●「子どもに迷惑かけたくなければ死の迎え方は自分で決めておきなさい」という本を読む(ディスカヴァー・トゥエンティワン/2013)。異常に長いタイトルだ。スマートではないが、確かに内容を完璧に表している。それにしても常識外れだ。”デザイン以前”の装幀の新書判。ページは天と地の空きが大きく、本文は大きな文字でスカスカ組み。文字の密度は低いから、182ページとは水増し。全部読むのに60分は要らない。しかも、重要ポイントはゴチック体だから、見出しとそれを拾い読みすれば5分でOK。
筆者は米山公啓、神経内科医で評論家でタレント。年間10冊以上のペースで出版、現在までに270冊を超えるスーパー量産な人。版元のディスカヴァー・トゥエンティワンとはビジネス書・実用書・自己啓発書を中心に、中ヒット本をいくつも出して毎年利益を拡大している小出版社。編集者約10人で、年間約80冊を発行。取次を通さず、全国4000店と直取引している。この本の奥付にはなんと70人くらいの名前が並ぶ。たぶん全社員出ている。常識外れだ。
というわけで、じつに素人っぽくてしょぼい本なのに1000円とはどういうわけだと、意地悪な感情を持って中身を確認する。自分の最期をどう迎えればいいのか、医学的な情報と周囲への伝え方を解説してあり、同じことはかつてどこかで読んだ記憶があるものの、章立てや中見出しはとてもわかりやすく整理されていて、けっこう読ませる。とくに役立ったのが、「死がせまったとき、医師に選択させられること」の章の、病気別の症状と対処が簡潔に解説されているところだ。
わたしなんかいつお迎えが来てもいいと思っているが、死を妨げられず、自然な最期を迎えるのはじつはかなり大変なことだと認識した。こう死にたいという意思を事前にきちんと子供に伝えておかないと、子供に判断を委ねて苦しめることになる。わたしの心配事というか恐怖は、最期に強烈な苦痛があるのではないかということである。著者によれば、死の瞬間は意識が先になくなることから、苦痛を感じなくなるようです、とある。ようです、じゃなくて断定が欲しい。ともかく、リビングウイルを書かなくてはならぬ。(柴田)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00E37RJC8/dgcrcom-22/
「子どもに迷惑かけたくなければ死の迎え方は自分で決めておきなさい」
●罰金課されるっ。/続き。他にも見つけた似せサイトたち。(hammer.mule)
http://www.seikosuper.com
右上の「二十四時間内で出荷できる。」の画像で吹き出す。「できる。」って……。3年保証だし、サイトわりと本気だしと思って「3年保証キャンペーン」のバナーを見ると「ななぷれなら長期保証なので」とあった。
ななぷれで検索したら、楽天のショップがひっかかった。3年保証つきの商品画像もここのサイトからとっていることが判明。
人のところから取ってきてるのに、自分とこのドメインを画像に入れてるわ。図々しい。URLが長いのでgoo.glで短縮したら、後からGoogleさんに「スパムじゃないか!」と怒られた。サイトトップから「sast007」で検索してみて。
http://item.rakuten.co.jp/nanaple/sast007/
元サイト。スタッフさんの着用画像まで使われてます……。
http://www.seikosuper.com/contact_us.html
どこにライブチャットがあるんだよ〜! メールフォームの上の文章で検索したら、出てくる出てくる
たとえば、ここ。フォントが明らかにおかしい。(消えたみたい。上のと同じ文章だった)
http://www.baobaqi.com/contact_us.html
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:gFHti54-dCUJ:www.baobaqi.com/contact_us.html&strip=1
Googleのキャッシュ
「SimSun」で検索したら
http://www.jpcnmail.com/articles/17/0/aaeaaaaSimsunaSimheiaa/aaa0.html
中国語フォントだってさ
http://www.baobaqi.com/about_us.html
「私たちコンチネンタルは」(こっちも消えたみたい)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:WNYc6n2k6YgJ:www.baobaqi.com/about_us.html&strip=1
Googleのキャッシュ
http://www.continental-corp.co.jp/jp/company/
コンチネンタルさん