●「写真を楽しむ生活」におけるルーチンワークといえば、写真ギャラリーのWebサイトを見てまわることだ。リニューアルされたニコンサロンの「写真展スケジュール」ページの見やすさ、わかりやすさが感動的だ。とりたてて目新しいものではない。縦軸にカレンダー、横軸に5つのニコンサロンを配置し、いつどこでなにがという基本的な情報が一目で分かる。いままではここのサイト、ちょっと使いにくかったので、この改善はうれしい。たかがスケジュールの表示で喜んでしまうのは、スケジュールなど基本情報の表記の不親切さに、いつも腹立たしい思いをするサイトがいくつもあるからだ。へんに凝ったデザインや仕掛けは不要だ。基本情報をすぐにわかるように配置してくれればいい。ということを、この欄で何回書いたかわからないのだが。/やっぱりうちの犬の性格が歳をとって急変したというか、態度が著しく悪くなった。いまも玄関内で吠えまくっている。雷や爆竹の音が聞こえるとかいった「事件」なら仕方がないが、昼間からなんの理由もないのにテラスで吠えて、ガラス戸に飛びついてひっかき、家に入れろと要求する。玄関に入れるとここでも大吠え、じゃ外に出ていろとテラスに戻すとまた吠える。集合住宅ではこの状態はじつにまずい。仕方なくまた家に入れ、疲れるまで吠えてもらう。こっちの神経がおかしくなりそうだ。これが毎日というわけではないが、いったいどういうことだろう。そりゃ、わたしも歳とってから、いらいらする(って、いとうあさこか)(柴田)
http://www.nikon-image.com/activity/salon/schedule/
ニコンギャラリー
●年度末の徹夜続きを越え、ひさびさのオフ。友人と宝塚歌劇観劇。友人はネットやパソコンにあまり興味のない人なので、自然と仕事と離れた会話になる。宝塚の話、スイーツの話、百貨店の物産展、家族や生活の話など。JR宝塚駅は改装工事が終わって、こじゃれた感じになっていたぞ。演目は花組の「虞美人」。突っ込みどころは多々あれど面白かった。長與善郎原作の「項羽と劉邦」ベース。36年ぶりの再演(脚本は変わっている)で、1951年初演からだと観劇者数のべ100万人。懐王のもと、項羽と劉邦が義兄弟の契りを交わし、それぞれ別ルートで咸陽を攻め、秦を滅ぼし、漢ができるまでの話。項羽と劉邦の対比が描かれている。主な登場人物は、項羽側が虞美人草の名前の由来である彼女の虞、軍師の范増。劉邦側が、嫁の呂、軍師の張良、股くぐり韓信(国士無双)、殷通の娘の桃娘。四面楚歌(?)のシーンは宝塚的。項羽の絶命シーンが迫力あって良かったよ。虞が天使のような話になっていたが、項羽に連れられ戦場にいたわけで、剛胆な人だったんじゃないかな〜と思ったり、項羽が頭はちょっと弱いけれど義のある人として描かれていたが、そういう時代とはいえ、自業自得なんだよなぁ、とか。劉邦が張良に、武の才能なしに王になりたければ、と覚悟を促すところが印象的だった。張良役の未涼亜希と范増役のベテラン夏美ようがいい仕事してましたわぁ。軍師を中心にした話は面白そう、いや宝塚的には小さくまとまってしまいそうで難しいか……。この「虞美人」は一本もので見応えあったが、ショーは短くて物足りなかったりする。お芝居は面白いんだけど、ショーの楽しさはまた別物だから。(hammer.mule)
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=31365624
虞美人
http://kageki.hankyu.co.jp/gubijin/ 公演公式サイト
http://twitpic.com/1dbb8z JR宝塚駅
http://twitpic.com/1dbb4c 奥は阪急宝塚駅への歩道橋