●猛暑だから「アルティメット・ディザスター」DVDを見た。パッケージビジュアルが「人・類・焼・滅」なる文字と、空から火の玉が降って来て猛烈に熱そうだから、暑気払いにどうかなと思って。それにしても「究極の大災害」って何。原題は「Super Cyclone」超熱帯低気圧? ま、簡単に言えば、突然発生したスーパーサイクロンが、数時間後にアメリカ西海岸を襲う、避難はもはや不可能、だったらサイクロンを止めてしまおう! というスーパーサイエンスなお話、というより、もっともらしい与太話。
カリフォルニア沖の海底油田プラントで、最新の掘削機が誤って地殻を貫きマグマ層にまで到達、溶岩が流出し海水温度が急上昇、それが低気圧を生み、サイクロンが出現した(という)。プラントは大火災を起こし、サイクロンは巨大化しながら西海岸に向けて移動を始める。被害予測は天文学的だ。主人公は女性気象科学者とプラントの作業員で、問題解決の方法を知る彼らが、米軍の対策本部(数人しかいない!)に向かうが、なかなかたどりつけない難儀な道中はお約束通り。あまり緊迫感がないのがなんとも。
さて、嵐の巨大化を止める方法は。ヨウ化銀のナノ粒子をミサイルに搭載してサイクロンの目に撃ち込み、嵐の帯びている電気を利用し雷を発生させ、渦の回転を阻害すればサイクロンを弱められる、とか。よくわからないがそんな説明があり、空軍ジェット機がサイクロンに向けて出撃。しかし、この作戦はあえなく失敗。
次はサイクロンのエネルギー源を撃つ作戦だ。岩盤に液体窒素を吹付け凍結、溶岩の流出を止め、海水温度を下げる。冷水がサイクロンのエネルギーを吸収し、普通の雷雨に変える、とか。よくわからないがそんな説明があり、膨大な量の液体窒素も運搬用のタンカーもあっさり手に入り、主人公が船長として現場に向かう、なーんてご都合いい展開で、なんとか作戦は成功した(らしい)。低予算映画だから映像面はだいぶお粗末で、残念な作品であった。が、アルバトロス配給じゃこんなもんでしょう。お笑いツッコミ満載で熱い。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00BJ7LW2S/dgcrcom-22/
「アルティメット・ディザスター」
http://www.youtube.com/watch?v=6HqHpKPr4vE
「アルティメット・ディザスター」予告編
●ネタがない。うーん。あ、そうだ。iPhoneでSiriを使ってタイマーをセットした。それを見た友人が「鬼奴帰って」と言った。意味がわからなくて怪訝そうな顔をしていたら、知らないの? と突っ込まれた。
TVはリアルタイムで見ないことが増えた。キーワードを入れておくと勝手に録画するうちのレコーダー頼み。これを食事時間や家事時間に消化。で、CMはスキップしたり、1.5倍速でかけたりして短縮。
で、「鬼奴帰って」。キムタクがスマホに命令するCMがあるらしい。何のCMかは覚えていないとのこと。スマホならソフトバンクだろうとサイトに行ってみたが、それらしきものはない。後記ネタにすべしとSMAPの公式サイトに行き、CM一覧を見る。SMAPで2本、キムタクは7本。
えーい、もう、友人はおもしろかったと言ってたから、おもしろCMを作りそうなタマホームに行ってみよ。とサイトに行く。「木村拓哉スペシャルサイト」という真っ赤なバナーからCMに到達。これか〜。(hammer.mule)