●佐伯弘文「移民不要論」(産経新聞出版、2010)を読む。著者は神鋼電機(現シンフォニアテクノロジー)を育て上げた経済人の立場から、外国人労働者を雇用した実体験もふまえ、移民受け入れに真っ向反対する。いままで論じられて来た移民問題は、少子高齢化、人口減と経済成長の関係、さらには「日本文明(国家)の崩壊」という大問題を考える視点がなかった、それが著者が本書をあらわすことになった理由だ。移民受け入れには労働力確保以外にも、異文化交流による国際化など、プラス面がないわけではないが、それ以上のマイナス面(たとえば治安の悪化、言葉の問題から発する教育現場の混乱、生活習慣の違いから来る地域社会との軋轢など)があり、最終的には日本をなし崩しに破壊させかねない危険性がある。「多民族共生国家」論など、ヨーロッパの惨憺たる現実を知らない人のたわ言に過ぎない。ヨーロッパの移民受け入れ先進国で、移民政策で成功した国はひとつもないという厳然たる事実がある。また、少子化と高齢化社会を日本より先に経験した北欧諸国が、そのもたらす諸問題を解決したのは、移民の受け入れではなく、高負担、高福祉をベースとした工夫された政策動員であったという事実がある。フランスでは、少子化や人口減対策は国内対策で解決している。これらの事実を認識せず、また自国民の多数が失業しているのも直視せず、問題が多発するであろう海外移民を安易に受け入れようと考える人たちがいる。まさに狂気の沙汰だ。著者は「我が国の伝統文化や世界に稀なる『お国柄』のすばらしさは絶対に守り通さなければならない。たとえ万一、経済成長が鈍り、生活レベルが多少落ちてもなにほどのことか」と言う。まさにその通りだ。世界で一番治安のいい国を守りぬこう。首相もしっかり「勉強」してくれよ。(柴田)
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佐伯弘文「移民不要論」
●O方さん、天海釘付け同意メール、感謝であります。読んでいてうなづきまくり。「惚れてまうやろ〜!」に爆笑しましたよ〜。わかる〜〜!/元宝塚トップスター瀬奈じゅんさんの退団後初コンサートに行ってきた。こういうのに行くのはじめて。男役なところが好きだったので、あんまり……と思っていたが、友人に「今後はお芝居が中心になってしまい、踊るところなんてほとんど見られないし、退団後すぐなら男役なところもあるはず。ディナーショーになると踊りも減る」と言われてしまい、行くことに。観客席には宝塚月組生が並んでいた。幕が上がると、宝塚化粧から少しナチュラルになった瀬奈さんが。歌は歌謡曲メドレーで、うーん、やはり男役な瀬奈さんが良かったなぁ……と思ったのだが、宝塚曲メドレーに変わると、朗々とした歌い方のものが多くなり聴いていて気持ちいい。後半も宝塚曲からスタートし、一度聞くとしばらく頭から離れない「アパショナード」の主題歌がかかる。このコンサートの演出は、ショー「アパショナード」の藤井大介先生。マントがとれて別の衣装が下から、という場面があ
って、このコンサートでも同じようなことをしていたから、マタドールか〜と予測したら、ジーンズの横を付け根まで大きく切ったスリットが印象的なカウボーイスタイル。その時のしてやったり、というような瀬奈さんの表情が良かったよ〜。歌い方も男役のキザったのと、女としての可愛いのを、一瞬ごとにくるくる変化させてて、さすがだなぁと思ったわ。このシーンだけでもいいから映像欲しい〜。男性と絡むより、女性と絡む時の方が、色気出るよねぇ、と友人と意見が一致したさ。城田優も出る「エリザベート」、大阪で待ってるよ〜。 (hammer.mule)
http://www.jun-sena.jp/ 瀬奈じゅん
http://www.youtube.com/watch?v=XnbLhVraoj8
アパショナード。消されるかも。やるならとことん
http://www.youtube.com/watch?v=9-2R4wlBrko
フィナーレも。羽が見たい人に
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=31557552
藤井大介
http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201005130005
服はこれ。この写真の表情は……ちがーう
http://www.tohostage.com/elisabeth/
城田優トート、杜けあきゾフィーの時を狙うぞ