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カテゴリ ‘おかだの光画部トーク/おかだよういち’ のアーカイブ

■おかだの光画部トーク[20]
iPhoneに付けるレンズ


おかだよういち


No.16でiPhoneをトイカメラ的に使うことを書いた後にも、続々とおもしろいガジェットやアプリが出ています。今回は、わたしが最近持ち歩いて使っている、iPhone用のレンズを紹介します。


おおよそ35mm程度の単焦点レンズが付いたiPhoneですが、コンバージョンレンズを取り付けることで撮れる写真のバリエーションが広がり、楽しみが増えます。わたしが今使っているのが“GIZMON iPhone 3G用フィッシュアイレンズ”と“GIZMON iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ”です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708757237/in/set-72157615670331003


iPhoneの背面の、カメラが付いている部分は手に馴染みやすい柔らかなカーブが付いているので、通常はなかなかレンズやフィルターなどを取り付けにくくなっています。このレンズは、まずカメラの部分に磁石が付いたアタッチメントを取り付けておいて、水平に脱着できるようになっています。取り付けは両面テープで貼るだけなので簡単です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3709571862/in/set-72157615670331003
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708764913/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708768737/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3896000413/in/set-72157615670331003/


パワーサポート エアージャケットセット for iPhone 3G Clear PPK-71
著者:
アマゾンレビュー
欲しいものリストに
本体に両面テープでそんなの貼り付けるのが嫌だという人は、パワーサポートエアージャケットなど、薄型カバーに装着しても大丈夫のようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DTYMEC/dgcrcom-22


“GIZMON iPhone 3G用フィッシュアイレンズ”は180度の画角になるので周囲が歪んで丸く写ります。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/prod_iphone_fisheye.php
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002FTOU1Y/dgcrcom-22/


被写体におもいっきり近付くことで、遠近感が強調されたとっても面白い写真が撮れますよ。人の顔にかなり近付いて撮ると、変な顔が撮れるのでパーティなどで盛り上がるでしょう。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897167106/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3870557055/in/set-72157615670331003
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3871332736/in/set-72157615670331003


【iPhone4S・4・3GS・3・スマートフォン】GIZMON iPhone用 ワイド&マクロレンズ
著者:
アマゾンレビュー
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“GIZMON iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ”は、レンズが二重になっていて、一つ目を付けるとマクロ、更に付けると28mm程度のワイド+マクロになります。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/prod_iphone_wide_macro.php
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iPhone のみだと20cm程度は被写体から離れないとピントが合いません。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897031920/in/set-72157615670331003/


このマクロレンズを装着すると1cmくらいまで寄ってアップで撮れるようになります。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897033664/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3712482247/in/set-72157615670331003/


同じ位置でマクロレンズなしで撮ると、全然ピントが合いませんから、このレンズは凄い威力です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897034708/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3712482943/in/set-72157615670331003/


ワイド+マクロにするともうちょっと広範囲を寄って撮れるので、メモ代わりに書類や名刺などを撮っておくのにも重宝しますね。デメリットは荷物が増えること。わたしは小さな巾着袋みたいなのに入れて持ち歩いていますが、結構面倒くさいです。iPhoneだけで軽快にってわけにはいかないところが残念です。


そして、値段もちょっと高めです。特にフィッシュアイの方はAmazonで6,890円もするので、無料〜数百円で色んなアプリを楽しんでるiPhoneユーザーにとっては躊躇してしまうかもしれません。でも、日本製で外側はアルミでしっかりしていますし、レンズもこの手のガジェットにありがちなチープなプラスチックのレンズではなくガラス製でクリアーな写りです。全体的にオモチャっぽい感じはまったくなく高級な感じがします。


iPhoneの写真がアプリだけで満足できなくなってきたら、一度試してみてはいかがでしょうか? iPhone用だけでなく、他のトイデジに装着するコンバージョンレンズがいろいろと出ていますよ。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/product.php


【おかだよういち】okada@s-style-arts.com
WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー
http://s-style-arts.info/ 


Nikon デジタル一眼レフカメラ D300S ボディ D300S
著者:
アマゾンレビュー
欲しいものリストに
D300Sを馴染のカメラ屋さんで発売日にゲット。毎度かなり安くして頂いてます。が、発売3日後Amazonで更に1万円安い179,690円で出てました。Amazon、こまめに要チェックです。

おかだの光画部トーク[18]


ホワイトバランスって何だ? その2


おかだよういち



前回に引き続き、ホワイトバランスについてもう少し勉強しましょう。


ホワイトバランスとは、どのような光の下でも適切な白に写るように、光源の色温度に合わせて基準を調整するデジカメ特有の機能です。


最近のデジカメは賢いので、AWB(オートホワイトバランス)の設定でほぼ問題なく、普段はあまり意識する必要はありません。では、どういうシチュエーションでホワイトバランスのことを考えるのでしょうか。


食べ物屋さんで写真を撮る時を想像してみてください。ちょっと薄暗い照明の、いい雰囲気の居酒屋さんで、出てきた料理や同席した友達を撮ります。多くの場合、雰囲気を大切にする料理屋さんは暖色系の照明を使っています。中にはキャンドルが灯っているお店もあります。料理は暖色系の照明で見た方が美味しく感じますし、食欲も進みますから、青っぽく色かぶりすることだけは避けたいところです。


料理の色の正確な再現よりも、場の雰囲気を写したい場合、ホワイトバランスはオートではなく、白熱灯や電球でもなく、太陽光にしてみます。その場の色温度で合わせてしまうと、せっかくの暖かい照明の雰囲気が白く写ってしまうからです。


イカのお刺身は白く写らないのですが、その場の電球やキャンドルの色が反射した暖かい色で、雰囲気を残したままの色で写ります。もちろん、料理の色を厳密に再現したい場合は、ホワイトバランスを設定すれば白いものは白く写ります。


結婚式の披露宴の撮影などでも同様で、その場のキャンドルライトの暖かい光の雰囲気を再現したい場合などは、ホワイトバランスをその場の色温度に設定せず、太陽光の設定で撮るとよいでしょう。


同じ食べ物屋さんでも、雰囲気を気にしていないところでは話は違います。蛍光灯の下では料理はあまり美味しそうに見えませんから、そのまま写真に写しても残念な結果になってしまいます。蛍光灯は、青や緑っぽい光が被るので、赤いマグロのお刺身も青緑が被さってどす黒く写ってしまいます。


ですから、蛍光灯の時はホワイトバランスを合わせて、さらに微調整ができる機種であれば、ほんの気持ち赤く転ぶ程度に設定しておくと美味しそうに写ります。


このように、被写体の色を正確に再現したい場合と、その場の雰囲気をそのまま写したい時、さらに意図的に色をコントロールしたい時に、ホワイトバランスの調整を意識します。


スナップ写真ではなく、ネットショップに掲載する商品の写真や、商品カタログに載せる写真などブツ撮りでは、特に正確な色の再現が必要です。そこで、前回ご紹介したホワイトバランスを合わせるアイテムを使ったり、グレーカードを使ったりして、色味と露出の基準を取ります。


今回は、最近見つけた、パソコンでの後処理時に役立つホワイトバランス調整アイテムをひとつご紹介します。“SpyderCube”という変わった形をしたキャリブレーションツールです。
http://www.colorvision.jp/modules/articles/article.php?id=29
http://item.rakuten.co.jp/cc-circus/spyder-cube/


18%ニュートラルグレーと白と黒が塗られた立方体を、商品の撮影時に被写体に写し込むことで、Photoshopなどの画像修正ソフトを使い後から色や明るさなど補正する場合に、作業が簡単にできるようになります。


平面のグレーカードよりも、立体のSpyderCube方がよりその場の光線の具合に合った調整ができるので、より正確な編集が可能です。商品撮影をすることがよくある人は、作業時間を大幅に短縮できますから、ひとつ持っておくといいかもしれません。


【おかだよういち/WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.info/
okada@s-style-arts.com

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