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写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

2010年10月26日のアーカイブ

窪田正克写真展「知床 世界自然遺産」


http://www.pentax.jp/forum/gallery/20101027/
会期:10月27日(水)〜11月8日(月)火休
会場:ペンタックスフォーラム(東京都新宿区)


有野永霧写真展「日本人景 三角地」


http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2010/10_ginza.htm#03
会期:10月27日(水)〜11月9日(火)
会場:銀座ニコンサロン(東京都中央区)


テラウチマサトセレクト「今、この写真家と仕事がしたい!」写真展Vol.03 公文健太郎写真展「BANEPA -ネパール 邂逅の街-」


http://72gallery.jp/exhibition/
http://www.k-kumon.net/
会期:10月27日(水)〜11月14日(日)
会場:72Gallery(東京都中央区)


more trees展 森を感じる12日間「TOUCH WOOD art project」


http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/201010.html
会期:10月27日(水)〜11月7日(日)
会場:アクシスギャラリーアクシスギャラリー[シンポジア]
(東京都港区)
内容:日本を代表する下記の写真家による、森や自然をテーマにした写真展。チャリティとして、国産材フレームに入れた作品を5万円から販売します。売上の20%〜40%を国内外の森林保全活動に役立てます。
参加写真家:市橋織江、井上佐由紀、今井智己、渋谷征司、鈴木心、瀧本幹也、田島一成、辻佐織、津田直、泊昭雄、長島有里枝、新田桂一、端裕人、蓮井幹生、平間至、広川泰士、ホンマタカシ、松江泰治、MOTOKO、若木信吾
4Fのアクシスギャラリーでは、森林の現状や、森林への取り組みを伝える展示のほか、企業とともに取り組んだ様々なプロジェクトを紹介。また、人々が楽しみながら日本の森林のためになるような取り組みをしたいという想いから「Play the Living」をコンセプトに、日本を代表する下記のクリエイターとともに制作した玩具・インテリアプロダクトなどを発表・展示する。
参加クリエイター:深澤直人、鈴野浩一、鈴木康広、小林幹也、清水慶太、倉本仁、熊谷有記、角田陽太


脇坂恭司 山岳写真展「雲との共演」


フォト一の会写真展


http://www.phmuse.com/
会期:10月27日(水)〜11月1日(月)
会場:町田市フォトサロン(東京都町田市)

“PHOTO IS”10,000人の写真展2010


http://photo-is.jp/
会期:10月27日(水)〜10月31日(日)
会場:ながの東急百貨店5F催事場前(長野市)

京都美容組合写真同好会 第14回ウェーブ写真展


http://www.nishiri.co.jp/topics/gallery/
会期:10月27日(水)〜11月2日(火)
会場:京都ぎゃらりい西利(京都市東山区)


平城遷都1300年記念「入江泰吉傑作選 大和路 後期」


http://www1.kcn.ne.jp/%7Enaracmp/tenran_new.html
会期:9月4日(土)〜11月14日(日)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良市)
観覧料:一般500円、高大生200円、小中生100円(高校以下、土無料)


クラブ“写朋”第11回作品展


http://www1.kcn.ne.jp/%7Enaracmp/tenji_schedule.html
会期:10月27日(水)〜10月31日(日)
会場:入江泰吉記念奈良市写真美術館一般展示室(奈良市)

小倉未由嬉写真展「lost.」


http://mephotogallery.com/exhibition.html
会期:10月27日(水)〜11月1日(月)
会場:エムイーフォトギャラリー(福岡市博多区)

所幸則 Tokoro Yukinori


モントリオールに二度目の撮影に向かう。前回雨の日が多く、晴れの日の写真が少ないので、晴れた日ももう少し撮ろうというのが[ところ]の意図だ。


はからずも一番安いモントリオール行きのチケットをとったら、今回はNY経由だった。ただの偶然ではあるが少しもったいないので、NYは自費で宿泊代を出して数日泊まることにした。前回はトロントに行ってからモントリオールに入ったが、今回はNYからということになった。


前回のトロント入りは、カナダの都市モントリオールを撮るにおいて、カナダの都市のなかでモントリオールしか知らずしてモントリオールがどういう街かわかるものだろうか? という[ところ]の頭を整理して、納得させるものだった。そして、トロントはカナダのリトルNYと呼ばれているという話もあったので、本物のNYと撮り比べたいという思いもあった。


もっともNYは初めてというわけではないのだけれども。[ところ]は16年前に、武田真治くんがフェミ男と呼ばれたころに撮影をしにいったことがあるのだ。あの時は真冬だったし、人を撮るフォトグラファーであり、今のように街を撮る写真家でもなかったので、カッコいい街だということは覚えていても、街自体はちゃんと見ていないだろうし、16年もたてば随分と違う街になっている可能性もあるので、もう初めてといってもいいと思う[ところ]です。


以前のNYはタクシーには気をつけようとか、地下鉄はできるだけ乗らない方がいいといわれていたけれど、もう地下鉄はみんなの足として使えるようになったという話だし、タクシーもかなり改善されたと聞いてけれど、やっぱりタクシーの方はまだまだ油断しちゃいけない。


チップ入れても16ドルだった場合16ドル渡せば問題ないけれど、細かいのがない場合20ドル紙幣とか渡すと、チップ多めにくれたんですね? って感じでしらを切られやすい。当然流暢な英語なら問題はないんだけどね。[ところ]はそれで結構ストレスが溜まりました。みなさん気をつけてね。あ、地下鉄がみんな使ってると言っても、日本だってスリぐらいはいるのだから、そういうのは当然気をつけてね。


印象としては、トロントがリトルNYというのはイメージとしてはわかる気がするけれど、リトルリトルと2回つけたほうがいいんじゃないかなと[ところ]が思うぐらい、それぐらいスケールが違う。


ホテルはブロードウェイにあり、広くもなく綺麗でもないけれど28,000円なのでかなりホテル代は高いなー。3泊しかしないので、中心部から外れたとこに泊まってたら、NYを味わえないで終る可能性もあるので仕方ない。


とにかくいろんなところに行く気持ちはまったくない。3泊だから、ホテルの回りを歩いて街の空気を掴むのが目的。写真を撮りまくってもクレームがつくのか? 睨まれるのか? それをまず確かめなければいけない。気になるのは、NYの中心過ぎて世界中の観光客がほとんどといってもいいけれど、それが障害になるのか? というところも気になるところだ。


しかし、そこに働く人はNYの人だ。そして世界中の人が住むのもNYという街の特徴だから、特に違和感はなかった。タイムズスクエアー、渋谷でいうとハチ公前とかアルタ前みたいなものだけど、それでもいい写真にしてみせなきゃいけないな〜って気持ちでいたしね。


さてしばらく撮影をしたあと、デリで買ったブリトーのようなものを食べてその日は就寝。まずくはなかった。次の日はNYに住んでいる友人の友人に、NYスタイルのステーキハウスででかいTボーンステーキを食べに連れていってもらう。2ポンドぐらいの量だったようだが、2人でぺろりと食べてしまった。


じつは[ところ]が6割は食べていた。なるほど、こういう肉なら大量に食える。日本の上位ランクの肉質のステーキは300g以上は飽きてしまうけれど、その倍は食べたことになる。別の食べ物と言ってもいいかもしれない、肉のうまみ、脂身のうまみとよく言われているけれど、本当に納得した。


その日は食事をした後、散歩しながらブライアントパークに行ってゆっくりした。と言っても、写真を撮りながらだけれども。欧米人は本当に日光浴が好きですね。芝生の上は水着姿の人でいっぱい。写真を撮っていてもまったく文句を言われなかった。


回りには木が多く、木陰で好きな飲物やクッキーやアイス、ホットドッグなどをほおばったりして楽しそうだった。公園の周りには安価で(スタバより)お手軽なスタンドがたくさんあって便利、これは暫く滞在したいかも。今度はもっとゆっくり来ようと誓った[ところ]です。


モントリオールに行く途中の経由地であるNY滞在もあと一日、とりあえずタイムズスクエアー回り1kmの周囲だけで撮影をしていたが、一箇所だけどうしても行きたいところがあってタクシーに乗った。


到着したそこは、グッゲンハイム美術館。セントラルパークのすぐ横にある。16年前NYに来たときは時間がなくて、メトロポリタンとMOMAまでしかいけなかった。


グッゲンハイムは、フランク・ロイド・ライトという[ところ]が大好きな建築家が作った美術館。やっぱり素晴らしかった、来てよかった。ホールに進んで上を見上げたとき、螺旋状のループを登って行った一番上から下を見下ろしたとき、本当に美しい。 


ちょうど彫刻と写真をテーマにした写真展を開催していたので、[ところ]もいつかここで個展をしてみたいと切実に思った。相当な数の作品がいるだろうなあ、あっ、もちろん外見も素晴らしかったよ、晴れていたので余計白い螺旋の建築物が青空に映えて眩しかった。建築物それ自体が芸術作品といえるものなので、これを撮ってもなあ、と思いながらつい撮ってしまった。だけどかっこいいNY One Secondになった。かなり嬉しい。


その後ソーホーやNYの原宿っぽい所にも、NYに住んでいる友人の友人に連れていってもらった。これでNYをなんとなく把握したような気もするが、次回は10日以上は滞在したいと思う。


翌朝、早い便でモントリオールに飛んだ。モントリオール空港から市内のホテルに行く場合、どのホテルでもタクシー料金は均一だ。明朗会計で助かる。円高の時期の計算だと3,000円しない。 ホテルは前回よりランクを下げたせいか、部屋が狭いのがちょっと。だけど、フロントにいつも何人かの人もいるし活気がある感じ。信号を渡ればそこには大きなスーパーマーケットがあるし、逆の方向に5分歩くとチャイナタウン。その一角に[ところ]のお気に入りのベトナム料理屋がある。確実に美味しい定番のフォーがある。500円ぐらい。


今年2度目のモントリオールなので地下鉄も把握してるから、路線図なしでモントリオールで一番おいしいベーグル屋さんまで行ける。一個50円から60円で10種類くらいあるんだけど、地下鉄代金がちょっと高いので、少ししか買わないと結局高くつくので、ベーグル屋さんでは8個まとめ買い。NYやボストンのベーグルと違い、わりと軽いのが特徴でぺろっと食べてしまう。一日目は軽く旧市街と新市街を散策、天気が悪い。雨時々曇りという感じだ。


前回、新市街に行ったときに一瞬晴れて夢中でシャッターを切ったので、今回は旧市街をメインに撮ろうと思っていた。とりあえず初日はベーグルと、近くのスーパーで買ったチーズとチキンのグリル(?)で夕食。これがまた、たまらないぐらいうまい。前回まずくて懲りたものは避けてあるので、今回はほとんどまずいものにあたらなかった。


それ以後も毎日雨の日が続く。それも結構な雨量なので少し参った。ベトナム料理屋には二日目にフォーを食べに行ったが、顔を憶えられているようで笑顔で挨拶されて、メニューもいつものとは違うものを頼んだのに、なぜかいつもの定番フォーが出てきた。違うと主張したら相手が恐縮していた。今回は合計3回食べに行った。こういう時にアジア人でよかったなと思う。欧米に行って大抵の大きな街にはベトナム料理屋があって、ハズレはあまりないからだ。


5日目になってもほとんど雨、だいぶ参ってきた。撮りたいポイントはもうほぼ決まってきたのに、せめて薄曇りぐらいにはなってくれないと。もう帰る日が近い。というか明日だ。


とうとう帰国日の朝、ようやく晴れた。フライトが午後ゆっくりだったので、9時頃から旧市街を回る。やっと旧市街を晴れた日に撮ることができた。いいのがなんとか何カットか撮れた。だけど天候だけは思うようにいかないから、一週間以上滞在するのが希望なんだ。


まあ滞在が長いということイコールお金がいるってことだけど。無事13時ぐらいまで撮って空港へ向かう。途中で思いついて、タクシーの中からもずっと写真を撮ってたりする。


それの成果は、ぜひ今開催中の個展でみてください。


所幸則写真展「写真における新しい取り組み」時間の流れへの考察


http://www.tosei-sha.jp/gallery.html
http://www.tokoroyukinori.com/
会期:10月1日(金)〜10月30日(土)
会場:ギャラリー冬青(東京都中野区)


所幸則写真展「失われて行く渋谷、失われてしまった渋谷」渋谷@BAR AMRTA 時間の流れへの考察、喪失感。


http://www.amrta.co.jp/index_02.htm
http://www.tokoroyukinori.com/
会期:10月1日(金)〜10月30日(土)
会場:BAR AMRTA(東京都港区)


【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 http://tokoroyukinori.seesaa.net/
所幸則公式サイト  http://tokoroyukinori.com/

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