●複合機PX-434Aのスキャナがときどきおかしな振舞を始めた。一度電源を落としてやり直せという指示を出したり、異音を発したりする。だましだまし使っているが、早晩壊れるだろう。もともと複合機の安っぽいスキャナは使うつもりはなかった。
GT-9700Fが順調に動いていたから、スキャンは専用機に任せようと思っていた。ところが、OS X環境下ではGT-9700Fは複合機とバッティングして使えないのだった。仕方なくお蔵にして、あまり使い勝手のよくない複合機をちょっと酷使していた。
さあ、GT-9700Fの出番だ。でも、Mac miniにつないでも使えないことはわかっている。引退したG4をGT-9700F専用エンジンとして再登板させることもできるが、モニタを買わなければならない。さあ、どうしたものかと天井を仰ぐと、本棚のてっぺんにiBOOKがあることに気づいた。このマシンは、CD-ROM「新潮文庫の100冊」のビューワとしてつかうために保存してあったのだ。
このOSX虎入りマシンならもともとモニタ付きだ。GT-9700FのソフトウエアCD-ROMを挿入したが、古いものだからOSXには対応しない。ネットに接続して新しい(といっても2009年4月)スキャナドライバーをダウンロードした。
インストールしようとしたら、ユーザー名とパスワードを要求された。すっかり忘れていたので、何度もはねつけられたが、忍耐強くトライした結果ようやくインストール達成。これで、もしものときの対策は完了した。
いままでPX-434AのスキャナをMac mini上のEPSON Scanからコントロールしていたが、この方法は実に面倒くさい。雑誌や書籍のページをスキャンしたいとき、原稿台にセットして上から押さえたうえで、いちいちscanをクリックしなければならない。
ところが、原稿をセットして操作パネルで「スキャンしてパソコンへ(PDF)」を選んでボタンを押せば一発でスキャン、保存できる方法を見つけた。これなら、PX-434Aの前を動かずにスキャンできるのだ。しかし、紙のマニュアルにもWEBのユーザーズガイドにも、そのやり方が記載されていない。これはどういうわけなんだ。(柴田)
●巷で話題のiPhoneアプリ『Mailbox』。『Boomerang』というWebサービスのように、返事待ちのもの、後から再度見直したいものは、指一本でリマインダー代わりに再度自分宛にメールが届くようにできる(もしくは表示される)。受信箱を空にしても、大事な用件を忘れることがなくなる。
以前書いたけれど、受信箱はなるべく空にするようにしている。アクションの必要なものは、スターマークをつけたりOmniFocus宛に転送した後、アーカイブ(保管。受信箱からは消える)。それ以外は削除かアーカイブ。受信箱が空になる状態は、精神衛生上とてもいい。すっきりする。ま、スターを覗くと消化できていないメールが並んでいて、ブルーな気持ちになるんだけど。
で、Boomerangの有料プランを検討していたのだが、似たようなことができる『Mailbox』アプリが発表されて予約した。が、知ってすぐに予約をしなかったことを後悔。
予約したのは1月23日。ストアに登場したのは2月8日。アプリに予約コードを入れたら161,971人待ち。後ろは295,060人。今朝の時点で92,811人待ち、後ろが652,253人。4日で7万人消化だから、使えるまであと5日ぐらいか。待ちくたびれてだんだんと興味が失われつつある……。 (hammer.mule)
http://www.mailboxapp.com/
Mailbox。動画あり。
http://lifehacking.jp/2013/02/mailbox/
レポがあった!
http://jp.techcrunch.com/archives/20130207mailbox-goes-live-you-still-have-to-wait/
行列の理由
http://www.boomeranggmail.com/
Boomerang。動画あり。