「写真を楽しむ生活」のページ頭です

写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

2013年11月26日のアーカイブ

LIVE:LEICA The Wind from Seattle VOL.3


(PHOTO YODOBASHI)
http://rangefinder.yodobashi.com/liveleica/20131122.html


矢野渉の「金属魂」Vol.33:キヤノンが挑戦者だったあの頃──僕はC.P.Eのアルミトランクとともに


(ITmedia)
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1311/25/news052.html


デジタルカメラ総合販売ランキング(11月11日〜11月17日):実売2万円台が見えた「NEX-3N」がランクイン


(ITmedia)
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1311/25/news075.html


完全に消去できるUSBメモリー! 普通のが完全に消せないとは知りませんでした…


(NIKKEI TRENDY NET)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20131125/1053728/


週刊アンケート・撮った写真を部屋に飾ってる?


(デジカメWatch)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/enquete/20131126_625089.html


“ねこのうた・犬のうた”が作れるアプリ「思い出ぽん!」


(デジカメWatch)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20131125_625045.html

●名画(映画)を見る旅の途中である。昨夜は「アラバマ物語」を見た。名画中の名画であるらしい。一言でまとめると、誠実な弁護士アティカス・フィンチとその子供たちの物語である。時は1932年、当時6歳だった娘のスカウトが経験したふた夏の出来事を、成長してから語るという構造だ。じっさい、その存在感からいってこの映画の主役といっていい。おませで口が達者でおてんば。男の子っぽい風貌だがかわいい。


グレゴリー・ペック演ずる弁護士アティカスは、暴行事件で訴えられた黒人青年を弁護することになる。人種的偏見が根強く残るアメリカ南部の町では、非常に難儀な役回りである。だから裁判劇を予想していたら、前半のほとんどは兄妹と友人の三人による子供の世界を描いていた。ここでは「ブー」というあだ名で恐れられる不気味な隣人をめぐる、子供たちの冒険が中心だ。テーマは裁判とブーの二本立てかと思っていたが、最後できれいに一本にまとまる。


映画全体の1/4を占める裁判シーンは、もちろん最大の見どころである。黒人トムが冤罪であることは、おそらく法廷にいる者すべてが分かっている。訴えた娘とその父親の証言は曖昧で説得力がなく、狂言である事が次第に鮮明になる。娘は人格破壊されたような発言でますますクロの印象が深まる。アティカスは決して激することなく、淡々と質問を重ねて行く。その間の取り方に妙な味があるが、丁々発止の裁判劇を期待しているとあてがはずれる。裁判は静かに進行する。


アティカスは「諸君がある前提によって審議を行うと確信するそれはすべての黒人は嘘つきで不道徳であり女性を必ず騙すという思い込みだ」といきなり断定して、しかしそれは大きな間違いだと論を進め、「こうして白人女性に無謀にも同情した謙虚で寡黙な黒人は、ふたりの白人に対し反論を余儀なくされた。被告は無罪であり罪はこの法廷内の一人の人物にある」と結論づける。「これまでの証言を私情抜きに検討し、公正な結論によって被告を家族のもとに帰していただけると私は信じる」と全員白人の陪審員たちに訴えるが、予想通りの結果。さらに悲報が……。子供たちは社会の暗部を目撃することになる。


アティカス・フィンチは、2003年にアメリカ映画協会の歴代映画のヒーローの投票で1位に選ばれた。2位はインディー・ジョーンズ、3位はジェームス・ボンド、これほどのスーパー・ヒーローをさしおいて地味な弁護士というのが妙だが、アメリカ人は彼をトップにしなければならない義務感のようなものがあるのだと思う。過去、白人は黒人にたいして良心に恥じることをやってきた。今でも少なからぬ白人は人種差別的感情を持っている。だからアティカス・フィンチを、「アメリカの良心を体現したキャラクター」として取り繕う必要があるのだ。


さて、ブーである。彼も偏見の被害者である。鎖につながれてとじこめられている、夜中しか出て来ない、リスや猫を捕って生のまま食べる、といったように子供たちのうわさ話は大げさなものだが、大人たちはブーを不気味で何を考えているか分からない精神障害者だと疎外している。彼はこの映画の最後の方でついにその姿を現す。しかもとびきり効果的に。偏向した裁判で正義は盲いた。しかしここに救いがあった。ああいい映画を見たなあと思うのであった。日本とは全然違う風景なのに、なぜか涙が出るほどなつかしい。(柴田)


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004NZJ4S2/dgcrcom-22/
アラバマ物語


●続き。フルマラソンの人との分岐地点、8kmぐらいから焦る。あと800mしかない。全然しんどくない。息苦しさもない。もうちょっとハイペースにすべきだったか? よしダッシュしよう。


ゴール。大阪市役所前。門があるけれど、一本線が引かれているわけではなく、なんとなくこのあたりがゴールよね、念のためもうちょっと走っておくかなというもの。しんどくなくて、やりきった感じがしない。やったぜ、という気分にもならず、はぁ、到着しましたね、ふにゃふにゃふーという感じ。


アミノバリューのペットボトルをもらい、順路に沿って歩くと、ボランティアのおじいさんが、ニコニコしながら完走タオルをかけながら、おめでとうと言ってくださった。これがとても嬉しかったなぁ。渡されるんじゃなくて、ちゃんと細長く折って。続く。 (hammer.mule)

YouTubeで見つけました!

広告
このページの上部にもどる

アクセス

いろいろな方法でアクセスできます!