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カテゴリ ‘編集後記’ のアーカイブ

●さとう式リンパケアの創始者・佐藤青児の「肩こりは10秒で治る」を読んでいる(祥伝社、2013)。「この本は10秒で読める」とまではいわないが、30分あれば一通り読める。途中で実技(セルフケア)をためすともう少しかかる。筆者は歯科医で、永年にわたって口腔の健康に携わるうちに、口腔が体全体に大きな影響を及ぼすことを知り、口腔を入口とする体の構造を探って行くと、驚くべき方法で肩こりが解消することを「発見」したという。筆者の提唱する方法「筋ゆる」は、従来の肩こり対処法とまったく違う。


「筋ゆる=筋肉をゆるめる」の基本は、触る、揺らす、力を入れて力を抜く、息を吐く、バランスをとる、同期同調を利用する、ゆるーい言葉をつかうの7つに、絶対条件として「揉まない、押さない、引っ張らない」が加わる。ストレッチやマッサージは、体に負荷をかけてしまうからダメだそうだ。体にまったく負荷をかけない「筋ゆる」の8つのメソッドを図解で示しているが、ホントあきれるくらい簡単でラクチンそうだ。腰の痛みに効く、胃腸の働きをよくするメソッドなども加わるが、これまたバカバカしいほど簡単である。しかも、道具は不要で、お金もかからない。


これで治ったら医者いらねーよ、といいたいところだが、じっさい効果テキメンときては疑い深いわたしも困惑する。というのは、妻が「週刊朝日」の記事を読んで実行したら、ホント、長年悩まされてきた肩こりが消えたという。肩にさわってみると確かにやわらかい。セルフケアを一日に何度か律儀に実行しているから、ますます快調らしい。わたしも一緒にトライしたが、体が異常に固くてメソッド通りの体勢がとれない。しかも、左肩から左腕上部にかけて数か月前から痛みが発生していて、こちら側は体勢がとれるどころではない。


「筋ゆる」にはもちろん医学的な理屈がつくが、そこはめんどうくさいので飛ばし読みして、実践して効果を得られたら読み直せばいい。少なくともこの「筋ゆる」メソッドを試して、体を壊すことはないだろう。試して損はない。いまは「常識ハズレ」の「筋ゆる」理論だが、やがてこれが常識になると筆者は確信している。あやうし、ストレッチやマッサージの業界。ところで、わたしの痛い左腕系はどうしたらいいんだ。「筋ゆる」で解決しそうにないのだが、放置するわけにもいかず、ダメという揉み押し方面に行くべきか。(柴田)


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「肩こりは10秒で治る」


●続き。その夜にやっと参加のための準備にとりかかる。参加案内を読み、集合時間や場所、閉門時間を確認。コースムービーを見ながら、1kmごとの場所をメモ。土地勘があるのって有利だと思ったよ。


ペースを決め、閉門に間に合うか確認。大阪マラソン公式アプリの『ハシログ』をダウンロード。ペースナビで1km8分に設定。最初は7分30秒に設定していたが家人の勧めで8分に変更。フルなら5時間38分という超スローペース。結果的にこれが良かった。


大会だとテンションが上がって、誰でもペースは速くなるそうで、意識して遅く走らなければ体力のない未経験者だとラストで息切れするとのこと。


最初のランナーがスタートしてから最後のランナーがスタートするまで30分程度かかるはず。閉門時間は1時間50分後であったが、スタートで30分遅れると考え、閉門ギリギリの1時間20分で完走予定と事前申告をしておいた。1km8分だと、1時間11分でゴール。多少遅れてもゴールできる。続く。(hammer.mule)

●思い立って名画31本をすべて見ることにした。何が名画かは元ネタ(とりあえず秘密)による。もともと映画方面は暗いほうなので、お前が感動した映画10本挙げよ、といわれても困ってしまう。その31本のリスト(全部洋画だった)を見ると、タイトルだけ知っているのが半数あるが、すべて見ていない(!)。とりあえずリストをメモし、近所のTSUTAYA(小規模店舗)に行ってみたら、旧作棚に一本だけ発見した。ところが、会員カードの期限が2か月前に切れていて、当日のレンタルはできなかった。


ふと気がついた。かつて川口市立図書館から、古い日本映画を借りたことがあったではないか。そこで図書館のサイトを調べたら外国映画が2175本ある。この中にわが名画は必ずいくつか入っているに違いない。ただ、現在規定の冊数の予約をしているので、すぐに借りることはできない。


検索は今後の楽しみにして、わが戸田市立図書館のサイトに行ってみた。こちらでは所蔵映画のリストがないようなので、いちいち検索するしかない。わたしの知っている数少ないタイトル「カサブランカ」「サンセット大通り」がヒットしたので、予約したら早くも翌日、我が家から一番近い図書館分室に届いた。


VHSだったらいやだな。もちろん見られる環境にあるけれど、配線をいじったりするのがめんどうなのと、借りたテープをジャムったら困るなと思うからだ。さいわい2本ともDVDだった。「カサブランカ特別版」は36分のドキュメンタリー付きだ。ひととおり見た。ああこういうストーリーの映画だったのか。イングリッド・バーグマン、美し過ぎる……。だが、名画に対して軽率なことは言えない。そこでデスクまで“運んで来た”のが4冊の本。総ページ数約2370超、総重量約3.5kg、十河進さんの「映画がなければ生きていけない」である。4巻までに「カサブランカ」は3回登場していた。


十河さんは、ハンフリー・ボガード演じる男からは「非情で冷徹で、裏の世界にも通じたタフな男を装いながら、本当はセンチメンタルで心優しい人間であるという昔から大衆に好まれてきたヒーロー像が生きている。」と書く。なるほど、よくわかる。「センチメンタリストたちは『金や女が欲しくて生きているのではない』というポーズを見せずにはいられないのだ。」ますます、よくわかる。そういうやせ我慢、共感できるなあ。わたしはこの映画を「永遠のラブ・ストーリー」として括るのは違うと思う。素敵な男(たち)の映画だと思う。違うか。そしてプロパガンダ映画だと思う。間違いない。(柴田)


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カサブランカ 特別版


「映画がなければ生きていけない1999-2002」
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●続き。当日どの格好で走るのかはだいたい考えていたものの、仕事のことで頭の中がいっぱいで何の準備もしていなかった。参加案内ですら斜め読み。フルマラソン参加経験者の家人に行き帰りのことを聞かれ、まだ考えてない、ジャケットか何かでと話していたら、こういうのが便利だ、こんな感じの人が多いよと勧められ、ボディメーカーのブースでウォーミングアップスーツを衝動買い。安かった〜。


本当は家人が出たくて、第一回から、個人や職場の人たちとのグループ参加など、続けて応募しているのに、一度も当たらず。ノリで応募した私が今回当たってしまい、何かとアドバイスしようとするのであった。


他のマラソンに出たことのある人が、サンプル配布が少ないと嘆いていたけれど、私には十分。アサヒのノンアルコールビールまでもらえちゃって、次のグルメエリアで、それを飲みながら焼きそばや唐揚げを食べたよ〜。美味しかった。続く。(hammer.mule)


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ウォーミングアップスーツ。パープルは若い人向きだった……
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アサヒ ドライゼロ

●門田隆将の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」をようやく読んだ。未曾有の大事故を当事者たちの実名で綴った渾身のノンフィクションだ。あの時、何が起きたのか。人々はどう闘ったのか。マスコミの報道では決して知ることのない真実がここにある。


現場の人間たちの文字通り、死力をふり絞った闘いによって、最悪の事態はぎりぎりで回避された。暴走する原子炉と人間の、ここまで壮絶な闘いがあったとは想像もできなかった。読みながら思う。タイトルは吉田昌郎ひとりに照明を当てているが、本当の主役は多数の「死の淵を見た人々」である。嗚呼、涙なくしては読めない。


地震と大津波のあと、制御盤のパネルには、一切のランプ表示もメーター表示もなかった。電源復旧の道を探る一方で、彼らの闘いは原子炉冷却のために水をぶち込むこと、ただ一点に向かって突き進んだ。電源喪失の直後、原子炉内の線量が上昇する前に建屋に入り、水を入れるラインを確保していたとはすごい。


もしこれができていなければ冷却が全くできなかったのである。そして「ベント」だが、電源がない以上、決死隊が放射線の高い暗黒の現場に突入し、手動でバルブをあける難作業だった。当時の報道では、もっとイージーなものとして捉えられていたと思う。


1号機、3号機が水素爆発を起こし、2号機にも危機が迫っていた。吉田は「私はあの時、自分と一緒に『死んでくれる』人間の顔を思い浮かべていたんです」と後に語る。免震重要棟には600人以上が残っていたが、吉田は必要最小限の人間以外は第二原発への退避を命ずる。残ったのは「死んでいい人間」69人。トイレは血尿で真っ赤。彼らは苛酷な環境の中で、目の前いある「やらなければならないこと」に黙々と立ち向かった。だが、注水活動の人員不足が時間を経るに従い露呈し始めたため、避難した人が徐々に第一に戻り始める。そして、入れ続けた水が、最後の最後でついに原子炉の暴走を止めた。


筆者は執筆しながら「人間には、命を賭けなければならない時がある」ということを痛切に感じたという。命をかえりみず、放射能に汚染された真只中に突っ込んで行った人たち。筆者が取材で彼らに接触したとき最も驚いたのが、彼らがその行為を「当然の事」と捉え、今もって話すほどでもないことだと思っていた、ということだった。


「今回の不幸な原発事故は、はからずも現代の日本人も、かつての日本人と同様の使命感と責任感を持ち、命を賭けてでも、毅然と物事に対処していくことを教えてくれた。その意味では、この作品で描かせてもらったのは、原発事故の『悲劇の実態』と共に、最悪の事態に放り込まれた時に日本人が発揮する土壇場の『底力と信念』だったかもしれない」


原発との危急存亡の闘いのさなかに、一国の総理がその「現場」にやってきた。そのときの常軌を逸した菅首相の言動には、改めて怒りを覚える。この愚行で得たものはなにひとつなく、現場を混乱させ、3キロ圏内の住民への避難指示もベントも遅れた。「海水注入」についても、現場へ過剰介入する。果ては「逃げてみたって逃げきれないぞ!」と言い放つ。3.11当時の総理大臣が菅直人だったことが日本の不運だった。そういえば、阪神淡路大震災も、このたびの大島の災害も、「天災は忘れた頃にやってくる」のではなく「天災は左翼がトップのとき(ところ)にやってくる」のだなあ。桑原、桑原。(柴田)


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門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」


●続き。もらったTシャツ類を、もらったビニールバッグに詰めるためのテーブルの横には、応援メッセージが壁一面に書かれてあった。うん、なんだか参加する実感がわく。こういうのがうれしい。


受付エリアを出るとすぐ、大阪マラソンEXPO。参加者のみに湿布のサンプルをくれたり、靴の試着、ウェアやグッズの展示販売、テーピングの仕方に、走り方指南、限定グッズやお菓子、試飲、ゲーム、シミュレーション、Facebook用撮影スポット、スタンプラリーなど盛りだくさんであった。


いくつかのイベントで主催したり裏方やったりしている。これだけの規模のイベントをするのは大変だろうなぁと思ったりした。駅で道案内の看板を持って大声を出している人たち、すぐにいっぱいになるゴミを回収する人たち。本当におつかれさまです。


ミズノの販売エリアでは、大阪マラソン限定ウェアなどはあるものの、バーゲンはなくて、それなら荷物になるし混んでるし近くのショップでいいよね。一人5枚限定商品の販売があって、見ると今回参加のコブクロの小渕健太郎タオルだった。タビオの5本指靴下を買ったら、おまけでマウスパッドみたいなデオドラントシューズキーパーをもらってしまった。ラッキー。続く。(hammer.mule)

●またまたしょうもない映画DVDを見てしまった。無駄に時間をつぶしてしまったと後悔しているわけではない。あまりの出来の悪さを怒っているわけでもない。そういうのを好んで見るのだから自己責任だ。もっとも、レンタルショップの全品100円サービスデーでは、朝一番で殆どの新作DVDはパッケージしか残らない。わたしが行く頃は、マイナーな作品しかない(たまに新作も補充されるが)。まあ、それが狙いという変な客だ。今回はジャッキー・チェンの「ライジング・ドラゴン」も見たが、それはさておき、蜘蛛パニックと洞窟ホラーのふたつを。


「スパイダー・シティ」は地震でできた穴から出て来た、地底に棲むクモが大暴れという話だが、クモのサイズも最後には巨大になるがとりあえず小型で、シェールガスを体内に貯え火を吹き(笑)、人間の身体に潜り込むといった程度で、形状もロボット風(へたなCG)の全然不気味ではないヤツ。せいぜい10数人ほどの主な出演者のいる、ロケ隊の周辺だけ少数のクモが出るだけだから、緊張感がまるでない。モンスターでもパニックでもなんでもない映画だった。


洞窟ホラーは「ディセント ザ・ダークサイド」。ホラーとして評価が高い「ディセント」シリーズ2作とは無関係、邦題でタイトルだけ便乗している。もちろん、内容は惨憺たるもので、「絶望より深い底へ」なるキャッチフレーズが、結果としてピッタリ。兄弟が偶然見つけた洞窟の奥に、中を覗けるほどの穴があいている。この穴から奥へもぐり込み、怖い目に遭う話だなと容易に予想がつく。その後は小穴を拡げる作業と、何度も洞窟に出入りするシーン、兄弟喧嘩のシーンが続き、いったいいつになったらホラーになるの。


穴を拡げて人ひとりがようやくもぐりこめるようになる。途中で腹がつかえて身動き出来なくなる。息苦しい。なんとか中に入るが、暗闇の先に何が待ち構えているかわからない。何物かに襲われて必死で逃げ帰り、ようやく穴から這い出す。中にいるのは地底人らしいが、暗いからわからない。正体がわからないまま、意味ありげに見せた洞窟に人が住んでいたらしい痕跡の意味もわからぬまま、弟一人が脱出して終わる。2/3まで退屈、のこり1/3が暗くてよくわからない。予告編では「スティーブン・キング絶賛」なんて煽りも入ったが、どこに絶賛したんだ。


借りていたDVDを返す日がたまたま雨だった。自転車で行くのいやだなあと思っていたら、ちょうどその方面のスーパーに車で買い物に行くから、ついでに返して来てあげると娘が言う。渡りに舟でDVDを出したら、「あんたがレンタルするDVDは、クモだの蛇だの宇宙人だの変なタイトルばかりで、返すとき恥ずかしいよ」と苦情を言われた。前にもあったな、こんなこと。  (柴田)


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スパイダー・シティ
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ディセント ザ・ダークサイド


●日曜日は大阪マラソンのチャレンジラン(8.8km)に参加してきた。仕事が詰まっていて練習や準備ができず。最後の練習は月曜日で、帰宅してすぐに倒れてしまう。無理したつもりはないんだけれど。雨が続き、金曜日の朝は一時的に雨が止んでいたのだが、身体動かず断念。本番への不安を持ちつつ、土曜日は前日ということで練習は避け、ゼッケンをもらいにインテックス大阪へ。


地下鉄の中、それらしき人が増えていき、気持ちが高ぶる。受付はスムーズ。受付の老齢の女性に「初めて走られるの?」と聞かれ、「はい。マラソン大会に出るのも初めてです」と答えたら「まぁ。楽しんでらしてね」。他の受付の人たちからも「頑張ってね」と笑顔で応援され、暖かい気持ちになった。


参加Tシャツはスポンサーのミズノのクールもの。普通の綿Tシャツじゃなくて良かった。これなら普段のジョギングでも着用できる。大会当日に着用している人たちをたくさん見かけた。チャリティマラソンで、何に対して寄付したかわかる色つきバンドをつけて走るはずが、海外からの納品が遅れているとのことで後日送付になっていた。続く。(hammer.mule)

●歯医者さんに週一回通って、来週火曜日で五回目、それで今回の治療が終わる。一か月以上前に、この歯は中が痛んでいるかもしれないといわれた左上の奥歯を、再びレントゲン撮影してみた。前回は容疑ありながら放免、しかしながら今回は有罪が確定した。歯の内部が化膿しているとかで、最初の回は、削って患部を洗浄し(これがとびきり痛かった)薬を詰めて蓋をした。二回〜四回は神経を抜いたり、削ったりしているらしいが、なにをやっているのかわからない。麻酔も使わないが、とくに苦痛ではなかった。


それらの処置は一回で済ませられないものだったらしい。毎回時間はけっこうかかり、ちょっと不安でもあったが、センセイは「よし」「よし」と言いながらやっているので、うまくいっているだなと安心感がある。怯えていたが無事にすんだ。若い頃、会社のそばの歯科医は「なに? 痛え? おっかしいなあ、痛えわけねえんだけどなあ」と言いながら、ずいぶん痛い目にあわせてくれたものだ。当時、勤務時間中の歯科通いは黙認されていたのだから、なんとも寛大な会社であった。外出するときに書くホワイトボードには、「鹿」の一文字で洒落ていたわたし。


四回目は歯をだいぶ削ったらしい。そして、上と下の歯の型をとる。やわらかい合成樹脂を歯列の上にかぶせて、しばらく口をあけたまま硬化するのを待つ。吐き気がしそうだという不安があって、前からこのプロセスが大嫌いだった。そのことは助手さんも知っていて(変なところで有名人)型を入れたときは体勢を立ててくれて、励ましてもくれる。でも、かつてより硬化時間が早くなったみたいで、思ったより早く済んでホッとした。家で妻に報告したら、いい歳してそんなことを怖がるなんてバカじゃんと、心底あきれ顔だった。いやなものはいやなの。


次回、金属をかぶせて今回の工事は完了だ。もう痛いことはない。でも、きっと何か月後に歯石をとりに来なさいと言われるだろうな。いやだなあ。ところで、洗口液「リステリン・ナチュラルケア」を導入した。かつてリステリンなんとかというのを求めたが、口に含んだときのあまりの刺激(石油を口に入れたみたいな)に恐れをなし、一度試しただけで捨ててしまった。でも今回は、ノンアルコールの低刺激タイプで、天然由来の緑茶成分配合だという。口に含んで30秒のすすぎも苦にならない。あと味は悪いがすぐに慣れた。タイ製のこの液体、本当に効果あるのかな。(柴田)


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●続き。「聞いてますよ」と駅員さんは言って、引き出しを開けて何やら探し出した。訳のわからない私と友人。


「大阪駅から連絡がありまして」と、朝に渡した昼間割引きっぷを私に返しながら、その駅員さんは「今度から気をつけてくださいね」とぶっきらぼうに言った。呆然としながら、とりあえずホームに向かう。その切符には、ある部分に黄色いマーカーが引かれていた。


先に事情を飲み込んだ友人が口を切った。「ちゃんと連絡があるものなんだ」「(残りの切符を取り出して、マーカーと同じ番号を確認し)同じセットという証明まで出来ているんだ」「もし現金で払っていたらどうなったんだろう、彼女自身はもういないんだし」「顔を知っている彼女はいないのに自己申告でいいの?」「もし勇気を出して(しつこいと思われるのを覚悟で)尋ねなかったら、あの切符はどうなったの? 返せないよね」


昼間特割きっぷのセットナンバーによって、私が嘘を言っていないことを証明できた。昼間特割きっぷの利益は、時短節約だけじゃなかった。落としたのが最後の一枚でなかったのも良かった。しかし世知辛い世の中になったものよのぅ。四角四面になっちゃった。のほほんした時代は終わったのね。切符を落とした私が悪いんだけどさ。大阪駅の駅員さんに余計な連絡をさせて申し訳なかったわ。(hammer.mule)

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