激戦は3対3と引き分け。
互いに一試合を残しているが、両者が最後の試合に勝利すると4勝1分で並び、得失点差の勝負になる。日本の相手は2勝をあげている油断のならない南ベトナム、韓国の相手はフィリピンだから大量得点が予想された。
ここで韓国のコーチが致命的なミスを犯す。「我々はフィリピンから18点をとってみせる」とコメントしたのだ。得失点差で日本を上回り、メキシコに行くという宣言である。これにはフィリピンが激怒し、奇想天外なフォーメーションでゴールを死守し試合は0対5で終えた。韓国に18点は与えなかった。なんと、フォワードの一人以外は全員、自軍のペナルティ・エリアで専守防衛、それを試合中貫き通したのである。
日本は南ベトナムに勝ちさえすれば五輪出場という重圧の中、負傷をおして出場していた杉山が執念の1点を蹴り込んだ。後半は南ベトナムの猛攻を凌ぎに凌いで、なんとか勝った。韓国は相手を舐めた尊大な一言でメキシコ行きをふいにした。今も昔も変わらない懲りない民族だ。日韓の歴史を本当に語ったら、韓国はアイデンティティを失いもう立ち直れなくなる。そこまで自分を追い込むのはなぜだろう。レミングの集団自殺か(←この説は間違いらしい)
さて、メキシコ五輪は予選リーグB組、ナイジェリア、ブラジル、スペインという強豪揃い。現在の日本チームなら全敗だろう。まずナイジェリアを3対0で撃破、ブラジルとは1対1、スペイン戦は「引き分けて2位通過し、B組1位のフランスと対戦する」作戦をとり、みごと0対0。そしてフランスを3対1で退け、準決勝のハンガリー戦は0対5で完敗、三位決定戦でメキシコを2対0で破り銅メダル。試合の様子を詳しく知りたいでしょう? この本(↓)を読もう。
勝敗を争うスポーツの経過と結果は、うまく編集された動画で見ると分かりやすいが、分かりやすいうえに感動が得られるのは文章による描写である。門田隆将「あの一瞬 アスリートはなぜ『奇跡』を起こすのか」(新潮社、2010)の10編のドキュメントは、挫折から這い上がって来るアスリートたちの闘志と努力の物語である。
どれも読み応えがあるが、なかでも「すべてはチームのために サッカー日本代表はなぜ『銅』を獲得できたのか」は読み物としておもしろく、たっぷり感動も味わえる。何度読んでも読むたびに新鮮で、ゲームの成り行きにドキドキさせられる。読むべし。読むべし。(柴田)
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「あの一瞬 アスリートはなぜ「奇跡」を起こすのか」
●F田さんから「『金哲彦のランニング・メソッド』なかなかいいですよ。」と連絡が。ありがとうございます! 早速注文しました。DVD-BOXも出ていることを知り、詳細を見たら、NHKの番組であった。これやってたの知ってる! 時東ぁみが挑戦するって情報が流れてた。この頃は余裕や興味がなくて見向きもしなかった。くぅ〜。本を読んでから買うかどうか考えよう……。
マンションの総会に出てみた。入居して約4年。編集長から、参加する必要性を聞いたのと、今期の理事当番(部屋番号によって一年任期で持ち回り)に上階の住人がいることを知り、どんな人なのかなぁという興味から。入居時から子供の走り回る音や大人の足音などに困っているのに、変にトラブルになってはと、いまだに上階に話せていないの……。
せっかくの休日に時間を割いての参加は面倒。昨年度と今年度の理事以外では、20人いたかどうか。委任状や議決権についても約100戸が返答せず。いくらなんでも書面での回答ぐらいはすべきなのでは? 成立するだけの出席者数や書面はあった。
出席前から、こういうのは報告会みたいなもので、シャンシャン総会になるんだろうなぁと予測していた。だって予算が適正かどうかなんてわからないし、上階への苦情は住人同士でやれって書いてあったし。掲示板での連絡をメールにしてくれないかなぁと思ってたので、提案しようかな程度の意識であった。
理事は持ち回りだから、一番良くわかっているのは管理会社。進行や議決は理事らによるものだが、予算や実績についての報告は管理会社。だよねぇ。
最初に質問したのは私の前に座っていた若者だ。「爆弾低気圧被害復旧工事費とは?」何それ? 収支計算書に一応目を通してはいたが、気がつかなかった。ここまで見てるのか。屋上や公開空地の電気やプレートが破損し、損害保険金が下りたらしい。へぇ。こういうところをチェックすればいいのか。
他にもぽつぽつ質問が出る。へぇ、ほぅ。うちのマンションの場合、高層だからといって、必ずしも価格が高いわけじゃないのだが(部屋の広さや方向で価格が変わる)、なぜか質問は高層階が多い。そのうち、一人が、修繕費の利息がないと言い出した。ラフな格好だが、どこかの偉いさんっぽい。会場に緊張が走る。続く。(hammer.mule)
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金哲彦のランニング・メソッド「膝の痛みも取れ、距離も伸び、何よりも走ることが楽しくなりました。」
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3か月でフルマラソン。DVD化したら再放送はないだろうな〜
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ラン×スマ。この土曜はハーフマラソン用らしい。
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まにフェス。学生さん無料。4Fのセミナーの内容が増えてきた。