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写真を楽しむ生活

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おかだよういち


早いもので、今回が2011年最後の光画部トーク。あっという間に過ぎ去って行く一年を振り返ってみます。


その前に、前回ご紹介したiPhoneに取り付けるレンズに関して追加情報があります。Qlixが国内での取り扱いを開始しました。海外のサイトから、英語でオーダーフォームに記載して個人輸入しなくても、日本で注文できるので購入の敷居が低くなりますね。それに加え、円高の影響か、わたしが直販で買った時よりも若干安い6,195円(税込)です。
http://www.qlix.jp/olloclip-1.html


とにかく、iPhoneだけでは不可能な広角や魚眼の面白い写真が撮れるので、普段からiPhoneでいっぱい写真撮ってる人にはおすすめです。
http://flic.kr/p/aExHuq
http://flic.kr/p/aSFBJa


それでは、2011年。とにかく3月11日に世界は大きく変わりました。震災復興や原発事故の収束など、色々なことがまだまだ進行形なので、あまり終ったことのように語れませんが、震災後に日本のメディアではなかなか紹介されない外国メディアの報道写真をネットで見て、とてもショックを受けたのはまだまだ新しい記憶です。さらに、半年後には台風による水害がまた日本列島を襲い、あちこちに被害をもたらしました。


日本だけでなく海外でも、タイでは大洪水が発生し日本企業の工場が大きな被害を受け、生産にも影響しました。カメラメーカーも新製品の発売を延期するなど、ニュースになりました。そんな未曾有の災害を目の当たりにした今年は、光画部トークでも多くの回でクラウドについてのご紹介をしてきました。


とにかく、現在の写真は誰もがほぼデジカメで撮影しているので、データが消滅すればそれで大切な写真がなくなってしまいます。普段からちゃんとHDDやDVDにバックアップ取っているから、カメラやメモリが壊れても大丈夫だと思っていても、今年経験した災害のように、町ごと、家ごと被害に遭うような場合は何の役にも立ちません。


一方、被災地で見つかったアルバムを見ながら笑顔を見せる人々、という報道写真に感動しました。「写真は単なる画像データではなく、誰かが誰かを想った証。」というエプソンのCMのコピーの全文が、まさに人が写真を見て笑ったり、涙したり、感動したり、人と写真との繋がりを言い表していると思います。


ぜひリンク先の映像を一度ご覧ください。ナレーションの言葉にきっと感動すると思います。
http://www.epson.jp/products/photo/


そんな大切な写真だからこそ、ネット上のどこかに、きちんとバックアップがある状態にしておくことがとても大切だと思います。


なかには、セキュリティの問題があるので、プライベートな写真はネット上に置くべきではないという意見も見かけますが、なんとなく自意識過剰な気がしないでもありません。例え写真が漏れたとしても、多くの人はそんな知らない個人の人の写真なんてあんまり興味ないとも思いますし、写真を主とするクラウドサービスは、セキュリティや公開範囲などの設定も自分でコントロールできます。


それよりも、むしろこの世からその写真が消えてなくなってしまう方がつらいことだと思います(クラウドにバックアップするのは絶対にいや! っていう人に無理にしろとは言いませんが…)。


そんなこともあり2011年の光画部トークでは、Flickrを改めて詳しく紹介したり、今年新しく始まったサービスのGoogle+、そしてアップルのiCloudのサービスの一部であるフォトストリーム、そしてAdobeCarouselと各社から続々とリリースされる写真用のクラウドサービスを色々とご紹介しました。


例年は、気になるコンデジや一眼レフなど新製品を重点的に紹介していたのですが、今年はむしろソフト面の紹介が多かったと思います。


思い返してみれば、あまり楽しく明るいニュースは少なかった2011年でしたが、来年は素敵な出来事がいっぱいあったらいいなぁと思います。カメラもどれを買えばいいのか迷うくらい、面白い製品がたくさんリリースされるといいですね。


そんなことを願いながら、2011年の光画部トークを締めたいと思います。来年もまた色々と写真やカメラやデジタルガジェットの面白い話を続けますので、よろしくお願いします。それでは皆さん良いお年を!


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


今週15日発売の玄光社「コマーシャルフォト」1月号の特集ページの一部に、各社のクラウドサービスの紹介を2ページ書かせて頂きました。興味のある方はぜひご覧ください。

おかだよういち


iPhoneの話題が続いてすいません。最近、日常的に撮る写真は本当にiPhoneばかりになってしまっています。本格的な用途の一眼レフか、普段いつも持ち歩いているiPhoneかのどちらかで、その中間的な位置付けのコンデジがどうも中途半端で、持ち歩く頻度が減っています。


今回は、そのiPhoneに取り付けるレンズを先日購入したのでご紹介します。


olloclipという製品で、片方にFisheye(魚眼)もう片方にWide-Angle(広角)とMacro(マクロ)が付いています。
http://www.olloclip.com/index.html


海外の製品なので注文は英語ですが、二種類ある色のどちらかを選び、購入する個数と届け先の住所などを入力するだけなので簡単です。支払いもクレジットカードかPayPalでできます。本体が$69.95と通常送料$14.00で合計$83.95。わたしが購入した時はPayPalの決済で6,559円でした。円高なのでずいぶんお得に感じます。


注文してから5日ほどで届きました。封筒を開けるとこんな感じでレンズ本体と簡単な説明書、レンズを入れる小さなポーチが入っていました。
http://flic.kr/p/aMfoEc


両端にレンズが付いていて、真ん中の部分にiPhoneを差し込んで使用します。
http://flic.kr/p/aMeYdP


さて、ここで問題が発生。あまりにもiPhoneの厚みにジャストサイズなので、iPhoneにカバーを装着しているとレンズが取り付けられません。レンズを取り付けてガタガタ、グラグラしないように本当に厚みぴったりのサイズで作られているようです。


わたしが使用しているiPhoneのカバーは、TUNEWEARのEggShellという厚さ0.75ミリの卵の殻のように薄いものですが、それでもこのレンズには厚すぎでした。
http://amzn.to/vtiRd5


かと言って、カバーなしで使ってみると、やはり電波の受信状態が悪くなるというiPhone固有の問題※があるので、仕方なくカバーをレンズの形に合わせてカットしました。元々薄いのでカッターとはさみを使って少しずつ丁寧に切ればわりと簡単にできました。後はヤスリで微調整。
http://flic.kr/p/aMjrWr


※注:iPhone4の電波問題とカバー
iPhone4の発売後に、電波の入り方が著しく悪いとの苦情が殺到しました。iPhone4は側面周囲がアンテナになっている設計のために、手で持つと絶縁され、電波の入りが悪くなるのが原因で、当時アップルもそれを認め、購入者全員に無料でカバーを配布、既にカバーを購入済みの人にはキャッシュバックという対応をすることで対応しました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/17/news005.html


これでカバーを付けていてもレンズを取り付けることができます。
http://flic.kr/p/aMkx8Z


では、どれくらい広角に写るかを比べてみましょう。同じ位置から撮影しています。


iPhoneそのまま
http://flic.kr/p/aMfJUM


olloclip Wide-Angle
http://flic.kr/p/aMfKaK


olloclip Fisheye
http://flic.kr/p/aMfKrR


iPhoneそのままのレンズよりもかなりワイドで撮れていますよね。


Wide-Angleの方のレンズが、先だけ取り外せるようになっています。外すとMacroになって、被写体から12〜15ミリまで寄って接写することができます。


iPhoneそのままだと、これくらいで既にピントが合いません。
http://flic.kr/p/aMfNZ6


olloclip Macroで撮るとここまでクロースアップでもピントが合っています。
http://flic.kr/p/aMfMAa


同じ位置でMacroを外すとまったくピンぼけです。
http://flic.kr/p/aMfNF8


写真だけでなく、もちろんiPhoneで動画を撮る場合もこれを使って広角や魚眼のムービーになるので、いつもとは違う面白い映像が撮れるんじゃないかと思います。


iPhoneの色々なカメラアプリと組み合わせて撮影すると、さらに表現が増えて楽しいガジェットですよ。


YouTubeにプロモーションムービーがありますのでご覧ください。
http://youtu.be/74HP-_2_nD0


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


あと4回日曜日をすごして、5回目の日曜日はもうお正月ですよ。容赦ない時間の進み方ですよね。速すぎます。

おかだよういち


みなさんは日常、撮った写真をSNSなどで共有して楽しんでますか? Flickrで一番多く使われてるカメラが、ニコンD90を抜き去りダントツでiPhoneになっています。
http://www.flickr.com/cameras/


それはただ写真を撮るだけでなく、その場で多くの仲間と共有できる、常にインターネットに繋がったカメラという大きなアドバンテージがあるからでしょう。


どんなWebサービスに写真を投稿しているのかは、人それぞれだと思いますので、わたしがiPhoneでどうやっているかを紹介しましょう。


まずTwitterですが、ずっとEchofonというクライアントアプリを使っています。
http://www.echofon.com/


iPhone版、Mac版、Firefoxアドオン版と、つい先日Windows版も出たそうです。数あるTwitterクライアントの中で、なぜEchofonを使っていたかというと、これだけがFlickrと連携できたからです。はい。過去形です。少し前のアップデートから、Flickrの選択肢が消えてしまって困っています。現在は他の多くのアプリ同様、TwitPicかLockerzになっています。
http://flic.kr/p/aEF2Nj


自分の写真をネット上のあちこちに散乱させたくなかったので、Flickrに集約していたのでこの仕様変更は残念でした。仕方なく今は、写真付きでTweetする時だけFlickrアプリを使っています。
http://flic.kr/p/aEBcnM
http://flic.kr/p/aEBcv8
http://flic.kr/p/aEF3e9


Twitterとはまた違う、もう少し親密な場としてFacebookも欠かせません。Twitterならそのままタイムラインの彼方に流れて行ってしまう写真でも、Facebookなら友達からコメントや「いいね!」って反応があると嬉しいですよね。そんなFacebookにも、写真をアルバムで分類したり友達や場所をタグ付したりできます。


そして、iPhoneでトイカメラ風のスクエアな写真を共有するならInstagram。これは結構アートな写真に出会えたりして、Feedを見てるだけでも楽しいのですが、自分でもお洒落な写真が撮れた時などにアップ。Instagramは同時にTwitterやFacebookやFlickrにもアップできます(厳密に言うとTwitterとFacebookはInstagramにリンクが貼られてタイムラインやウォールに通知されます)。


良く使っているのはこんな感じですが、更にGoogle+も特定のグループ限定で写真を公開・共有するにはとても便利なので、何かイベントや飲み会などで撮った写真は参加者だけに見せたい時に使います。


さて、これだけあちこちのSNSを使っていると、最初Twitterの所で書いたはずの「自分の写真をネット上のあちこちに散乱させたくなかったのでFlickrに集約…」と思っていたのが、もうどうでもよくなるくらいどこに何をアップしたんだかわからなくなります。そんな悩みを解決するアルバムアプリが、つい数日前にリリースされました。


「TiltShift Generator」や「SuperPopCam」などiPhoneのカメラアプリでは国内で初期の頃からリリースされてて評価も高いfladdict氏(Art& Mobile)の新作。
http://artandmobile.com/


「SuperAlbum」というアプリで価格は85円。
http://itunes.apple.com/jp/app/tiltshift-generator-fake-miniature/id474978531?mt=8


先に書いたSNSのTwitpic(Twitter)、Facebook、Instagram、Flickr、Picasa(Google+)の他にも、Tumblr、mixi、500pxに対応していて、このアプリだけですべて閲覧できるのでとても便利!


まずダウンロード後に起動したら右上の「編集」をタップ。
http://flic.kr/p/aEFfdy


次に+Add Serviceをタップ。
http://flic.kr/p/aEFfhU


すると連携できるサービスの一覧が出てきますので、持っているアカウントを順番に設定していきます。
http://flic.kr/p/aEFc4f


例えば、Instagramをタップして出てきた画面にユーザ名とパスワードを入力して、サービスをオーソライズします。他のサービスも同様なので、使っているものをそれぞれ連携設定しましょう。
http://flic.kr/p/aEBbKi
http://flic.kr/p/aEBbNM


各サービスをタップすると写真が表示されます。
http://flic.kr/p/aEF2z5


例えばFlickrならSetsを読み込んだり
http://flic.kr/p/aEBc4e


Facebookならアルバム別に表示されます。
http://flic.kr/p/aEF2D7


これまでに解説したCloudサービス一点集中でアップするのもいいですが、いろいろなSNSを用途によって使い分けていて、あちこちにそれぞれ写真をアップしている最近の使い方なら、むしろこういう気の利いたアプリが使いやすくていいかもしれません。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
< http://s-style-arts.com/ > < mailto:okada@s-style-arts.com >
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


もう11月も中旬になるのに、関西ではまだ紅葉が色づいていません。なんか年々遅くなってるような気がします。

おかだよういち


前回はAppleのiCloudの機能、フォトストリームがとても快適でいいですよ!という内容でした。少しおさらいをしてみると、iPhoneやiPad2で撮影した写真、または他のデジカメで撮影した写真をMacのiPhotoやApertureに取り込むと、何も意識することなく自動でiCloudのサーバーにアップロードされて、最新の写真1000枚が30日間保存される。そして所有しているデバイスにプッシュされ、どのiPhone、iPad、iPod touch、Macでも同じ写真が手元にある状態になります。


iPhoneで操作画面のキャプチャを撮ったりわざわざケーブルを繋いだり、無線でMacに転送するような操作をしなくても、自動でMacの中にもある状態なので、原稿を書く時などにもとても便利。この煩雑さを極限まで排除して無意識にというところがAppleらしいのですが、人間欲深いもので、だんだんと不満な部分も出てきます。


例えば、明らかに失敗した写真。ブレブレの写真とか、カメラが全然違う方を向いている時に間違って画面に触れて、シャッターが切れてしまったとか。また違う画面を間違ってキャプチャしてしまったなど、消してもいい写真や画像も日々いっぱいあります。


フォトストリームはそんなのお構いなしに、どんどんアップロードしては各デバイスプッシュします。失敗写真ならまだいいのですが、彼女(彼氏)や家族に誤解されるようなシチュエーションで撮られてしまった写真なども、容赦なしにアップロードしてプッシュします。健全でやましいことのないわたしは全く問題ないですが、ドキッとした人は注意が必要です。


そんな便利なiCloudのフォトストリームですが、以前から光画部トークでお伝えしていた、Adobeが放つ写真用のクラウドのサービス、Adobe Carouselがようやく先日リリースされたので今回は、Carouselを取り上げてみます。


フォトストリームはクラウド上に保存したものを格端末にプッシュしますが、Carouselはクラウドに置いたまま、各端末ではサーバー上の写真を見に行っているようです。そして、このサーバー上の写真をAdobe得意画像処理技術で加工できるようになっています。


ですから、例えばiPhoneで撮影した写真を選んでCarouselのサーバーにアップロード。そしてiPadで見ると今iPhoneで撮ったものがiPadで見られる。そのままiPadを使って色を調整したりトリミングしたら、即iPhoneで加工したものになっているという感じ。


iOS用のアプリだけでなく、Mac用のアプリも同時にリリースされているので、それぞれ画面の大きさが違うだけで、まったく同じ感覚で使うことができます。


では、実際のキャプチャ画像を見てみましょう。iPad版で試してみます。無料アプリをダウンロードしたら起動します。
http://flic.kr/p/aAGo1N


Get Startedをタップし、出てくる画面でAdobe IDと誕生日を入力します。
http://flic.kr/p/aADDzk


次の画面でプランを選びます。はい。残念ながら有料のサービスです。2012年1月31日までは、年間59.99ドルまたは月5.99ドルの特別導入価格で提供されて、特別料金で加入したユーザーは、追加で2年間同じ料金で更新できます。特別導入価格の終了後は年間99.99ドル、または月9.99ドルになります。Flickrよりも高いので悩むところです。とりあえず色々試しに使ってみて30日間どうするか悩みましょう。
http://flic.kr/p/aADDCM


30日間お試し期間で無料なので、一番上の「30 Days – Complimentary」を選びます。設定が終わったら簡単なインストラクション画面になります。
http://flic.kr/p/aADDTi


説明がなくても、画面を適当に触ればすぐに使い方がわかるくらい簡単に操作できるアプリです。


こちら、iPhone版。iPad版と画面のサイズとボタンなどのレイアウトが若干違うだけで操作はまったく同じです。
http://flic.kr/p/aADE7z
http://flic.kr/p/aAGoL5
http://flic.kr/p/aAGoSC


そしてこちら、Macのデスクトップ版。これもiPad、iPhoneとほぼ同じです。Touchデバイスではないので、マウスで操作するところが違うくらいです。
http://flic.kr/p/aAGsx5
http://flic.kr/p/aADJ74


では、実際にiPhoneで撮影した写真をアップロードしてみます。
http://flic.kr/p/aAGpBY


左上の「+」をタップすると、カメラを起動するのか、アルバムの写真から選ぶのか聞かれます。「Choose existing photos」を選択して、アルバムからアップロードする写真を選択します。
http://flic.kr/p/aAGpJL


今iPhoneからアップロードした写真が、直ぐにiPadにもMacにも表示されます。
http://flic.kr/p/aAGpPS
http://flic.kr/p/aADJcv


お気に入りの写真には左下の「☆」をタップすると黄色い★になって、一覧のサムネイル画像にも★印が付きます。直ぐにiPhoneの方も★が付いてますね。
http://flic.kr/p/aAGq8Q
http://flic.kr/p/aAGqhY
http://flic.kr/p/aADFVa


右下の□→のアイコンをタップすると、FacebookやTwitterなどで共有したり、クラウド上の写真を端末のアルバムに保存するなどのメニューが表示されます。
http://flic.kr/p/aADG8a


中央下の「Develop」をタップすると画像編集画面になります。
http://flic.kr/p/aAGqMj


「Looks」の画面下部にいろいろエフェクトがあるので、選ぶだけで面白いフィルタがかかった画像になります。Springを選んでみました。
http://flic.kr/p/aADGoH


中央の「Adjustments」ではスライダーが表示され、ホワイトバランス・露出・コントラストが調整できます。各項目の右上にある矢印をタップすると、それぞれについて更に詳細な調整が可能です。
http://flic.kr/p/aADH72
http://flic.kr/p/aADHeZ
http://flic.kr/p/aAGs17


そして一番右の「Crop & Rotate」でトリミングしたり、角度を調整したり、反転させたりできます。特にスライダーを左右に動かすと、画像がスムースに回転するのがいい感じです。
http://flic.kr/p/aAGsn9


調整が終わったら、右端にある「Apply」をタップすると、クラウド上の画像が処理されたのがデバイスでも瞬時に変更後のものが表示されます。「Apply」の隣は、変更後と元の画像を交互に見比べるボタンです。


ざっとこんな感じです。簡単ですよね。Photoshopのようにマスクで一部分だけ色変えたりとか、レイヤーで合成や、ブラシで何か描いたりとか、複雑なことはできませんが、ブログに載せる写真をトリミングして色補正するくらいで使うなら、とても使いやすいアプリだと思います。


画像処理+クラウドのCarousel、iOSデバイスを持っている方は30日間試してみてはいかがでしょうか。Windows版、Android版は、2012年上半期に提供の予定だそうですよ。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41 >


ふだん眼鏡をかけないのですが、一日中Macのモニタに向かって仕事をしているととても目が疲れるので、JiNS PCというパソコン用の眼鏡を買ってみました。今まで感じてた眼精疲労が軽減されてなかなかいい感じです。
http://s-style-arts.com/blog/review/entry-215.html

おかだよういち


今回は、iOS5になってカメラや写真アプリまわりに機能が追加になった部分と、iCloudの超オススメ機能「フォトストリーム」を紹介します。iPhoneもMacも使ってない人にとっては意味不明だと思います。すいません。


まずは、iOS5のカメラ関連の新機能から。ロック画面で直ぐにカメラを使えるようになりました。今まではロック解除し(多くの人はパスワードを入力するはずです)、カメラアプリのアイコンをタップという手順でした。これだと、とっさのシャッターチャンスに間に合いません。そこで、ロック画面でホームボタンを2回素早く押すと、解除スライダーの横にカメラアイコンが現れるようになりました。
http://flic.kr/p/awEChR


ロック画面からログインせずダイレクトにカメラを使うと、カメラアプリ内からアクセスできる写真のアルバムアプリも過去の写真は出現せず、今撮ったものだけになりますので、セキュリティにも配慮されています。


今までは、画面に表示されるのシャッターボタンをタップするとシャッターが切れたのですが、iOS5ではそれに加えてボリュームボタンの「+」でもシャッターが切れるのでよりカメラっぽくなった感じです(今のところ純正のカメラアプリのみ対応)。


カメラアプリは、グリッドが表示できるようになりました。上部に表示される「オプション」をタップすると、グリッド表示のオン・オフとHDRのオン・オフの切替え設定ができます。グリッド表示しておくと水平・垂直が合わせやすく構図が整いやすいので、表示オンにしておくとよいでしょう。
http://flic.kr/p/awHmdo


また、右上に「編集」メニューがプラスされました。
http://flic.kr/p/awECuM


これをタップすると、画面下部に編集アイコンが表示され、簡単な編集が可能になります。
http://flic.kr/p/awECAz


左から、90度単位で回転するローテーション、自動色調補正、自動赤目補正、トリミングになっています。トリミングはアスペクト比が色々と選べて、スクエアや16:9を含めいろいろ選べます。
http://flic.kr/p/awHmUf
http://flic.kr/p/awHn5C
http://flic.kr/p/awHnef


ここで編集したものは上書きで保存されるので、オリジナルを残しておきたい場合は、編集前に画像をコピーしておくとよいでしょう。


そして目玉機能、iCloudのフォトストリーム。これ一度使うともう元には戻れないほど快適ですよ。設定アプリの中の写真に「フォトストリーム」があるのでオンにします。
http://flic.kr/p/awHnDA


これでiPhoneで撮影した写真が、iCloudに自動でアップロードされます。
http://flic.kr/p/awJw5a


最新の写真1,000枚が30日間保存され、それがMacやWindows、iPadやAppleTVにプッシュされます。


今までiPhoneで撮影したら、Macに転送するアプリやEye-FiとかFlickrなどのアプリで手動でアップロードするか、ケーブルでMacに繋いで写真を読み込むという手段でしたが、このフォトストリームは何も意識することなく、MacでiPhotoを起動すれば、そこにはiPhoneと同じ写真が表示されますし、iPadにも同じ写真が表示されます。


これは、デジカメで初めてEye-Fiカードを使った時以上の快適さです。今回、説明に使ったiPhoneの画面キャプチャ画像も、いちいち転送することなく、iPhoneでキャプチャ撮ったらそれがMacにもある状態なので、以前と比べてとても楽でした。


iPhone以外のデジカメで撮影した写真は、Macに取り込んでiPhotoやApertureに読み込むことで、フォトストリームに同期されます。


今回わたしはiPhone4のままで、iPhone4Sにアップグレードしていませんが、レンズやセンサなどハード自体のカメラのスペックも大幅に向上しているそうなので、もうコンパクトデジカメとして考えてもiPhoneが最強なんじゃないかと考える今日この頃です。


画質はいいし、アプリで色々加工できるし、どこからでもその場でTwitterやFacebookなどで共有できるし、更に何も意識することなく自動でバックアップしてMacやiPadと同期してくれる。こんなコンデジは他にはないですよ。


【おかだよういち/WEB&DTP デザイナー+フォトグラファー】
http://s-style-arts.com/ okada@s-style-arts.com
<twitter:http://twitter.com/okada41>


先日、兵庫県の中央部に位置する砥峰高原でススキの写真を撮って来ました。ここは昨年公開された映画「ノルウェイの森」のロケ地になった場所で、あたり一面のススキが太陽の光でキラキラ輝きとても美しい光景でしたよ。
http://s-style-arts.com/blog/photo/entry-201.html

YouTubeで見つけました!

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