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カテゴリ ‘おかだの光画部トーク/おかだよういち’ のアーカイブ

おかだよういち


前回は、簡単に画像の加工ができるWebアプリ「Pixlr Express」について書きました。今回は同じシリーズで更に複雑な画像編集ができる「Pixlr Editor」をご紹介しましょう。


「Pixlr Editor」のサイトはこちら
http://pixlr.com/editor/


アクセスすると、まず「新しい画像を作成」するか、どこかから画像を開くかの選択肢が現れます。真っ白なキャンバスに絵を描くなら一番上の「新しい画像を作成」を、写真を加工するなら、該当の写真を選択します。
http://flic.kr/p/bAKsa6


ここでは、ためしにMacの中に保存してある写真を選択してみました。
http://flic.kr/p/bAKshz


どうでしょうか? これchrome(ブラウザ)のキャプチャ画像ですよ。まるで普段デスクトップで使っているアプリみたいですよね。Photoshopで見慣れた感じのツールが左側に並んでいます。そして、右側にはレイヤーパレットまであります。


レイヤーパレットがあると言うことは、かなり複雑なこともできそうな予感がします。ではツールを上から見てみましょう。


切り抜きツール/移動ツール
一列選択ツール/投げ輪ツール
選択ツール
ペンシルツール/ブラシツール
消しゴムツール/ペイントバケツツール
グラデーションツール/クローンスタンプツール
色置き換えツール/描画ツール
ぼかしツール/シャープ化ツール
指先ツール/スポンジツール
覆い焼きツール/焼きこみツール
赤目低減ツール/スポット修復ツール
膨張ツール/つまみツール
カラーピッカーツール/タイプツール
ハンドツール/拡大ツール


Photoshopを使ったことがある人なら、アイコンを見ただけですぐに何をするツールなのか理解できると思います。


上部にあるメニューの中も見てみましょう。


ファイル
http://flic.kr/p/bAKsoi


編集
http://flic.kr/p/bAKsuK


画像
http://flic.kr/p/bnQBbu


レイヤー
http://flic.kr/p/bAKsFV


調整
http://flic.kr/p/bnQBkj


フィルター
http://flic.kr/p/bnQBq3


ビュー
http://flic.kr/p/bnQBwu


言語
http://flic.kr/p/bnQBCw


では、試しにちょっと触ってみましょう。中央あたりにある紫色のブルーベリー味のチョコを、投げ縄ツールで選択範囲を作りました。
http://flic.kr/p/bAKt6k


選択範囲ができたら、メニューの編集→コピー→貼り付けとすると、新しいレイヤーができてそこにペーストされます。


レイヤーパレット下部にある3つ目のアイコン「レイヤースタイル」をクリックすると設定ウィンドウが開くので、ドロップシャドウにチェックを入れて、程良く影が付くように調整しました。
http://flic.kr/p/bnQBLb


さらに、メニューから編集→自由変形…を選ぶとボックスが表示されますので、少し回転させてみました。
http://flic.kr/p/bAKtjP


周囲に合わせて若干ぼかしをかけて馴染ませておきましょう。メニューのフィルター→ガウシアンぼかし…を選択し、表示されたウィンドウで数値を設定します。
http://flic.kr/p/bnQC1L


作業が終わったら、メニューのファイル→保存…を選ぶと、保存先を選択するウィンドウが現れます。自分のPCに保存するのはもちろん、FacebookやFlickrやPicasaなど、ネット上の自分のアルバムにそのまま保存することも可能です。


また、画像のフォーマットについても、JPEGの他、PNGやTIFFも選べますし、レイヤーの情報なども含めたアプリオリジナルのデータPXDを選択しておけば、再度このアプリで開いて編集を続けることも可能です。


レイヤーマスクを使って、もっと精度の高い合成もできますから、無料で使えるWebアプリなのに、とても複雑な画像編集ができてしまいます。


もちろん、Photoshopの方がもっと機能も豊富ですし、凄いことができるに違いないのですが、ブラウザでここまでできてしまうのですから、作業内容に合わせて気軽に使ってみると面白いかもしれませんよ。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
<http://s-style-arts.com/ > okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


3月24日(土)に、CSS Nite LP, Disk 22「Webデザインで使うPhotoshop」に出演します。参加される方、よろしくお願いします!
http://lp22.cssnite.jp/

おかだよういち


しばらくNEX-5Nの話題が続きましたが、ユーザー以外の人はあまり面白くないと思いますので、レビューの続きはまた追々ということで、今回は多くのみなさんが楽しめそうなWebアプリをご紹介します。


iPhoneやAndroid端末で気軽に写真を撮って、その場で加工して、FacebookやTwitterなどを使って、その場でネットにアップして仲間と共有。なんてことがもう日々あたりまえになっていると思います。


iPhoneで人気の「Instagram」は、正方形のスクエアフォーマットの写真を、ちょっとレトロな味付けで加工して、共有したり、ここからFacebookやTwitterやFlickrに同時に共有する写真共有アプリです。
http://itunes.apple.com/jp/app/instagram/id389801252?mt=8


※Android版も開発中というニュースも出ています。
http://japan.cnet.com/news/service/35011578/


また、Instagramの画像エフェクトとフレームだけでは物足りない人には、「Instaplus」も大人気です。
http://itunes.apple.com/jp/app/instaplus-mouchotto-liangikamerawoinstagramni/id448121202?mt=8


これらiPhoneで簡単に加工してすぐにネットで共有が普通になると、MacやWindowsなどのデスクトップでちょっと写真を加工してFacebookにアップしようと思った時に、いちいちPhotoshopを起動して加工するのもめんどうだし、だからと言って、iPhoneで開いて加工して、というのもちょっと違う気がします(iCloudのフォトストリームを使っていれば、写真をMac→iPhoneもあまり気にならないかもしれませんが)。


そこで、こんなWebアプリはどうでしょう?
「Pixlr Express」
http://pixlr.com/express/


ブラウザ上でとっても簡単に写真を加工できます。加工といっても、合成や切り抜きなど複雑なものではなく、トリミングや角度調整、色調整など基本的なことです。ネットで共有する前処理くらいの加工はこれで充分だと思います。


さらに先程のiPhoneアプリのような、さまざまなエフェクトやフレームがたくさん用意されていますので、デスクトップでInstagram風に加工して、Facebookにアップロードなんてことは簡単にできてしまいますよ。


まず、Pixlr Expressにアクセス。
http://flic.kr/p/bwKnhg


中央にアイコンが並ぶ画面が表示されます。左から、PC内の画像を選ぶ、ネット上にある画像のURLを入力して選ぶ、Webカメラで撮影した画像を使う、の3択から加工する画像を選びます。ここではPC内の画像を選びました。アップロードされると画像とシンプルなメニューが表示されます。
http://flic.kr/p/bwKnB6


フィギュアが少し傾いているのでRotateを選んでまっすぐにしてみましょう。
http://flic.kr/p/bwKnUi


Rotateをクリックすると、下部中央に調整レバーが表示されるので、マウスで左右に動かして調整します。グリッドが表示されるのでわかりやすいですね。調整できたら右側のApplyをクリックして確定します。
http://flic.kr/p/bwKo3k


次にInstagram風にスクエアにトリミングしてみましょう。一番右のCropをクリック。
http://flic.kr/p/bwKodT


下部中央に出たパネルから、1:1を選ぶと正方形のグリッドが表示されます。マウスで好きな位置に調整してApplyをクリック。
http://flic.kr/p/bwKom4


Colorを選択して、ちょっと鮮やかな色味にしてみましょう。
http://flic.kr/p/bwKowK


彩度のレバーを動かして設定します。
http://flic.kr/p/bwKoEk


その他の項目も見てみましょう。Effectをクリックすると…
http://flic.kr/p/bwKpbz


何種類かのエフェクトが選択できます。その中からひとつ選んでクリックすると、更に詳細のエフェクトが表示され、適応量も調整できます。
http://flic.kr/p/bwKpnF


ひとつレトロっぽいのを選んでみました。
http://flic.kr/p/bwKpyF
あまり好みではなければ、右側のCancelをクリックすれば直前の画像に戻ります。


Overlayはどんなのか見てみましょう。
http://flic.kr/p/bwKpGe


何やらいっぱい選択肢が出てきました。幾何学模様などを重ねて面白い絵を作ることもできそうです。
http://flic.kr/p/bwKpQn


星がいっぱいの画像を重ねてみました。
http://flic.kr/p/bwKpYr


いまいちなので、Cancelして背景で光がキラキラしているものを選びました。
http://flic.kr/p/bwKqqi


次は一番左のText。
http://flic.kr/p/bwKqxp


何種類か表示される中からフォントを選択。
http://flic.kr/p/bwKqDP


文字を打つとボックス内に表示されます。マウスでボックスを移動させたり、拡大縮小、角度調整などできるので適当なところに配置します。
http://flic.kr/p/bwKqLt


最後にBorder。フレームと同じですね。
http://flic.kr/p/bwKr54


DefaultからSmokeを選びました。
http://flic.kr/p/bwKrcB


これで確定であれば右上のSaveをクリック。
http://flic.kr/p/bwKrse


すると画像を保存する画面になりますので、適当な名前を付けて、再度SaveをクリックしてPC内に保存します。
http://flic.kr/p/bwKrC6


こんなことが、ブラウザでサクサクできるなんて凄い時代ですよね。PCに取り込んであるデジカメの画像を、ちょこっとiPhoneアプリ風に加工して楽しむには、こんなWebアプリを使ってみるのはどうでしょうか。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
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先週末は岡山と大阪でa-blog cmsの勉強会を開催しました。今週末は高松のCSS Niteに参加してきます。うどんをいっぱい食べてきます!

おかだよういち


NEX-5Nを手にしてから2週間。そして一昨日欲しかったレンズ、Carl Zeiss Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAが手に入りました。
http://flic.kr/p/bpCXbg


NEX-5Nに付けてみるとなかなかさまになっててかっこいいです。
http://flic.kr/p/bpm5x8


試しに、とりあえずデスク周りにあるものを、めいっぱい絞りを開けてF1.8で撮ってみました。コンデジや他のミラーレス一眼と比べると、センサーのサイズが大きなAPS-Cで、絞りF1.8で撮るとこんなに被写界深度が浅くなり、フォーカスした位置から少しはずれるともうボケます。


http://flic.kr/p/bpCLTc
http://flic.kr/p/bpCMDt
http://flic.kr/p/bpCNqX


このボケを利用して、空気感を感じる雰囲気ある表現ができそうな気がします。


さて、このNEX-5Nは上部に電源ON/OFFスイッチ、レリーズボタン、ムービー、再生が配置されていて、背面のモニター右側に設定系のボタンとダイヤルがならんでいます。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/478/666/html/003.jpg.html


背面にあるボタンは3つとダイヤルのみ。ダイヤルは回転と上下左右に機能が割り振られています。数多い機能の中からよく使うものを厳選して、このシンプルな操作ボタンに配置するのが使いこなすキモだと思うのですが、これがなかなか選択肢が多く、難しくもあり楽しくもあります。


あまり使わない機能とよく使うものを見極めて、自分が一番使いやすい状態を探っていくのは、実際にいくつも試行錯誤しないと一発で納得することはないので、未だベストな状態には至っておらず模索中です。


カメラに詳しくない人にも簡単に使えるように、各設定項目は分りやすい表現になっています。例えば、絞りの設定では、「くっきり─ぼかす」になっています。


絞りや被写界深度のことがわかっていれば、F11とF2.8を比べるとF2.8の方がより背景がボケるということは常識として頭に入っていますが、写真を始めたばかりの人にとっては、数字で設定するよりも「くっきり」の方が分りやすいはずです。


同様に、露出補正は「明るく─暗く」ですし、ホワイトバランスの色温度の設定は「暖かく─クール」という表現になっていて、初心者にも安心して使えるような配慮がされています。ミラーレス一眼らしい部分ですね。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/feature_3.html


さらに、初心者用の機能として「撮影アドバイス」というものもあって、シーンに合わせて基礎から応用まで様々な撮影のTipsを表示できるので、撮影しながらスキルアップできます。


また、操作がわからなくなった時は、「ヘルプガイド表示」で何をする機能なのかを表示してくれるので、慣れていなくても迷わず操作できます。


むずかしいことを考えなくても、カメラにすべてまかせてシャッターを押すだけでベストな設定で撮ってくれる「iAUTO」というモードもあるので、設定がわからない人でも、コンデジみたいな使い方できれいな写真を撮ることができます。


カメラが、夜景・夜景&人物・逆光・逆光&人物・人物・風景・マクロ・スポットライト・低照度・赤ちゃんを自動で認識します。「人物」とは別に「赤ちゃん」というのが面白いですね。


似たような初心者に優しい機能や、分りやすい表現はおそらく他のミラーレス一眼にも採用されていると思います。女性やご年配の方を含め、多くの人にミラーレス一眼がウケるわけです。


初心者でも、カメラに詳しいユーザーでも、双方にとって優しく楽しく使えるカメラだということが、2週間使ってみてわかって来ました。まだまだ完璧に使いこなしているという域にまで達していませんし、すべての機能やエフェクトも使っていませんので、また色々使ってみながら随時レビューしたいと思います。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


先日、名古屋市科学館の人気のプラネタリウムを見てきました。久しぶりのプラネタリウムがあまりに楽しかったので、明石のプラネタリウムにもまた通ってみようと思います。

おかだよういち


2週間前、今年一発目のデジクリで、今欲しいカメラとレンズについて記しました。そのカメラのほうが、この原稿を書いている今日届きました。レンズはまだ未入荷で、しばらく先になりそうです。届いたばかりなので、箱から出して、電池充電して、ストラップ取り付けて、基本設定をしただけで、まだ一枚も写真を撮っていません。今回は購入に至るまでのことと、ファーストインプレッションについて書きます。


まずは購入動機から。この光画部トークでも何度も書いてますが、普段持ち歩くカメラがiPhone4だけになってしまいました。多くの場合、iPhoneで充分事足りてしまいます。


撮影してその場で加工、即公開・共有と、簡単なフローでできるカメラは他にありませんから、普段使いでiPhoneを上回るカメラになかなか出会えないのも無理はありません。


わたしだけでなく、きっと世界中の多くの人がそう感じているはずです。それはFlickrに日々アップされている写真で、一番多く使われているカメラがiPhoneというデータからもわかります。いつでもどこでもネットに繋がっているカメラならではの結果でしょう。
http://www.flickr.com/cameras/


かと言って100%満足している訳ではなく、iPhoneでは物足りないシーンも時には遭遇します。例えば、セミナー会場のような暗い場所で後ろの席から登壇者を撮ろうとしたとき。iPhoneには光学ズームが付いていないので、デジタルズームでアップにすると画質が極端に落ちる。更に暗いのですごくノイズが目立ちます。


そのため、画像加工アプリでもっと荒く表現したりとか、無理やりな写真にして共有することがあります。そんな時は、望遠でそこそこ撮れるデジカメを持ってきてたらなぁと思います。


また、カメラ以外の用途でも常にiPhoneを使っていますから、電池の消耗も激しく、夜の懇親会の席ではもう殆どバッテリーが残っていない状態で、せっかくの楽しい写真が撮れないことも多いのです。


そうは言うものの、それだけのために一眼レフカメラを持ち歩くのは億劫ですし、コンデジだと結局クオリティ的にiPhoneとあまり変わらないし。


そこで、レンズ交換が可能なコンパクトボディというジャンルで、今大人気のミラーレス一眼という選択肢です。ただ多くのミラーレス一眼はセンサーが小さいのが嫌で、いままであまり本気になれなかったのです。


でも、SONYのNEXシリーズのセンサーは、普及しているデジタル一眼レフカメラと同じAPS-Cサイズ。そして、レンズもいいのが色々と揃ってきた。といった環境になって、久々に新しいカメラの購入を決めたわけです。


そこで2週間前、大阪のヨドバシカメラマルチメディア梅田へ買いに行ったところ、在庫なし。タイの洪水の影響で品薄なんだそうです。その後、東京出張だったので秋葉原と新宿のヨドバシカメラもチェックしてみましたが、こちらも在庫なし。そして東京の方が、3,000円高かった。


東京からの帰りに再び大阪に寄り、カメラとツアイスのレンズを注文してきました。相変わらずの品薄状態で、両方とも2月になるようですが、いつになるかはわからないため、入荷次第連絡をもらうことになりました。


ところが、土曜の夜中にネットのヨドバシドットコムを見てみたら、在庫僅少という表示! 今注文すれば明日発送可能となっていたので、大阪で注文したのより1,000円高買ったけどこちらに注文しました。


日曜の夜に発送完了のメールが届いたので、トレースしてみると既に神戸を通過の状態。
http://flic.kr/p/bhrRVM
そして明け方にチェックしてみると、もう最寄りの局に到着している。
http://flic.kr/p/bhrS44
日本の物流はほんとうに凄いですね!


そして、無事NEX-5NDの黒が届きました。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/
16mm F2.8の単焦点パンケーキレンズと、
http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL16F28/index.html
18-55mm F3.5-5.6の
http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL1855/index.html
標準ズームのレンズ2本が同梱されたダブルレンズキットです。


箱から取り出してみると、店頭にあるモックアップかと思うくらい軽くて驚きました。一眼レフと比べるとおもちゃみたいです。


このレンズの望遠側55mmより、もうちょっと望遠が欲しいところです。後から18-200mmとか追加するとなると、この18-55mmのレンズが無駄になってしまいます。


わたしとしては、16mmのパンケーキだけが付いたものが欲しかったのですが、どうやらそのチョイスがない。ボディとレンズそれぞれの価格を見てみると
ボディのみ……61,800円
レンズ単体16mm……31,500円
18-55mm……36,750円
このレンズ2本とボディのセット……71,800円


と、なんか変な価格設定なので、一番お得な感じのレンズ2本付いたものに決めました。ボディの金額+1万円でレンズ2本付いてくるのは、後で1本無駄になったとしても、お得です。


大阪で注文したカールツァイスのレンズはまだ品薄状態でまだゲットできていませんが、しばらくこのレンズ2本で写真や動画を色々と撮ってみたいと思います。


iPhoneでも大きな一眼レフでも撮れない、新たな写真が撮れるかも! とワクワクしています。次回以降は実際に撮ったサンプルをお見せできるでしょう。光画部トーク初ミラーレス一眼で長期レビューを開始します。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


今週は名古屋のトライデントコンピュータ専門学校にて、Webデザイン学科の学生さんに写真についての授業をしてきます。課題に対してどんな写真を撮ってるのか楽しみです。

おかだよういち


「写真を楽しむ生活」は昨日から2012年版が始まりました。読者のみなさん、本年も「写真を楽しむ生活」&光画部トークをよろしくお願い致します!


今年はカメラ関係に色々と動きがあるようですよ。昨年発売予定だった製品も、震災やタイの洪水の影響などで発売延期になったりしているので、それらが遅れて今年発売されます。そして、今年は何と言ってもロンドンオリンピックが開催されますから、各カメラメーカーもそれに合わせて色んな製品をリリースしてくるはずです。


既に先週、ニコンがフラッグシップのD4を発表し、2月16日に発売されます。今後近いうちにD800も出る予感がします。
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d4/


これらはプロ用の機材で、D4のボディは65万円。D800もたぶん30万円くらいはすると思いますので、そうそう気軽に買える金額じゃないのですが、興味津々です。


今後発売されるそんな高級機に気を取られがちですが、わたしが今、欲しい病になっているのがSONYのNEX-5Nです。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5N/


そう。今流行りのミラーレス一眼です。既に発売されていますが、これもタイの洪水の影響で品薄状態です。


カメラ女子に限らず、写真が趣味のご年配の方や、コンデジや携帯電話のカメラからステップアップしたい人など、いま多くの層でミラーレス一眼が売れているそうです。


つい先日も、行きつけのカメラ屋さんに年末のご挨拶に行った時に、おばあちゃんがニコンのミラーレス一眼、ニコン1を2台持って来店し、店員さんになにやら設定してもらいながら写真が楽しいってお話されていました。


ニコン1はセンサーサイズが小さいので、それを逆手に取って望遠側がとても撮りやすいということで、そのおばあちゃんも、仲間と河原などで野鳥を撮って楽しんでいるそうです。
http://www.nikon-image.com/products/camera/acil/body/nikon1_v1/


あちこちで売れてるそんなミラーレス一眼なんですが、わたしは今まであまり興味がありませんでした。それは、各社レンズ交換ができるコンデジという感じで、どれもセンサーサイズが小さいものばかりだったからです。


光を取り込む部分がセンサーですから、大きい方が画質も良くなりますし、光の少ない暗い場所でもより多くの光を受けることができます。したがって、暗い場所でもノイズの少ない写真が撮れたり、より高感度に設定可能になります。


ミラーレス一眼機で、カメラの大きさをよりコンパクトに設計しようとすると、このセンサーサイズを犠牲にしなければならず、各社「小さなボディながらレンズ交換が可能なカメラ=ミラーレス一眼」みたいな感じになっていました。でもSONYのNEXは違います。


SONYのミラーレス一眼のNEXシリーズは、センサーサイズが、一眼レフカメラ普及機と同じAPS-Cサイズです。コンデジと同じくらいコンパクトでレンズ交換が可能な各社ミラーレスと違い、一眼レフカメラと同じセンサーなのに、普段持ち歩くには大きくて重い一眼レフと比べるととってもコンパクトなカメラなのです。


このダントツに違うセンサーサイズがまず魅力。そして、このNEX-5Nは実は二代目で、その前はNがないNEX-5という機種がありました。ですが、同時に発売されたレンズがあまり種類もなく、特にグッとくるものが出なかったのでスルーしていました。


それが、この度とっても魅力的なレンズも発売されて、もう今わたしはこのレンズが使いたいからNEX-5Nが欲しい状態。Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA というカールツァイスのレンズです。
http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL24F18Z/index.html


焦点距離24mmなのでフルサイズ換算で36mm。風景スナップからテーブルフォト、ポートレートまで、日常使うにはちょうど使い勝手の良い画角です。サンプル画像がヨドバシドットコムに掲載されていました。
http://image.yodobashi.com/catalog/magazine/20111219-001/


シャープで、ボケが美しくて、空気感までもが写る感じの滑らかな階調。しかも最短撮影距離が16cmと結構寄れます。


こんな魅力的なレンズが気軽に使えるなら、もうNEX-5N買うしかない!


それから、NEXのソニーEマウント用のマウントアダプターも色々出ているみたいなので、たとえばニコンのレンズや、その他、銘玉と呼ばれるオールドレンズも色々と使えるようなので、中古のレンズを探して回るといった新しい趣味が増えそうです。


機能的な面を見てみると、写真だけでなく、動画を撮るのにもとても良さそうです。最近動画を撮影&編集する機会があったので、カメラの動画の機能も色々調べていたのですが、このNEX-5Nの動画機能はかなり本格的です。


フルHDで撮影できますし、一般に売っているハンディーカムと比べると、センサーのサイズが格段に大きいので、背景のボケ具合がまるで映画のみたいに大きく美しくボケます。


カメラに付いている動画機能の多くは、動画撮影中はフォーカスも一点で固定だったり、露出もオートだけだったりと、ちゃんと撮ろうと思うと困ることが多いのですが、NEX-5Nならけっこう本気で動画素材も撮れるのです。


そんなフルHD動画が、先程のカールツァイスレンズをはじめ、色んな画角のレンズに交換してクオリティ高く撮れるなんてきっと楽しいですよね。
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5ND/feature_4.html


ということで、どこに買いに行っても在庫がなくて、注文してもいつ届くかわからない状態ですが、熱が冷めなければきっと買ってしまう気満々なので、手に入れたらまた光画部トークでもいっぱいレビューしたいと思います。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


昨日、関西では10日戎。えべっさんです。商売繁盛の神様で多くの人が参拝に訪れます。わたしは一昨日9日の宵えびすに西宮神社に参って来ました。みなさんの商売が繁盛していい年になりますように!

YouTubeで見つけました!

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