「写真を楽しむ生活」のページ頭です

写真を楽しむ生活

写真が好きなすべての人に役立つ情報クリップ。写真展情報は"日本最強"!

カテゴリ ‘コラム’ のアーカイブ

おかだよういち


最近、失敗した写真って全部消します? フィルムと違って現像するコストのことなど考えず気軽にバシバシ撮れるデジカメ。記録メディアも大容量化+低価格化してきたこともあり、失敗っぽい写真もあまり消さないようになってきてませんか?


ちょっとくらいブレててもピンボケしてても、それが逆に臨場感や味がある気もしますし、人物が目をつぶっていても何枚か撮っていれば、Photoshopなどの画像処理ソフトで簡単に合成できますから、素材と考えればわざわざ消す必要はないわけです。デジカメの出始めの頃と比べると、画像を消す頻度が減っている気がします。


そして、画素数も大きくなりバッテリーの持ちも良くなってきたので、たくさん写真を撮るとどんどんディスクスペースがなくなってしまいます。そんな肥大化する画像データを失ってしまうリスクを減らし、安心して管理できる方法として、前回はflickrをバックアップディスクとして利用する事を書きました。


本来flickrは写真を中心としたSNSであり、仲間同士や、同じ趣味趣向の見知らぬ人々と、写真を通じたコミュニケーションができる写真共有サービスですから、単にオンラインに写真をアップロード保存しておくだけの写真アルバムではありません。


flickrは、アップロードした写真に色々な情報を付けたり仕分けしたりして整理します。更に一枚一枚、タイトルを付けたり、説明を付けたり、他の人の写真にコメントを付けたり、写真の一部分にノートを付けたりもできます。


気になるキーワードで検索して気に入った写真が見つかったら、コメントを付けてみると撮影者と仲良くなれたりするかもしれません。また、flickr上には色々なグループがあるので、トイカメラで撮った写真が好きな人はトイカメラのグループに登録しておけば、自分で撮ったトイカメラの写真をアップロードして、グループの人と見せ合いっこもできます。


そのあたりのことは、ブラウザから簡単にできますし、前回紹介した、専用ソフトからも可能なので、アカウントを作ったら色々と試してみると分りやすいと思います。


携帯やiPhoneで撮った写真でコミュニケーションを楽しむ


今回は、PCのブラウザからではなく、携帯やiPhoneで撮った写真でコミュニケーションを楽しむ、私の使っている方法をご紹介します。


最近は、twitterを使った日常のコミュニケーションが多くなってきました。NHKニュースなどでも紹介されるようになってから、ますますユーザーが増えているようです。twitterは基本的に短い文字だけを送信するツールだったのですが、TwitPicやyFrogなど様々なtwitter用の画像共有サービスがありますから、今何しているのかを画像付きで共有できるようになってきました。


flickrも同様に、自分のtwitterアカウントと連動できる“flickr2Twitter”があるので、写真があちこちの画像共有サービスに散らばるのが嫌な人は、flickrで一括管理すると良いでしょう。


iPhoneでは専用の投稿アプリで、携帯で撮ったものもflickrに送る専用のメールアドレスに写真に添付して、タイトルにtwitterに送る文字を打って送信すれば、外出先での出来事を写真付きで共有できます。
http://www.flickr.com/help/sharing/#953361


例えば、iPhoneで撮ってtwitterに写真を添付してツイートすると……twitterのタイムラインで「雨もやんだので予定どおり淀川でBBQ。http://flic.kr/p/78845C」とURL付きで表示され、リンクを辿るとflickrの写真が表示されます。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4018732224/in/set-72157615670331003


http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046181666/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4030695783/in/set-72157615670331003/
なども、iPhoneからflickr経由でtwitterにツイートしたサンプルです。


同様に、携帯電話のカメラで撮った写真をメールに添付して、タイトルにtwitterに送る文字を打って、専用のflickrのメールアドレスに送信すると、「第二神明渋滞中。 http://flic.kr/p/76wNmf」となります。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4000732366/in/set-72157615670331003/


デジカメで撮った写真も、iPhoneで撮った写真も、携帯で撮ったのも、すべてflickrにまとめておけば、後から整理するのも楽ですしブログなど他の用途に流用するのにも便利です。


iPhoneでflickrを使う時に便利なアプリを3つ紹介


携帯ではメールに添付して送信ですがiPhoneでflickr→twitterの場合、わたしは【Gyazickr】というアプリを使っています。写真を選んでツイートするだけ。投稿専用のシンプルな無料アプリです。アルバムから送りたい写真を選んで、文字を打つ(フリックする)だけ。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4047510016/in/set-72157615670331003/


twitterに送ることはせず、アルバム内の写真をまとめてflickrにアップロードするのに便利なアプリは、【Eye-Fi】(無料 ※Eye-Fiのアカウントが必要なのでEye-Fiカードのユーザーのみ)
です。


iPhone内の写真をまとめてflickrとパソコンに転送できます。flickr純正アプリは今のところまとめてアップロードできず、一枚ずつなのでとても面倒ですが、このアプリなら楽です。しかも同時にパソコンにも保存されているので、いちいちiPhoneをパソコンに繋いで転送する必要がなくなります。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046876471/in/set-72157615670331003/


【flickr】(無料)
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046881739/in/set-72157615670331003/


本家flickrアプリ。起動すると、まず自分のコンタクト(友人)の写真のスライドショーが表示されます。動きのあるトランジションがかっこいいのでずっと見てても飽きない感じ。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4046883909/in/set-72157615670331003/


上記のように今のところ一枚ずつしかアップロードできませんが、
タイトルやタグやパーミッション(誰に見せるか)を細かく設定
できます。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/4047628742/in/set-72157615670331003/


本家アプリらしく閲覧、コメント投稿、検索など使いやすいのでiPhoneのflickrユーザーは必携です。


写真は撮る楽しみ、見る楽しみ、見せる楽しみがあります。撮ったその場で、その瞬間に感じた言葉を添えてみんなで共有する。昔はなかった今ならではの写真の楽しみ方が始まっています。最近、iPhoneのしょぼいカメラをコンパクトデジカメよりも頻繁に使ってしまうのは、こういう理由が大きいんじゃないでしょうか。


【おかだよういち】okada@s-style-arts.com
WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー
http://s-style-arts.info/

おかだよういち


みなさんは、Flickrを使っていますか? かなり今更な感じですが、今回はFlickrのお話です。この光画部トークで、サンプル写真を紹介する時に使っていますので、使ってない方もサイトにはいかれたことはあると思います。


前回の最後に、「しょぼくてもiPhoneのカメラが良いのは、撮ったその場でインターネットの様々なサービスを使って、みんなと共有できるからだと思います」と書きましたが、Flickrはそんな写真の新しい楽しみ方を与えてくれた、写真共有Webサービスの草分けです。


FlickrはアメリカのYahoo!のサービスですので、利用するにはYahoo! IDが必要です。残念ながら日本のYahooとは会社が違うので、Yahoo! JapanのIDは使えません。日本語での説明などはないので、ちょっと敷居が高く感じるかもしれませんが、そんなに難しくないので、とりあえずIDを取ってみるとよいでしょう。


Flickrは機能も豊富で、使い方に関しては色々な側面があり、人によって用途は様々だと思います。わたしの一番重要な用途としてはバックアップです。


Flickr以前はNASやミラーリングしたHDDにメディアから写真を読込んで、更に定期的にCDやDVDに焼いていました。バックアップ自体、結構面倒な作業ですし、目的の写真を探す時も大変です。


更には、光学メディアも劣化して読めなくなることもありますし、HDDもいつかはクラッシュしますから、大事なデータが消えてしまうリスクは常につきまといます。それが、Flickrを使うことでCDやDVDに焼くことはもうなくなりました。


撮影後、メディアを読込むまでは同じですが、その後、アップローダーで全部まとめてアップロードします。他人に見せたくない写真の場合は、セキュリティの設定を非公開にも出来ますので安心です。アップロードする際に目印となるタグを付けたり、タイトルや説明を付けたり、setと呼ばれるアルバムを作って整理したりして、後から探しやすくしておくとよいでしょう。


こうしておくことで、パソコンが壊れてもHDDがクラッシュしても、DVDが読めなくなっても、家が火事や洪水など災害に巻き込まれても、インターネット上に大切な思い出は残っていますので、少し気が楽になります。


無料でも使えるサービスですが、心置きなく容量無制限でFlickrを使うには年間25ドル程のProアカウントにする必要があります。HDDが安くなってきたとは言え、容量が大きいと数万円しますから、容量無制限のどこからでもアクセスできるHDDが月200円程で使えると思えばかなり安いと思います。
http://www.flickr.com/upgrade/


Rawデータは対応していないので、基本Rawで撮るという人のバックアップ用途にはなりませんが、現像後のjpeg画像だけでもオンライン上に保存しておくと少し安心です。


アップローダーはFlickr純正のアプリやフリーウェア、シェアウェア、プラグインなど色々ありますので、好みのものを探してみると良いでしょう。


Flickr Uploadr http://www.flickr.com/tools/
1001 http://infinite-sushi.com/software/1001/
Photonic http://www.photonicapp.com/
FlickrExport for iPhoto and Aperture http://connectedflow.com/flickrexport/
jUploadr http://juploadr.org/


ちなみに、わたしはPhotonicという有料のソフトを使っています。それぞれを比較した記事を以前ブログに書いていますので、興味のある方はご覧下さい。
http://s-style-arts.info/index.php?ID=456


また、Eye-Fiカードを使うと、アップローダーなど使わなくても、カメラの電源を入れるだけで、勝手に全部Flickrにアップロードしてパソコンに取込んでくれるので、“世界観が変わるほど”便利です。
Eye-Fi カード
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0027BKFOQ/


バックアップした写真をダウンロードする際に、数枚であれば問題ないですが、何百枚ものデータを一枚ずつダウンロードするのはとても大変なので、指定した写真をまとめてダウンロード出来るソフトが欲しくなります。


Photo Grabbr(Mac用)を使うと、set毎にチェックしたものをまとめてダウンロード可能です。自分のアカウントでこのソフトを認証させておけば、非公開にしているsetもリストで出てきます。
Photo Grabbr
http://www.malarkeysoftware.com/projects_PhotoGrabbr.html


バックアップに使うだけでなく、まだまだ、Flickrの用途は沢山あります。本来は写真を共有して楽しむサービスですから、その辺りはまた次回以降、触れてみたいと思います。


【おかだよういち】mailto:okada@s-style-arts.com
WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー
http://s-style-arts.info/

大阪で写真展やセミナーをやります


上原ゼンジ


今月の27日(火)から大阪のギャラリー「ナダール」での写真展が始まる。去年の今頃、尾仲浩二さんが運営するギャラリー「街道」の流し台のスペースに写真を飾らせてもらったのだが、それを見たナダールのオーナーの林和美さんからお話をいただき、企画展を開いていただくことになった。ありがたいことです。


会期中にはトークショーがあり、その前日にはDTP Boosterのセミナーもある。トークショーのタイトルは「創作のネタばらしをします!」ということで、ビー玉レンズとか万華鏡だとかの現物を持ち込んで、どんなふうに撮影しているのかの、実演などしてみたいと思っている。今までひた隠しにしてきた恥ずかしい姿が生で見れます。


それから、写真をどうやって加工しているのか、といったあたりもお見せするつもりだ。人から見たら「インチキじゃん!」というようなこともあるかもしれないな。けっこう手を加えてる写真もあるから。でもオレはドキュメンタリーをやってるわけじゃあないんだから、何をやったっていいんだよ。と言っても、そんなにあざといことをやっているつもりもないけどね。


DTP Boosterのセミナーの方のタイトルは「カラーマネージメント講座─書籍ができるまでを例に」というもので、今まで私が関わってきた本や雑誌の色再現に関して、失敗例や成功例をあげながら、「何をやればいいのか?」ということについて話してみたいと思っている。印刷機本機のプロファイルまで作って運用している人というのは少ないと思うから、参考になるんじゃないかと思います。


もちろん、そんな特殊な事例ばかりじゃなくて、なるべくお金も手間もかけずに、カラーマネージメントの環境を整える方法についても、お話したいと思ってます。


●気合いを入れたプリント


写真展のために、久しぶりにまともにプリントをした。ふだんの仕事では見本プリントを出力したりすることは、ほとんどない。デジタルデータだけだったら、メールやサーバーを使って送れるけど、見本を付けたらバイク便を出動させなければならない。それに編集者とデザイナー、印刷会社間のやりとりだって、ネットを介して行われているのだから、ハードコピーの見本がうまく活用されることはほとんどないだろう。


そんなわけで、久しぶりに自分の手元で行ったプリントは楽しかった。写真では撮影も大事だけど、それと同じぐらいプリント作業も重要なものだと思う。そんな重要なことを怠っていたというのは、良くないな。プリント作業の中では、いろいろと発見もあったし、たまには、気合いを入れたプリントをすることにしよう。


今回は用紙として、「ピクトランバライタ」(コスモスインターナショナル)というペーパーを提供していただいた。バライタというと暗室で使う印画紙のことを思い出すけど、こちらはインクジェットプリンタ用のバライタ紙だ。


暗室で使っていた印画紙には、バライタ紙とRCペーパーがあった。バライタの方は「紙」でRCは「プラスチック」。バライタは乾燥が遅く、フラットに乾燥させるのが結構大変。高価ではあるけれど、トーンなどはきれいに出る。


一方、RCの方は乾燥が速くて、取り扱いが楽。安価だけど、バライタと比べるとちょっと安っぽい感じ。使いわけとしては、バライタの方は展覧会や販売用。RCの方は取りあえずのプリントやベタ焼き用。というような認識を持っていた。でも、ちょっと調べてみたら、その認識は誤りだったことに気づいた。


まず、RCペーパーというのは、プラスチックというわけではないみたいだな。いや、確かに触った感じはプラスチックじゃなくて、紙です(笑)。紙は紙なんだけど、まずベースになる紙をポリエチレン層でサンドイッチにした上に乳剤層があるんだそうだ。だから、ベース紙まで薬品等が染み込まず、水洗や乾燥が楽だというわけ。


一方のバライタ紙の方には、ベース紙の上を硫酸バリウムの白色微結晶によるバライタ層というのがある。紙の白色度や平滑性を高めるためのものですね。ということは、印刷用紙のコーティングや、インクジェットプリンタ用紙の蛍光増白剤と同じような役割をしているということだ。ナルホド……。


今回使用したピクトランバライタの説明は以下のようなもの。


「本紙は結晶性硫酸バリウム層(バライタ層)を設けており、蛍光増白剤を使用しておりません。そのため、永遠不変に近い均一な白色を維持します。もちろんバライタ層の上にはピクトランの基本技術である最高度の高透明インク受容層を有しており、バライタの白さから暗黒の黒さまで最大限の階調性で新しい写真の世界を表現することが可能であるとともに、従来の古典技術である、銀塩バライタ紙の風合いも、そのまま感じ取ることができます」


つまり、一般的なインクジェットプリンタの用紙のように蛍光増白剤を使わずに、印画紙のバライタと同じように結晶性硫酸バリウムを使ってみました。どうですか、お客さん! ということですね。


で、使用感は悪くないですねえ。印画紙にプリントをしていた時は、RCペーパーのつるんつるんの光沢具合が気に食わなくて、バライタ紙を使っていた。RCペーパーにも半光沢や無光沢というのはあるんだけど、これもいまいち。インクジェットプリンタの場合もビカビカの光沢紙というのは、あまり好きじゃないんだけど、マット系だと色の出具合がイマイチなので、仕方なく光沢の強い紙を使っている。


まあ、風合いがありつつ、色も出る(色再現域が広い)という用紙が今までになかったわけじゃないんだけど、このピクトランバライタはなかなかいいですよ。ただ「超高級作品画質インクジェット用紙」というだけあって値段は高いです。作品としてきっちりプリントしておきたい、という場合のための用紙ですね。実際にどんな感じのプリントになるのか見てみたい人は、大阪までぜひどうぞ!


◇実験写真家 上原ゼンジの世界
http://nadar.jp/osaka/schedule/091027.html
会期:10月27日(火)〜11月8日(日)11:00〜19:00 11/2休
会場:NADAR/OSAKA(大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1TEL.06-6251-8108)
※トークショーは定員に達したもよう。ありがとうございます!


◇DTP Booster 008(Osaka/091030)
カラーマネージメント講座─書籍ができるまでを例に
http://www.mebic.com/konokuri4/1335.html
http://www.dtp-booster.com/vol08/
日時:10月30日(金)19:00〜20:30
会場:デジタルハリウッド大阪校 セミナールーム(大阪市北区)


【うえはらぜんじ】zenstudio@maminka.com
http://www.zenji.info/

おかだよういち


前回は、iPhone用の広角マクロレンズと魚眼レンズをご紹介しました。今回もiPhoneネタで、最近オススメのiPhoneのカメラ・写真系アプリをふたつご紹介します。


TiltShift Generator(¥115)


http://fladdict.net/blog/2009/09/tiltshift-generator.html


fladdict氏が制作された、ミニチュア写真っぽく画像を編集するアプリです。No.16で紹介した、同様のTiltShiftというアプリよりも使いやすいです。iPhoneのカメラで普通に撮った写真も、このアプリでちょいと加工するだけでトイカメラで撮ったようなとっても味のあるアートな写真になります。アプリ内からtwitterに投稿することも出来ます。


キャプチャ画像を使って簡単に使い方を説明します。まず、アプリを起動し、撮影するか、既存の画像をアルバムから選択します。一番下に並んでいるアイコンを左から順に作業すればいいので直感的にわかると思います。


加工する画像が表示されたら、次はBLURのアイコンでボケ味を調整します。円形と線形のどちらかを選択し、2本指でピンチして円の大きさや線の太さを調節します。スライドバーで、ピントが合ってる部分からボケる度合いを調節します。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3961453469/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3961453991/in/set-72157615670331003/


ボケ具合を調節したら、次はCOLORのアイコンで彩度・明度・コントラストをそれぞれスライドバーで調節します。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962230530/in/set-72157615670331003/


次に、VIG.アイコンで写真の周辺の暗く成り具合を調整します。トイカメラのトンネル効果の部分です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3961455043/in/set-72157615670331003/


最後に、SAVEアイコンで加工した写真を保存したり、twitterに投稿したりします。たったこれだけのステップで、特になんてことない写真がとっても味のある、アートっぽい作品になるので楽しいですよ。同じ写真でも、調整具合を変えてみると全然違った味わいになるので、色々試してみたのをアップしてみました。


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962602147/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963378598/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962622027/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962631189/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963389310/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963394904/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963664758/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963397852/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962611629/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962619483/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963397478/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3883894591/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3884688296/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962199102/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962200502/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962200980/in/set-72157615670331003/


Photoshopで同様の加工をすると結構面倒な工程で時間もかかるので、最近サイト制作用の素材写真でイメージ的に使うものもiPhoneで撮って、これで加工したものを使いました。女性モノのセレクトショップのサイトで使う写真です。


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963614488/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962839717/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962837111/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963616296/in/set-72157615670331003/


元写真
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962847287/in/set-72157615670331003/

http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3963626426/in/set-72157615670331003/


同じことがパソコンで出来るAIRアプリもありますので、iPhoneを使ってない人も試してみてはいかがでしょうか?
TiltShift Generator
http://labs.artandmobile.com/tiltshift/


AutoStich(¥230)


http://www.cloudburstresearch.com/autostitch/autostitch.html


数枚の写真を自動で繋ぎ合わせて合成して、大きなパノラマ写真を作ってくれます。風景など一枚の写真の画角に入りきらない時は、一部が重なるように何枚も撮っておいて、このアプリで加工する写真を選択してボタンひとつタップするだけで、繋ぎ目の目立たないきれいな合成ができます。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3962186746/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3884684748/in/set-72157615670331003/


カメラとしての基本性能はかなりしょぼいiPhoneのカメラですが、他のデジカメと比べると圧倒的に楽しいのは、アプリによって全く違うモノに変化することと、撮ったその場でインターネットの様々なサービスを使って、みんなと共有できるからだと思います。


仕事でデジタル一眼レフを使うのは別として、日常の行動では普通のコンデジで撮るのが最近物足りなく感じるようになってきました。画質より、その場ですぐアップしたい欲求の方が強いんでしょうね。


【おかだよういち】okada@s-style-arts.com
WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー
http://s-style-arts.info/
20種類もボディカラーがあるPENTAX K-xが発売されます。こんなカラフルな一眼レフカメラが買える国に生まれて幸せ。


Warning: file_get_contents(http://ecs.amazonaws.jp/onca/xml?AWSAccessKeyId=0EV1EG67ZP9G5VM8J5R2&AssociateTag=dgcrcom-22&IdType=ASIN&ItemId=B002FTSIF8&Operation=ItemLookup&ResponseGroup=Large&Service=AWSECommerceService&Timestamp=2018-05-16T23%3A29%3A13Z&Version=2009-03-31&Signature=XXs0%2BMg0inAqeJf5j%2Bcucq%2FEL%2FfBlBdG41UzJOC2xWY%3D): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 503 Service Unavailable in /home/sites/heteml/users/z/a/c/zacke/web/photo_blog/wp-content/plugins/Mitsurin/Mitsurin.php on line 255

■おかだの光画部トーク[20]
iPhoneに付けるレンズ


おかだよういち


No.16でiPhoneをトイカメラ的に使うことを書いた後にも、続々とおもしろいガジェットやアプリが出ています。今回は、わたしが最近持ち歩いて使っている、iPhone用のレンズを紹介します。


おおよそ35mm程度の単焦点レンズが付いたiPhoneですが、コンバージョンレンズを取り付けることで撮れる写真のバリエーションが広がり、楽しみが増えます。わたしが今使っているのが“GIZMON iPhone 3G用フィッシュアイレンズ”と“GIZMON iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ”です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708757237/in/set-72157615670331003


iPhoneの背面の、カメラが付いている部分は手に馴染みやすい柔らかなカーブが付いているので、通常はなかなかレンズやフィルターなどを取り付けにくくなっています。このレンズは、まずカメラの部分に磁石が付いたアタッチメントを取り付けておいて、水平に脱着できるようになっています。取り付けは両面テープで貼るだけなので簡単です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3709571862/in/set-72157615670331003
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708764913/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3708768737/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3896000413/in/set-72157615670331003/


パワーサポート エアージャケットセット for iPhone 3G Clear PPK-71
著者:
アマゾンレビュー
欲しいものリストに
本体に両面テープでそんなの貼り付けるのが嫌だという人は、パワーサポートエアージャケットなど、薄型カバーに装着しても大丈夫のようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DTYMEC/dgcrcom-22


“GIZMON iPhone 3G用フィッシュアイレンズ”は180度の画角になるので周囲が歪んで丸く写ります。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/prod_iphone_fisheye.php
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002FTOU1Y/dgcrcom-22/


被写体におもいっきり近付くことで、遠近感が強調されたとっても面白い写真が撮れますよ。人の顔にかなり近付いて撮ると、変な顔が撮れるのでパーティなどで盛り上がるでしょう。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897167106/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3870557055/in/set-72157615670331003
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3871332736/in/set-72157615670331003


【iPhone4S・4・3GS・3・スマートフォン】GIZMON iPhone用 ワイド&マクロレンズ
著者:
アマゾンレビュー
欲しいものリストに
“GIZMON iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ”は、レンズが二重になっていて、一つ目を付けるとマクロ、更に付けると28mm程度のワイド+マクロになります。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/prod_iphone_wide_macro.php
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002FTSIF8/dgcrcom-22/


iPhone のみだと20cm程度は被写体から離れないとピントが合いません。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897031920/in/set-72157615670331003/


このマクロレンズを装着すると1cmくらいまで寄ってアップで撮れるようになります。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897033664/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3712482247/in/set-72157615670331003/


同じ位置でマクロレンズなしで撮ると、全然ピントが合いませんから、このレンズは凄い威力です。
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3897034708/in/set-72157615670331003/
http://www.flickr.com/photos/okadayoichi/3712482943/in/set-72157615670331003/


ワイド+マクロにするともうちょっと広範囲を寄って撮れるので、メモ代わりに書類や名刺などを撮っておくのにも重宝しますね。デメリットは荷物が増えること。わたしは小さな巾着袋みたいなのに入れて持ち歩いていますが、結構面倒くさいです。iPhoneだけで軽快にってわけにはいかないところが残念です。


そして、値段もちょっと高めです。特にフィッシュアイの方はAmazonで6,890円もするので、無料〜数百円で色んなアプリを楽しんでるiPhoneユーザーにとっては躊躇してしまうかもしれません。でも、日本製で外側はアルミでしっかりしていますし、レンズもこの手のガジェットにありがちなチープなプラスチックのレンズではなくガラス製でクリアーな写りです。全体的にオモチャっぽい感じはまったくなく高級な感じがします。


iPhoneの写真がアプリだけで満足できなくなってきたら、一度試してみてはいかがでしょうか? iPhone用だけでなく、他のトイデジに装着するコンバージョンレンズがいろいろと出ていますよ。
http://www.gizmoshop.jp/gizmon/product.php


【おかだよういち】okada@s-style-arts.com
WEBクリエイター・デザイナー+フォトグラファー
http://s-style-arts.info/ 


Nikon デジタル一眼レフカメラ D300S ボディ D300S
著者:
アマゾンレビュー
欲しいものリストに
D300Sを馴染のカメラ屋さんで発売日にゲット。毎度かなり安くして頂いてます。が、発売3日後Amazonで更に1万円安い179,690円で出てました。Amazon、こまめに要チェックです。

YouTubeで見つけました!

広告
このページの上部にもどる

アクセス

いろいろな方法でアクセスできます!