●江戸東京博物館に「世界遺産 ヴェネツィア展」を見に行った。わたしにとってそれほど興味あるテーマではなかったが、こういう企画がお好みど真ん中の妻に連れ出されたのである。2時間近くかけてじっくり鑑賞した。ほどほどの込み具合で見やすく、予想以上に面白い内容で楽しめた。しかし、最後に不愉快な出来事が待っていた。前売りペアチケットには「二人の貴婦人」(今企画の目玉のひとつ)ミニカード引換券もついてきた。それを場外の特設ショップで示すと、引換券の半券が切り取られているからミニカードは渡せないと言う。入場時にペアチケットとその引換券を出すと、受付はなんのためらいもなく二枚とも半券を切り取ったのであった。全券が必要とは知らされておらず、そんなルールがあるなら受付が切り取るはずはないだろう。受付が切り取ったのだと応じたが、半券がついていないと渡せないの一点張り。だって受付が切ったのですよと再び言うと(受付のミスだったのか?)、それでは受付に戻って半券を探してきてくださいと、平気で無茶なことを言うではないか。どうせたいしたグッズでもないだろうし、これ以上のやりとりはめんどうだから「それでは要りません」と穏やかに立ち去った紳士的なわたしたち。家に帰ってから、江戸東京博物館に意見を送っておいたが、たぶん何の反応もないだろう。(柴田)
●Adobeのアップグレードポリシーの変更が痛い。今はCS5(Design Premium)を持っているので、6に上げられる権利はある。CSは5.5以外の全バージョンを持っている。6に上げたいのはDreamweaverだけで、他は現状のままでもいいかなぁと思っていた。しかし取引先から6のデータが来るようになったら、下げたデータで再度くれとは言いにくいから、やはり全部をなるべく最新にはしておきたいし、たぶんするだろう。でもしばらく上げずにいるという選択肢が残っているのと、残っていないとでは気持ちが違ってくる。今まで、使わなくなったいくつかのライセンスを捨ててきたが、CS5のは残しておきたいと思っていたのよ。駆け込みで5.5にする人が増えるなら、最低でも5.5は持っておかないと……。Adobe Creative Cloud(年間契約でCS製品使い放題)にするとしたら、Design Premiumユーザは割高になるんじゃないかしら。自分の仕事が、いつどうなるかなんてわからないから、定期的な維持費が苦しい時期にかかるよりは、少し古いバージョンでも、追加料金なしに使い続けられる方がいいしなぁ。うーん。Acrobatがこのポリシー変更から除外されているのがとても気になるわ。Adobe Creative Cloudは最新バージョンしか使えないってことはないよね。安定バージョンを使わないといけない場合もあるしさ。(hammer.mule)
http://www.adobe.com/jp/support/upgrade_policy/
次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について
http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20111109_adobe_creative_cloud.html
「現在ベータ段階にある最新の画期的なツールを利用可能」
「6つのAdobe Touch Appsも利用可能」ほか。魅力的ではある。
http://www.adobe.com/jp/joc/cashback/
どうせ買うなら今のうち? 6直前に無償アップグレードつき5.5が出る?
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